当第1四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年3月31日)のわが国は、新型コロナウイルス感染症が、2月に1日当たりの新規感染者数が10万人を超え、それまでのピークの4倍という、これまでに経験のない拡大を見せ、36都道府県において、まん延防止等重点措置が実施されました。厳しい状況が残る中、各種政策の効果も徐々に見られ、景気の持ち直しが期待されましたが、ウクライナ情勢等の不透明感が見られ、原材料価格の上昇と金融資本市場も大きく変動し、安定感が見られない環境が続きました。
こうした状況の中、当社は、昨年度末に長年にわたり取り扱ってきた特殊印刷機関連事業の譲渡という大きな事業構造改革を行いました。これにより一時的には当社グループの収益に影響を及ぼしますが、当第1四半期連結累計期間より、画像検査ソフトウエアを中心とする事業に全てのリソースを集中する新しい体制でスタートしました。
当第1四半期連結累計期間における国内画像検査関連事業は、医薬品ボトル、食品パッケージ等が伸長しました。毎分300mの高速検査を実現した新型機種小型横軸ロール検査機「S-Lab HST」・高速縦軸ロール検査機「S-Lab HSY」は順調な滑り出しを見せ、引き合いも多くなっています。ただ、年初のオミクロン株の拡大とともに、昨年後半から顕著になった半導体・電子部品の不足と長納期化が、画像検査搬送機の製造と販売活動を大きく制約し、売上は、前年同期比7割程度に落ち込みました。また、前連結会計年度末に実行した特殊印刷機事業譲渡に伴うコストは、当第1四半期連結累計期間にも影響を与えましたが、無事、完了しています。
2022/05/16 16:09