こうした状況の中、当第3四半期連結会計期間における国内画像検査関連事業は、前四半期に続き、売上の積み上げに苦戦しました。2019年頃から売上が減少し始めたカードとビジネスフォーム、ボトル・容器市場向け印刷品質検査機の需要が大きく落ち込んでおり、売上が堅調に推移しているシールラベル市場と検版市場向けの需要増では、カバーしきれない状況が続きました。加えて、電子部品などの調達の長納期化が、印刷品質検査機の製造工程に影響し、納品時期が次期以降へずれ込む問題が発生しました。
また、昨年末の特殊印刷事業譲渡に伴う事業再編、すなわち、機械メーカーからソフトウエア開発メーカーへの移行に伴う体制変更のために、幹部メンバーの時間とコストを費やしたことも、画像検査機の営業活動に少なからず影響を及ぼしました。
しかしながら、当社画像検査事業の中核である、医薬品や食品ラベル、各種パッケージ市場での画像検査機と検版機の引き合いが続いており、グラビア・商業印刷用大判検版機として2年半の間に70台以上を販売した大ヒット製品『S-Scan LNC』、ロールラベル検査機の売れ筋製品である『S-Lab SSVシリーズ』や、分速300mの高速画像検査を実現した『S-Lab HSY』、卓上ロールラベル検査機『S-Lab Lite』など、これまでの当社の成長を支えてきたラベル・パッケージ印刷品質検査用標準機の受注が進んでいます。
2022/11/14 16:24