6481 THK

6481
2024/08/23
時価
3558億円
PER 予
16.15倍
2010年以降
赤字-35.78倍
(2010-2023年)
PBR
0.85倍
2010年以降
0.75-2.18倍
(2010-2023年)
配当
1.68%
ROE 予
5.24%
ROA 予
3.54%
資料
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設備投資額 - 中国

【期間】
  • 通期

連結

2019年12月31日
39億1800万
2020年12月31日 -21.31%
30億8300万
2021年12月31日 +54.65%
47億6800万
2022年12月31日 +90.33%
90億7500万
2023年12月31日 -21.92%
70億8600万

有報情報

#1 事業の内容
欧州においては、THK GmbH及びTHK France S.A.S.が販売を担当しております。またTHK Manufacturing of Europe S.A.S.及びTHK Manufacturing of Ireland Ltd.が製造を担当しております。THK RHYTHM AUTOMOTIVE GmbH及びTHK RHYTHM AUTOMOTIVE CZECH a.s.は、リンクボール・サスペンションボールジョイント等の輸送機器要素部品を輸送機器メーカー向けに製造販売しております。加えて、THK CAPITAL UNLIMITED COMPANY及びTHK FINANCE UNLIMITED COMPANYがグループファイナンス及び資金管理業務を担当しております。
中国においては、THK(中国)投資有限公司、THK(上海)国際貿易有限公司が販売を担当しております。また、大連THK瓦軸工業有限公司、THK(無錫)精密工業有限公司、THK(遼寧)精密工業有限公司、THK(常州)精工有限公司が製造を担当しております。蒂業技凱力知茂(広州)汽車配件有限公司及び蒂業技凱力知茂(常州)汽車配件有限公司はリンクボール・サスペンションボールジョイント等の輸送機器要素部品を輸送機器メーカー向けに製造販売しております。
その他の地域においては、THK TAIWAN CO., LTD.(台湾)、THK LM SYSTEM Pte. Ltd.(シンガポール)が販売を担当しております。また、THK MANUFACTURING OF VIETNAM CO.,LTD.(ベトナム)が製造を担当しております。THK India Pvt. Ltd.(インド)及び当社の関連会社である三益THK株式会社(韓国)は販売及び製造を担当しております。
2024/03/18 10:48
#2 事業等のリスク
② 海外事業展開について
当社グループは、米州、欧州、アジア他に製造・販売拠点を有しておりますが、中国をはじめとする新興国製品の台頭により、特に価格面における競争環境はグローバル規模で厳しさを増しています。
当社グループでは、顧客の心で考え、行動し、検証する「顧客志向」の立場で日々営業活動を行うとともに、LMガイドの故障及び潤滑診断、予兆検知等のネットワーク機能を備えた「OMNIedge」、当社と顧客を繋ぐコミュニケーションプラットフォームである「Omni THK」等、ITを活用して顧客や市場のニーズを的確に捉える仕組みを導入し、高性能で付加価値の高い製品の開発、提供を継続して進めていますが、顧客や市場のニーズを十分に予測できず、魅力ある新製品を開発できない場合や新製品の市場への投入が遅れた場合、他社が画期的な新製品を開発することによって、当社製品が機械要素部品及び輸送用機器要素部品に占める地位を失うに至った場合には、将来の成長と収益性を低下させるおそれがあります。
2024/03/18 10:48
#3 地域に関する情報(IFRS)(連結)
外部顧客への売上収益
(単位:百万円)
欧州62,50769,839
中国84,04659,919
その他33,78925,056
(注)売上収益は、販売仕向先の所在地によっております。
非流動資産
2024/03/18 10:48
#4 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2023年12月31日現在
欧州1,798
中国3,091
その他888
(注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。
(2)提出会社の状況
2024/03/18 10:48
#5 沿革
2【沿革】
年月概要
1989年1月台湾、台北市に恵祥有限公司(台湾)との合弁によりTHK TAIWAN CO., LTD.(現・連結子会社)を設立。
1989年5月中国、北京市に中国技術進出口総公司備品配件公司(中国)、北京数控技術開発中心(中国)との共同でCNTIC-THK SERVICE CENTERを開設。
1989年11月株式店頭公開。
年月概要
2005年9月中国、大連市に中国における統括会社としてTHK(中国)投資有限公司(現・連結子会社)を設立。
2006年12月シンガポール、サンテックシティ地区にTHK LM SYSTEM Pte. Ltd.(現・連結子会社)を設立。
2024/03/18 10:48
#6 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
5.当連結会計年度より、資本的支出の金額を設備投資額に変更しております。また、前連結会計年度についても変更しております。
(3)製品及びサービスに関する情報
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#7 注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)(連結)
為替感応度分析
各報告期間における外貨建資産・負債の残高のうちヘッジが付されていないエクスポージャーに対して、米ドル、ユーロ及び中国元が1%円高になった場合に、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因(残高、金利等)は一定であることを前提としております。
2024/03/18 10:48
#8 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1975年10月株式会社大隈鐵工所退社
2005年2月THK(遼寧)精密工業有限公司董事長に就任(現)
2005年9月THK(中国)投資有限公司董事長に就任(現)
2007年5月株式会社リズム(現 THKリズム株式会社)代表取締役会長に就任(現)
2024/03/18 10:48
#9 研究開発活動
当社グループは、本社およびテクノセンター(東京都)を研究開発拠点として、基幹の直動システムをはじめ、精密XYステージやリニアモータアクチュエータなどのメカトロ機器、さらに自動車、免震・制震装置、医療機器、航空機、再生可能エネルギー、ロボットなどの消費財に近い分野において、直動システムのコア技術とノウハウを活かした製品開発に努めています。
海外では、中国に研究開発拠点としてR&Dセンター、ドイツにはTHK RHYTHM AUTOMOTIVEの研究開発部門を構え、世界各地のお客様のニーズにより的確にお応えできるよう、米州、欧州、アジアを視野に入れた最適地開発体制の構築を進めています。
産業機器関連事業では、ボンダー用ミニチュアガイド「AHR形」を開発しました。半導体製造装置の高性能化要求に貢献していきます。ラック&ピニオンによるケージずれ防止機構を有した「VRG形」のラインナップを拡充し、センターレールタイプの「VRG-W形」を市場投入しました。軽くなめらかな動作が必要な箇所に提案していきます。幅広い市場で使用しやすい互換性LMガイド「HDR形」では6方向からグリースの補充を可能とした形番をラインナップに追加しました。また、自由な経路設計を可能としたホイールガイド「CWG形」を開発しました。直線と曲線の組み合わせによりお客様の要求にマッチした経路を実現する搬送システムを提案していきます。
2024/03/18 10:48
#10 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
当社グループは、地理的な領域拡大を目指した「グローバル展開」、用途的な領域拡大を目指した「新規分野への展開」、AI、IoT、ロボットをはじめとするテクノロジーを徹底活用する「ビジネススタイルの変革」を成長戦略の柱として掲げ、事業領域の拡大を図っております。
グローバル展開では、日本・米州・欧州・アジアの4極において、現地で生産して販売するという「需要地における製販一体体制」を構築しています。日本国内における当社グループのLMガイドをはじめとする直動製品の認知度は高く、市場シェアも高水準で推移する一方、海外では普及率が日本国内に比べて低いことから、まだ多くの潜在需要が存在すると考えております。近年は、とりわけ中長期的に需要の拡大が見込まれる中国やその他の新興国において、販売網の拡充ならびに生産体制の強化を図っています。加えて、先進国においてもユーザーの裾野が広がる中で着実に需要を取り込むべく販売網を拡充し、さらなる成長へと繋げています。
新規分野への展開では、LMガイドを中心とする製品群の現在の主な顧客は資本財メーカーですが、自動車、医療機器、航空機、サービスロボットなど消費財に近い分野に加え、免震・制震装置、再生可能エネルギー関連など自然災害や気候変動のリスクを低減する分野へと当社グループの製品の採用が広がっています。このように産業分野のみならず我々の身の回りにも膨大な需要が存在すると考えており、これらの需要を取り込むべく、これまで培ってきた直動システムのコア技術を応用した新製品を投入し、新規分野への展開を加速しています。
2024/03/18 10:48
#11 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当社グループの主な資金需要は、製品製造のための原材料及び部品の購入費、製造経費、販売費および一般管理費等の運転資金に加え、生産効率及び品質向上、生産能力増強を目的とした設備投資や技術革新に対応した研究開発のための資金ならびに配当金支払いなどを見込んでおります。
当連結会計年度の設備投資額は、前連結会計年度の320億9千5百万円に比べ19億4千1百万円(△6.1%)減少し、301億5千3百万円となりました。研究開発費は、前連結会計年度の63億3千8百万円に比べ1億7千6百万円(△2.8%)減少し、61億6千1百万円となりました。配当金支払額は、97億9千5百万円となりました。
これらの設備投資、研究開発のための資金や、配当金の支払などの原資については、主に自己資金で賄っております。
2024/03/18 10:48
#12 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
7.当社は、取締役会の監督機能強化を図るとともに、業務執行に係る責任と役割を明確にして、意思決定、業務執行の迅速化を図るため、執行役員制度を導入しております。執行役員(取締役による兼任を除く)は、以下の19名であります。
役職名氏名職名
常務執行役員木下 直樹THK(中国)投資有限公司副董事長兼 THK(中国)投資有限公司総経理
常務執行役員佐藤 宜史THK America,Inc.代表取締役社長
執行役員木村 雅樹社長室長兼 経営戦略統括本部総合企画統括部長
執行役員飯田 勝也産業機器統括本部商品企画統括部長兼 産業機器統括本部技術本部技術開発統括部長兼 THK(中国)有限公司技術統括部長
執行役員藤田 勝巳経営戦略統括本部人事総務統括部長
2024/03/18 10:48
#13 設備投資等の概要
その結果、当連結会計年度の設備投資の総額は、30,153百万円(うち有形固定資産に対する投資額は28,757百万円)となりました。
セグメントごとの設備投資額は以下のとおりであります。
(1)日本
2024/03/18 10:48