四半期報告書-第37期第2四半期(平成27年1月1日-平成27年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期又は当期間)につきましては、第1四半期連結累計期間(以下、第1四半期)においては、やや低調な販売環境になったものの、平成27年1月以降は、ユーザーの設備投資が持ち直し基調で推移し、当第2四半期全体では概ね堅調な市場環境となりました。
このような中、当社では、顧客ニーズや市場動向に応じた営業展開を進めるため、既存製品の技術改良や新製品の販売を強化するとともに、世界各地で開催された主要展示会に参加し、ユーザー需要の喚起に注力しました。生産面では、日本国内における生産体制の拡充に尽力するとともに、主力のインド工場では当社製品を直送する体制の整備や新たな用地取得に向けた投資など、インド工場の利用度拡充に向けた取組みを強化いたしました。
以上の結果、売上高につきましては、高い水準にあった受注残高を背景に、効率的な出荷活動・生産面の強化に注力したことにより、12,598百万円(前年同期比117.0%)と増収を達成しました。また、当期間の受注高につきましても、各主要市場で販売が順調に推移し、12,615百万円(同112.2%)と前年同期の水準を上回りました。当期間末現在の受注残高については、10,261百万円(前年同期末比115.9%)となっております。
製品別売上高状況
(単位:百万円)
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が6,897百万円(前年同期比116.9%)、金型が3,515百万円(同120.1%)、付属機器が867百万円(同128.5%)、部品その他が1,318百万円(同104.2%)と、それぞれ増収を達成しました。機種別では、主力製品のASB-70DPシリーズが前年同期の水準を上回るとともに、HSB-2M型などの耐熱ボトル用の成形機が大幅に販売を伸ばしました。また、高い生産能力と汎用性を兼ね備えたPF24-8B型は、前年同期並みの水準に留まりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
① 米州
中米市場では前年同期の水準を下回ったものの、北米市場では堅調な需要環境を背景に販売を伸ばし、地域全体の売上高は3,342百万円(前年同期比112.5%)と増収となりました。セグメント利益も増収の影響により、1,129百万円(同114.9%)と増益となりました。
② 欧州
大型案件の出荷に加えて、各地域の販売が順調に推移したことにより、地域全体の売上高は2,524百万円(前年同期比124.6%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、営業費用が大幅に増加したことにより575百万円(同99.0%)と前年同期並みの水準になりました。
③ 南・西アジア
大規模市場であるインド市場で前年同期の水準を上回るとともに、中東市場や東南アジアなどでも大幅に販売を伸ばし、地域全体の売上高は4,507百万円(前年同期比139.9%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、貸倒引当金を計上したことにより、372百万円(同73.5%)と大幅減益となりました。
④ 東アジア
主要市場である中国において販売が比較的低調に推移したことにより、地域全体の売上高は1,005百万円(前年同期比79.5%)と大幅減収となりました。セグメント利益は、前年同期のような特殊仕様機の出荷がなくなったことなどにより、収益性が改善し、291百万円(同403.4%)と大幅増益となりました。
⑤ 日本
当期間の前半は低調な販売推移になったものの、後半に盛り返し、売上高は1,218百万円(前年同期比95.1%)と僅かながら前年同期を下回りました。セグメント利益は、販売費などの営業費用が減少したことにより、261百万円(同116.5%)と増益となりました。
利益面では、増収効果により売上総利益は5,356百万円(前年同期比112.5%)と増益を達成いたしました。営業損益は、増収などによる販売費用の増加に加え、連結子会社において貸倒引当金を計上したことにより、販売費及び一般管理費が増加したものの、高い水準の売上総利益を確保したことにより、営業利益は1,678百万円(同105.7%)となりました。
経常利益は、第1四半期では円安基調の為替により多額の為替差益を計上したものの、当第2四半期ではユーロ相場の変動により為替差益が減少し、2,154百万円(同100.6%)に留まりました。最終損益である四半期純利益は、法人税等が前年同期を上回ったことにより1,242百万円(同92.4%)と前年同期を下回りました。
なお、売上高、売上総利益、営業利益については、第23期(平成13年9月期)から集計している第2四半期連結累計期間(第30期以前は中間期)で過去最高を記録することができました。
当第2四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ173百万円増加し、4,646百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期間)における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
たな卸資産の増加や法人税等の支払いによる資金の減少要因がみられた中で、税金等調整前四半期純利益(2,165百万円)が計上されたことにより、営業活動の結果増加した資金は194百万円(前年同期:500百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
インド工場の追加投資用の資金を一時的に定期預金で運用したことにより、投資活動の結果支出した資金は1,364百万円(前年同期:601百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払いが発生した中で、インド工場への投資資金のための新規借入の大幅な増加により、財務活動の結果増加した資金は1,277百万円(前年同期:935百万円の支出)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した当社グループが対処すべき課題は、次のとおりであります。
当社のインドの連結子会社(ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.)は、インド国税当局から平成22年3月期及び平成23年3月期に対する関係会社間取引価格等に関する更正通知を受けて、インド国税当局(紛争解決委員会)に対し異議申立書を提出しておりましたが、平成22年3月期に対する申立については、同当局より申立却下の決定が下されたため、連結子会社は、当社及び連結子会社の見解の正当性を主張していくため、当第2四半期連結累計期間中に税務裁判所へ提訴いたしました。
インドにおける課税形態や税務実務は、他の国に比して特異性や不確実性を有しており、移転価格税制に関する更正通知を受ける事案が多発し、多くのケースでは税務訴訟に発展しております。なお、司法による解決になった場合は、より公平かつ客観的な判断を得られる可能性が高く、現段階では最終的な税務負担が発生する可能性は高くないと認識しております。今後とも、将来年度における課税リスクの軽減を図ってまいります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費用は37百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期又は当期間)につきましては、第1四半期連結累計期間(以下、第1四半期)においては、やや低調な販売環境になったものの、平成27年1月以降は、ユーザーの設備投資が持ち直し基調で推移し、当第2四半期全体では概ね堅調な市場環境となりました。
このような中、当社では、顧客ニーズや市場動向に応じた営業展開を進めるため、既存製品の技術改良や新製品の販売を強化するとともに、世界各地で開催された主要展示会に参加し、ユーザー需要の喚起に注力しました。生産面では、日本国内における生産体制の拡充に尽力するとともに、主力のインド工場では当社製品を直送する体制の整備や新たな用地取得に向けた投資など、インド工場の利用度拡充に向けた取組みを強化いたしました。
以上の結果、売上高につきましては、高い水準にあった受注残高を背景に、効率的な出荷活動・生産面の強化に注力したことにより、12,598百万円(前年同期比117.0%)と増収を達成しました。また、当期間の受注高につきましても、各主要市場で販売が順調に推移し、12,615百万円(同112.2%)と前年同期の水準を上回りました。当期間末現在の受注残高については、10,261百万円(前年同期末比115.9%)となっております。
製品別売上高状況
(単位:百万円)
| ストレッチブロー 成形機 | 金型 | 付属機器 | 部品その他 | 合計 | |
| 前第2四半期 | 5,900 | 2,926 | 675 | 1,264 | 10,765 |
| 当第2四半期 | 6,897 | 3,515 | 867 | 1,318 | 12,598 |
| 対前年同期比 | 116.9% | 120.1% | 128.5% | 104.2% | 117.0% |
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が6,897百万円(前年同期比116.9%)、金型が3,515百万円(同120.1%)、付属機器が867百万円(同128.5%)、部品その他が1,318百万円(同104.2%)と、それぞれ増収を達成しました。機種別では、主力製品のASB-70DPシリーズが前年同期の水準を上回るとともに、HSB-2M型などの耐熱ボトル用の成形機が大幅に販売を伸ばしました。また、高い生産能力と汎用性を兼ね備えたPF24-8B型は、前年同期並みの水準に留まりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
| 米州 | 欧州 | 南・西アジア | 東アジア | 日本 | 合計 | |
| 前第2四半期 | 2,971 | 2,026 | 3,222 | 1,264 | 1,281 | 10,765 |
| 当第2四半期 | 3,342 | 2,524 | 4,507 | 1,005 | 1,218 | 12,598 |
| 対前年同期比 | 112.5% | 124.6% | 139.9% | 79.5% | 95.1% | 117.0% |
① 米州
中米市場では前年同期の水準を下回ったものの、北米市場では堅調な需要環境を背景に販売を伸ばし、地域全体の売上高は3,342百万円(前年同期比112.5%)と増収となりました。セグメント利益も増収の影響により、1,129百万円(同114.9%)と増益となりました。
② 欧州
大型案件の出荷に加えて、各地域の販売が順調に推移したことにより、地域全体の売上高は2,524百万円(前年同期比124.6%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、営業費用が大幅に増加したことにより575百万円(同99.0%)と前年同期並みの水準になりました。
③ 南・西アジア
大規模市場であるインド市場で前年同期の水準を上回るとともに、中東市場や東南アジアなどでも大幅に販売を伸ばし、地域全体の売上高は4,507百万円(前年同期比139.9%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、貸倒引当金を計上したことにより、372百万円(同73.5%)と大幅減益となりました。
④ 東アジア
主要市場である中国において販売が比較的低調に推移したことにより、地域全体の売上高は1,005百万円(前年同期比79.5%)と大幅減収となりました。セグメント利益は、前年同期のような特殊仕様機の出荷がなくなったことなどにより、収益性が改善し、291百万円(同403.4%)と大幅増益となりました。
⑤ 日本
当期間の前半は低調な販売推移になったものの、後半に盛り返し、売上高は1,218百万円(前年同期比95.1%)と僅かながら前年同期を下回りました。セグメント利益は、販売費などの営業費用が減少したことにより、261百万円(同116.5%)と増益となりました。
利益面では、増収効果により売上総利益は5,356百万円(前年同期比112.5%)と増益を達成いたしました。営業損益は、増収などによる販売費用の増加に加え、連結子会社において貸倒引当金を計上したことにより、販売費及び一般管理費が増加したものの、高い水準の売上総利益を確保したことにより、営業利益は1,678百万円(同105.7%)となりました。
経常利益は、第1四半期では円安基調の為替により多額の為替差益を計上したものの、当第2四半期ではユーロ相場の変動により為替差益が減少し、2,154百万円(同100.6%)に留まりました。最終損益である四半期純利益は、法人税等が前年同期を上回ったことにより1,242百万円(同92.4%)と前年同期を下回りました。
なお、売上高、売上総利益、営業利益については、第23期(平成13年9月期)から集計している第2四半期連結累計期間(第30期以前は中間期)で過去最高を記録することができました。
当第2四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上高 | 売上総利益 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期純利益 | |
| 前第2四半期 | 10,765 | 4,763 | 1,587 | 2,140 | 1,345 |
| 当第2四半期 | 12,598 | 5,356 | 1,678 | 2,154 | 1,242 |
| 対前年同期比 | 117.0% | 112.5% | 105.7% | 100.6% | 92.4% |
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ173百万円増加し、4,646百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期間)における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 営業活動による キャッシュ・フロー | 投資活動による キャッシュ・フロー | 財務活動による キャッシュ・フロー | 現金及び現金同等物 の期末残高 | |
| 前第2四半期 | 500 | △601 | △935 | 3,737 |
| 当第2四半期 | 194 | △1,364 | 1,277 | 4,646 |
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
たな卸資産の増加や法人税等の支払いによる資金の減少要因がみられた中で、税金等調整前四半期純利益(2,165百万円)が計上されたことにより、営業活動の結果増加した資金は194百万円(前年同期:500百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
インド工場の追加投資用の資金を一時的に定期預金で運用したことにより、投資活動の結果支出した資金は1,364百万円(前年同期:601百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払いが発生した中で、インド工場への投資資金のための新規借入の大幅な増加により、財務活動の結果増加した資金は1,277百万円(前年同期:935百万円の支出)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した当社グループが対処すべき課題は、次のとおりであります。
当社のインドの連結子会社(ASB INTERNATIONAL PVT. LTD.)は、インド国税当局から平成22年3月期及び平成23年3月期に対する関係会社間取引価格等に関する更正通知を受けて、インド国税当局(紛争解決委員会)に対し異議申立書を提出しておりましたが、平成22年3月期に対する申立については、同当局より申立却下の決定が下されたため、連結子会社は、当社及び連結子会社の見解の正当性を主張していくため、当第2四半期連結累計期間中に税務裁判所へ提訴いたしました。
インドにおける課税形態や税務実務は、他の国に比して特異性や不確実性を有しており、移転価格税制に関する更正通知を受ける事案が多発し、多くのケースでは税務訴訟に発展しております。なお、司法による解決になった場合は、より公平かつ客観的な判断を得られる可能性が高く、現段階では最終的な税務負担が発生する可能性は高くないと認識しております。今後とも、将来年度における課税リスクの軽減を図ってまいります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費用は37百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。