国内では、400mm幅U形鋼矢板対応「サイレントパイラーF111(硬質仕様)」の後継機で、硬質地盤に対する掘削能力・施工効率を高めた新型機「サイレントパイラーF112」の販売が順調に進捗しました。海外では、ブラジルにおける製品売上の計上やシンガポールでのジャイロパイラーの販売が貢献しました。これにより当セグメントの売上高は5,280百万円(前年同四半期比5.1%増)、営業利益は1,518百万円(同13.7%増)となりました。
b. 圧入工事事業
国内では、工法採用が堅実に推移する中、東日本大震災復興事業における水門工事の基礎(岩手県)、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で被災した肱川流域の護岸補強(愛媛県)、地すべり抑止杭、道路崩落現場での道路擁壁工事(北海道)、ため池の堤体改修(京都府)等において工事が順調に進捗しました。しかしながら、海外において連結子会社が1社減少した影響もあり、圧入工事事業の売上高は2,137百万円(前年同四半期比13.0%減)となりました。また利益率の高い案件が少なかったことや人件費の増加を受け、営業利益は299百万円(同28.5%減)となりました。
2024/01/12 10:00