営成績等の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、不安定な国際情勢から輸出を中心に弱さが続いたものの、雇用・所得環境が改善するなど、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。 一方、海外経済は米中の貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱、中東情勢の緊迫化による不確実性、金融資本市場の変動の影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。 防災・情報通信業界におきましては、民間設備投資が緩やかに増加しておりますが、原材料価格や労務費の上昇による工事コストの高騰など収益に影響を及ぼす要因もあります。 このような状況のもと、当社グループは、全社を挙げて営業活動を推進してまいりました結果、受注高は60,878百万円(前年同期比0.2%減)、売上高につきましては、防災事業、情報通信事業等ともに増加し、55,594百万円(同7.4%増)となりました。また、利益におきましては、売上高の伸長に加え、原価率が改善したことなどから、営業利益は2,543百万円(同120.8%増)、経常利益は2,530百万円(同120.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,697百万円(同143.6%増)といずれも前年同期を上回る結果となりました。 セグメントごとにおける概況は次のとおりであります。 防災事業の火災報知設備と消火設備につきましては、既存物件に対するリニューアル提案の徹底ならびに、新築受注からメンテナンス受注に至る部門間の連携強化を図るとともに、海外においては、システム販売を中心に積極的な営業を推進してまいりました。 以上の結果、防災事業の受注高は51,357百万円(同0.6%増)、売上高は47,013百万円(同6.4%増)、 セグメント利益(営業利益)は5,716百万円(同19.4%増)となりました。 情報通信事業等の情報通信設備と防犯設備等につきましては、事業の選択と集中を進めながら、アクセスコントロール設備や監視カメラ設備等のリニューアルを中心とした営業を展開してまいりました。 以上の結果、情報通信事業等の受注高は9,521百万円(同4.3%減)、売上高は8,580百万円(同12.9%増)、セグメント損失(営業損失)は64百万円(前年同期はセグメント損失415百万円)となりました。 なお、当社グループの売上高は、通常の営業形態として、第4四半期連結会計期間に完成する工事の割合が大きいため、第4四半期連結会計期間の売上高と他の四半期連結会計期間の売上高との間に著しい相違があり、業績に季節的変動があります。
② 資本の財源及び資金の流動性
2020/02/06 14:26