半期報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/06 10:18
【資料】
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【項目】
37項目
11.金融商品
(1) 公正価値の算定方法
金融商品の公正価値は、以下のとおり算定しております。
(デリバティブ)
取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
(株式および債券)
市場価格が入手できる場合は、市場価格を用いております。市場価格が入手できない金融商品の公正価値は、入手可能なデータ等を勘案し、類似企業の直近取引価格および将来キャッシュ・フローを割り引く方法等の評価方法により見積っております。
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、エプソンの信用状態は実行後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。なお、固定金利によるものは、当該長期借入金の元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(社債)
当社の発行する社債の公正価値は、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
(2) 公正価値ヒエラルキー
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1: 活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接または間接的に使用して算出された公正価値
レベル3: 観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
エプソンは、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替を、前連結会計年度および当中間連結会計期間の末日に発生したものとして認識しております。
① 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下のとおりであります。なお、以下の表に表示されていない償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は近似しております。
前連結会計年度(2024年3月31日) (単位:百万円)
帳簿価額公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
償却原価で測定する金融負債
借入金49,070-48,963-48,963
社債119,781-118,571-118,571
合計168,851-167,534-167,534

当中間連結会計期間(2024年9月30日) (単位:百万円)
帳簿価額公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
償却原価で測定する金融負債
借入金48,486-48,382-48,382
社債109,821-108,441-108,441
合計158,308-156,823-156,823

借入金、社債には1年以内返済予定または償還予定の残高を含めて表示しております。
② 公正価値で測定する金融商品
公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2024年3月31日) (単位:百万円)
公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産-649-649
株式12,623-7,52920,153
債券--151151
合計12,6236497,68120,953
公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-2,581-2,581
合計-2,581-2,581

当中間連結会計期間(2024年9月30日) (単位:百万円)
公正価値
レベル1レベル2レベル3合計
公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産-1,874-1,874
株式11,578-7,39818,976
債券--142142
合計11,5781,8747,54020,994
公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-1,597-1,597
合計-1,597-1,597

前連結会計年度および当中間連結会計期間において、レベル1とレベル2の間の振替が行われた金融商品はありません。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前中間連結会計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 2024年4月1日
至 2024年9月30日)
期首残高5,3517,681
利得および損失
純損益(注)-△8
その他の包括利益682△181
購入85349
期末残高6,8887,540

(注)要約中間連結包括利益計算書の「その他の営業収益」および「その他の営業費用」に含まれております。