当連結会計年度の世界経済は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の拡大に伴う経済活動の制限緩和が見られ、概ね回復基調で推移いたしました。一方で、長期化するウクライナ情勢の影響、外国為替相場の変動、世界的な原材料価格の高騰及び半導体など一部の部品供給不足は継続しており、世界経済の先行きは不透明な状況にあります。
当社グループにおいては、主力の欧州地域ではウクライナ情勢や半導体不足により自動車生産台数は前年同期と比較して減少する等の影響がありましたが、日本、アジア、中国、アメリカの各地域の販売は回復基調にあり、当連結会計年度の売上高は、175,683百万円となりました。営業損失については、販売の回復に伴う操業度向上により収益性は改善に向かっているものの、原材料価格の高騰や部品の供給遅れに伴う物流費用の増加等が続いており、5,729百万円となりました。経常損失は持分法による投資利益等により改善し、4,140百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は経常損失に加え、事業再生計画の進展に伴う国内や欧州での固定資産の減損損失や、一方で構造改革引当金の戻入等もあり、1,613百万円となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは「自動車機器事業」のみであるため、セグメント別の記載を省略しております。
2023/03/30 15:27