売上高
個別
- 2014年3月31日
- 492億6100万
- 2015年3月31日 +72.38%
- 849億1600万
有報情報
- #1 事業等のリスク
- ●アドバンテストの事業と業績は半導体産業の顕著に変動する需要に影響されます。2015/06/25 17:04
アドバンテストの事業は、半導体設計製造会社(IDM)、ファブレス半導体企業、ファウンドリーおよびテストハウスの設備投資に大きく依存しております。これらの企業の設備投資および一般投資は、主に半導体に対する現在および将来の需要、ならびに半導体を利用した製品に対する需要によって決定されます。かかる需要は世界経済の全体的な状況の影響を大きく受けます。今日までの経験として、半導体業界の不況時において、一般的に半導体メーカーのテストシステム投資を含む設備投資は、半導体の世界的な出荷額の減少率よりも大きく減少します。半導体業界では、過剰在庫の時期が繰返し発生するなど今まで周期的な動きを示しており、そのことがアドバンテストの製品を含め、半導体業界のテストシステムに対する需要にしばしば深刻な影響を与えてきました。特にメモリ半導体の市場は非メモリ半導体に比べ、より需要の変動が大きいと思われます。当連結会計年度において、アドバンテストの半導体・部品テストシステムの売上高のうち、メモリ半導体用テストシステムの売上高は、前年の32.1%から11.8ポイント減少したものの、20.3%を占めております。したがって、メモリ半導体市場の市況は、今後もアドバンテストの事業と業績に対して悪影響を与える可能性があります。
世界的な半導体市場は、2010年は、前年のマイナス成長の反動に加え、新興国の旺盛な電子機器の需要により、前年比31.8%の増加と大幅に回復しました。2011年は、世界経済の低迷、東日本大震災やタイの洪水による一時的な電子機器生産活動の低迷などにより、前年比0.4%の増加に留まりました。2012年は、南欧諸国の債務問題に起因した欧州経済の停滞の長期化や、これまで世界経済の下支え役を担ってきた中国経済の減速などにより前年比2.7%の減少となりました。2013年は、製品毎に多少の差はあったものの全体では堅調に推移し、前年比4.8%の増加となりました。2014年も製品毎に多少の差はあるものの、前年比9.9%の増加となり、2011年以降で最大の成長率となりました。非メモリ半導体の世界的売上は、2010年は、デジタル家電やスマートフォン、タブレットPCなどの各種電子機器需要の盛り上がりを背景に、前年比26.0%の増加となりました。2011年もスマートフォン、タブレット型端末などの需要の盛り上がりなどにより、前年比4.4%の増加となりました。2012年も引き続きモバイル機器市場の活発な動きを背景に、通信用半導体やLCDドライバ等の半導体が好調に推移したものの、その他の電気機器の低迷から、前年比1.8%の減少となりました。2013年は、スマートフォンやタブレット型端末などが堅調に推移し、前年比1.7%の増加となりました。2014年も、スマートフォンの世界的な普及や性能向上が進んだことにより、前年比7.6%の増加となりました。メモリ半導体の世界的売上は、2010年は、携帯機器に搭載されるモバイル用DRAMの需要が堅調に推移したため、前年比55.4%の増加となりました。2011年は、パソコンなどの機器の需要沈滞に端を発したDRAM価格の下落などにより、前年比12.7%の減少となりました。2012年も引き続き、パソコンなどの機器の需要が低調に推移したことにより、前年比6.2%の減少となりました。2013年は、低価格スマートフォン向けのDRAMやLPDDR等の需要の高まりなどにより、前年比17.6%の増加となりました。2014年は、パソコン用の半導体需要が好調であったことなどにより、前年比18.2%の増加となりました。 - #2 対処すべき課題(連結)
- 当社は、長年にわたる研究開発を通じて培った「計測技術」をコア・コンピタンスとしつつ、ここ数年の損益水準に鑑みた下記の2つの方針を遂行することで、企業価値の向上に取り組みます。2015/06/25 17:04
まず、不況期においても安定的に利益創出可能なコスト構造の維持に努めます。具体的には、事業環境に応じた機動的な人員配置の徹底による人件費適正化、業務効率改善、原価低減などを通じ、2013年度下期から引き下げてきた損益分岐点売上高の上昇を抑制します。
また、持続的な成長を可能とする事業構造への転換を図ります。具体的には、半導体試験装置事業における競争力を維持向上し収益の安定確保に努める一方、半導体試験周辺市場や半導体試験とは異なる市場領域の事業からの収益を拡大します。この構造転換を加速するため、成長市場・重点分野への経営資源の配分を、財務の健全性と効率性に配慮しつつ、これまで以上に機動的に進めてまいります。 - #3 引当金の計上基準
- (2)製品保証引当金2015/06/25 17:04
無償保証期間中の修理費用等をその発生した期間に正しく割り当てられるように処理するため、過年度の売上高に対して発生した次年度の修理費用の発生率等を基礎として、翌事業年度に発生する見積額を計上しております。
(3)役員賞与引当金 - #4 業績等の概要
- 当連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)の状況2015/06/25 17:04
当連結会計年度における世界経済は、当初の期待より減速したものの、着実な成長が続いた米国経済に支えられ、総じて緩やかな回復基調を維持しました。区分 前連結会計年度 当連結会計年度 前年同期比 受注高 (億円) 1,274 1,763 38.4% 売上高 (億円) 1,119 1,633 46.0% 営業利益 (億円) △364 146 -
半導体関連市場においては、スマートフォンの世界的な普及や性能向上が進んだこと、データセンターに関連する半導体需要が拡大したことなどから、半導体メーカー各社で生産能力増強や微細化に向けた設備投資が活発に展開されました。 - #5 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- アドバンテストは、半導体・部品テストシステムの製品群とテスト・ハンドラやデバイス・インタフェースおよびナノテクノロジー関連のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発および保守・サービス等の事業活動を展開しております。2015/06/25 17:04
半導体・部品テストシステム事業部門は、半導体・電子部品産業においてテストシステム製品を顧客に提供することを事業としております。この事業部門は、非メモリ半導体用テストシステムおよびメモリ半導体用テストシステムを事業内容としております。非メモリ半導体用テストシステムには、SoC半導体用テストシステム、LCDドライバIC用テストシステムおよび車載半導体用テストシステムなどの製品群があります。当事業セグメントは当連結会計年度において売上高の66.3%を占めており、アドバンテストの最も重要な事業セグメントであります。
メカトロニクス関連事業部門は、半導体デバイスをハンドリングするメカトロニクス応用製品のテスト・ハンドラ、被測定物とのインタフェースであるデバイス・インタフェースおよびナノテクノロジー関連の製品群を事業内容としております。当事業セグメントは当連結会計年度において売上高の17.4%を占めております。 - #6 関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額の注記
- ※2.関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。2015/06/25 17:04
前事業年度(自 2013年4月1日至 2014年3月31日) 当事業年度(自 2014年4月1日至 2015年3月31日) 売上高 17,380百万円 52,807百万円 仕入高 15,006 19,450