訂正有価証券報告書-第54期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しなど緩やかな回復傾向で推移しました。世界経済におきましては、米国は拡大基調が続き、欧州では英国のEU離脱問題など不透明感は残るものの、緩やかな回復基調となりました。また、アジアでは中国経済の成長率鈍化が継続しました。
ICT(情報通信技術)や自動車を含むエレクトロニクス市場におきましては、スマートフォン向けに高付加価値製品の比率が増加し、自動車の電装化も進展するなど、水晶デバイスの需要拡大が続きました。
このような状況下におきまして、当社グループは、2016サイズ(2.0ミリメートル×1.6ミリメートル)以下の水晶デバイス群「"Slim×Small×Smart" Crystal(トリプルエスクリスタル)」をはじめとする小型製品の生産設備を増強し、モバイル機器を中心とした拡大が見込める市場への販売を強化いたしました。
新製品では、新素子設計や高精度加工技術により従来品と同等の信頼性を確保した世界最小・最薄となる1210サイズのkHz帯水晶振動子「DST1210A」(1.2ミリメートル×1.0ミリメートル×0.35ミリメートル)をスマートフォンやウェアラブル機器向けに開発しました。また、東京で開催された「第3回ウェアラブルEXPO」や、ドイツで開催された「electronica2016」などの国際見本市に出展しました。これら国内外の展示会では当社独自の水晶加工技術と気密封止技術を融合した全く新しいタイプの超薄型水晶発振器「DS1210Jシリーズ」も展示し、多方面から注目を集めました。
これらの結果、当連結会計年度におきまして、当社グループでは通信機器市場やカーエレクトロニクス市場などへの販売に注力しましたが、為替の影響などにより売上高は30,959百万円(前年同期比3.8%減)となりました。高付加価値製品の比率の増加により、営業利益は1,395百万円(前年同期比101.3%増)、経常利益は1,551百万円(前年同期比122.6%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は691百万円(前年同期比394.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
日本国内におきましては、カーエレクトロニクス向けなどが前年を上回り、売上高は7,105百万円と前年同期と比べ720百万円(11.3%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は1,106百万円と前年同期と比べ375百万円(51.3%増)の増益となりました。
② 北米
北米におきましては、カーエレクトロニクス向けや住宅関連向けなどが前年を下回り、売上高は1,653百万円と前年同期と比べ423百万円(20.4%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は15百万円と前年同期と比べ11百万円(43.5%減)の減益となりました。
③ 欧州
欧州におきましては、カーエレクトロニクス向けなどが前年を上回った結果、売上高は2,572百万円と前年同期と比べ131百万円(5.4%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は76百万円と前年同期と比べ26百万円(52.4%増)の増益となりました。
④ 中国
中国におきましては、通信機向けは前年を上回ったものの、カーエレクトロニクス向けやコンピュータ向けなどが前年を下回り、売上高は10,227百万円と前年同期と比べ189百万円(1.8%減)の減収となりましたが、光学製品の撤退に伴う固定費減少などにより、セグメント損失(営業損失)は378百万円と前年同期と比べ336百万円(前年同期はセグメント損失714百万円)の改善となりました。
⑤ 台湾
台湾におきましては、通信機器向けやコンピュータ向けの販売が減少し、売上高は7,294百万円と前年同期と比べ800百万円(9.9%減)の減収となりましたが、固定費の削減などにより、セグメント利益(営業利益)は672百万円と前年同期と比べ144百万円(27.3%増)の増益となりました。
⑥ アジア
その他アジアにおきましては、AV機器向けの販売が減少し、売上高は2,106百万円と前年同期と比べ661百万円(23.9%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は106百万円と前年同期と比べ44百万円(29.4%減)の減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、減価償却費の計上などがあったものの、有形固定資産の取得による支出などにより、前連結会計年度末に比べ3,106百万円減少し、当連結会計年度末には17,303百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は2,584百万円(前期比2,262百万円減少)となりました。これは主に減価償却費2,584百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は5,070百万円(前期比2,652百万円増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出4,762百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は318百万円(前期比3,752百万円増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出5,392百万円などによるものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しなど緩やかな回復傾向で推移しました。世界経済におきましては、米国は拡大基調が続き、欧州では英国のEU離脱問題など不透明感は残るものの、緩やかな回復基調となりました。また、アジアでは中国経済の成長率鈍化が継続しました。
ICT(情報通信技術)や自動車を含むエレクトロニクス市場におきましては、スマートフォン向けに高付加価値製品の比率が増加し、自動車の電装化も進展するなど、水晶デバイスの需要拡大が続きました。
このような状況下におきまして、当社グループは、2016サイズ(2.0ミリメートル×1.6ミリメートル)以下の水晶デバイス群「"Slim×Small×Smart" Crystal(トリプルエスクリスタル)」をはじめとする小型製品の生産設備を増強し、モバイル機器を中心とした拡大が見込める市場への販売を強化いたしました。
新製品では、新素子設計や高精度加工技術により従来品と同等の信頼性を確保した世界最小・最薄となる1210サイズのkHz帯水晶振動子「DST1210A」(1.2ミリメートル×1.0ミリメートル×0.35ミリメートル)をスマートフォンやウェアラブル機器向けに開発しました。また、東京で開催された「第3回ウェアラブルEXPO」や、ドイツで開催された「electronica2016」などの国際見本市に出展しました。これら国内外の展示会では当社独自の水晶加工技術と気密封止技術を融合した全く新しいタイプの超薄型水晶発振器「DS1210Jシリーズ」も展示し、多方面から注目を集めました。
これらの結果、当連結会計年度におきまして、当社グループでは通信機器市場やカーエレクトロニクス市場などへの販売に注力しましたが、為替の影響などにより売上高は30,959百万円(前年同期比3.8%減)となりました。高付加価値製品の比率の増加により、営業利益は1,395百万円(前年同期比101.3%増)、経常利益は1,551百万円(前年同期比122.6%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は691百万円(前年同期比394.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
日本国内におきましては、カーエレクトロニクス向けなどが前年を上回り、売上高は7,105百万円と前年同期と比べ720百万円(11.3%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は1,106百万円と前年同期と比べ375百万円(51.3%増)の増益となりました。
② 北米
北米におきましては、カーエレクトロニクス向けや住宅関連向けなどが前年を下回り、売上高は1,653百万円と前年同期と比べ423百万円(20.4%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は15百万円と前年同期と比べ11百万円(43.5%減)の減益となりました。
③ 欧州
欧州におきましては、カーエレクトロニクス向けなどが前年を上回った結果、売上高は2,572百万円と前年同期と比べ131百万円(5.4%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は76百万円と前年同期と比べ26百万円(52.4%増)の増益となりました。
④ 中国
中国におきましては、通信機向けは前年を上回ったものの、カーエレクトロニクス向けやコンピュータ向けなどが前年を下回り、売上高は10,227百万円と前年同期と比べ189百万円(1.8%減)の減収となりましたが、光学製品の撤退に伴う固定費減少などにより、セグメント損失(営業損失)は378百万円と前年同期と比べ336百万円(前年同期はセグメント損失714百万円)の改善となりました。
⑤ 台湾
台湾におきましては、通信機器向けやコンピュータ向けの販売が減少し、売上高は7,294百万円と前年同期と比べ800百万円(9.9%減)の減収となりましたが、固定費の削減などにより、セグメント利益(営業利益)は672百万円と前年同期と比べ144百万円(27.3%増)の増益となりました。
⑥ アジア
その他アジアにおきましては、AV機器向けの販売が減少し、売上高は2,106百万円と前年同期と比べ661百万円(23.9%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は106百万円と前年同期と比べ44百万円(29.4%減)の減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、減価償却費の計上などがあったものの、有形固定資産の取得による支出などにより、前連結会計年度末に比べ3,106百万円減少し、当連結会計年度末には17,303百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は2,584百万円(前期比2,262百万円減少)となりました。これは主に減価償却費2,584百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は5,070百万円(前期比2,652百万円増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出4,762百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は318百万円(前期比3,752百万円増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出5,392百万円などによるものであります。