有価証券報告書-第58期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
① 経営理念
当社グループは、経営理念として「感動と快適さを提供する商品の開発」「相互信頼を通じた豊かな関係づくり」「快活な職場づくりへの参画と社会の発展への寄与」「自己の成長と豊かな生活の実現」を掲げ事業活動を進めております。
当社グループは、ステークホルダーズの皆様に期待される会社になるため、経営理念に基づき新たな企業ビジョン「お客様満足No.1」を掲げ、お客様のお声に真摯に耳を傾け、新潟県燕三条地域の職人気質のモノづくりで、お客様にご満足いただける商品・サービスをお届けし続ける企業を目指します。
② 目標とする経営指標
当社は業績を示す経営指標として、事業特性に照らして、取組みの成果を適切に示す観点から以下のとおり各収益項目を掲げております。
前連結会計年度の有価証券報告書提出日時点における当連結会計年度の業績予想と実績は以下のとおりであります。
消費税率引き上げ後の消費の減速や新型コロナウィルスの感染拡大による中国国内における製品製造の遅延、さらには株式市場における株価低迷の影響を受け投資有価証券評価損を計上したことを主因として、実績は業績予想を下回りました。
また、当社は経営戦略として、前中期経営計画(2019年1月11日公表)に掲げた成長戦略の3本の矢として、ブランディング&ダイレクトマーケティング、海外事業の推進、FPSC(フリーピストン・スターリング・クーラー)事業の推進をそれぞれ進めてまいりました。 白物家電については、量販店を中心に売場の獲得に成功し、順調にビジネス規模を拡大いたしました。また、ポイント交換サービス市場では、新たな成長機会の獲得に成功しております。一方、中国市場ではリアルからネットへの市場シフト対応、商品ラインナップの拡充、顧客とのタッチポイントを重視した施策を始動し、またFPSCについては4分野(化学・エネルギー、計測・環境、医薬・バイオ、食品・流通)に絞り込んで成功事例の横展開に注力しておりますが、これらは戦略的な事業開拓の途上であります。
今般、これらの事業の状況を踏まえ、また劇的な外部環境の変化に対応するため、2020年度から2022年度までの新たな中期経営計画(2020年4月24日公表)を策定しました。同計画では、収益性と資産効率を向上させ、キャッシュフローの創出力を高め、財務体質を強化することに注力してまいります。
(経営数値目標)
(注)本計画に記載されている内容は、種々の前提に基づいたものであり、記載された将来の計画数値や、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。また、新型コロナウイルスの更なる拡大・長期化による影響は含んでおりません。
(2) 新たな中長期的な経営戦略及び会社の対処すべき課題
企業ビジョン「お客様満足No.1」の実現に向けて、TWINBIRDブランド価値向上、経営品質の向上、成長事業の進展を柱とする取り組みを進めてまいります。
① TWINBIRDブランド価値向上
ロイヤルカスタマーの創造に向けて、商品の良さを実感してもらい、お客様との繋がりを維持しながらリピート購入していただき、当社が1人のお客様にもたらす価値の最大化を図ってまいります。
伸びる市場である単独・少人数世帯をターゲットに商品ジャンル毎のシリーズ化と生活シーン毎のシリーズ化を進め、ターゲット市場での存在感を高めてまいります。
商品開発においては、お客様起点のこだわりの感動体験を生み出す商品やサービスを提供できる事業体制を構築します。
② 経営品質の向上
取扱商品を整理し、高利益率商品の販売量を最大化することで、商品ポートフォリオの最適化を進めます。さらに各機能における波及効果を取り込み、収益性の向上を目指します。
新商品開発ステップに品質・原価の作り込みプロセスを追加し、継続的に改善します。
お客様の購買情報(実売)を起点に、販売計画及び生産計画を立案します。また、パートナー工場からお客様まで、サプライチェーン全体の状況を見える化することで、社内外情報の一元管理をおこない、サプライチェーンの最適化を図ります。
迅速な業績把握・情報把握と意思決定をサポートするため、IT基盤「ツインバードプラットフォーム」を構築します。
人材ビジョンに基づき働き甲斐のある職場を構築し、社員の「幸福度」を高めてまいります。そのため、多様な価値観を尊重し、個々の働き方に対応した役割を設定し、人事制度運用・タレント開発・キャリア支援を実施します。
③ 成長事業の進展
海外事業に関しては、当社のネットワークを活用し、ポテンシャルのあるアジア現地パートナーを開拓します。当社の特徴を強く反映した付加価値商品と現地のお客様ニーズを融合し、当社ならではの商品展開を実践します。パートナーとの協業を通じて販路拡大とTWINBIRDブランドの構築を進めます。
新冷却技術FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)関連事業に関しては、セールスエンジニアリングを強化し、注力4分野(化学・エネルギー、計測・環境、医薬・バイオ、食品・流通)におけるお客様との取引深耕及び成功事例の横展開によって市場シェアの拡大を図ります。
なお、現在、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大しており、国内外の経済動向は不透明な状況となっております。当社グループにおいては、量販店の一部店舗の一時的な閉鎖等により販売機会が減少するケースがある一方、巣ごもり需要によりECサイト等を通じての販売機会が増加するなど、今後も状況に即した販路を通じて柔軟にお客様へ商品の供給を続けてまいります。また、お客様、取引先及び従業員の安全を第一に考えるとともにさらなる感染拡大を防ぐため、政府や自治体の発表・要請を踏まえ、従業員の体調管理・確認の一層の徹底、テレワークやWeb会議の導入、出張の制限や勤務形態の見直し等の社内での取り組みを実施しております。
(1) 経営の基本方針
① 経営理念
当社グループは、経営理念として「感動と快適さを提供する商品の開発」「相互信頼を通じた豊かな関係づくり」「快活な職場づくりへの参画と社会の発展への寄与」「自己の成長と豊かな生活の実現」を掲げ事業活動を進めております。
当社グループは、ステークホルダーズの皆様に期待される会社になるため、経営理念に基づき新たな企業ビジョン「お客様満足No.1」を掲げ、お客様のお声に真摯に耳を傾け、新潟県燕三条地域の職人気質のモノづくりで、お客様にご満足いただける商品・サービスをお届けし続ける企業を目指します。
② 目標とする経営指標
当社は業績を示す経営指標として、事業特性に照らして、取組みの成果を適切に示す観点から以下のとおり各収益項目を掲げております。
前連結会計年度の有価証券報告書提出日時点における当連結会計年度の業績予想と実績は以下のとおりであります。
| 2019年度業績予想 | 2019年度実績 | |
| 売上高 (百万円) | 13,500 | 12,159 |
| 営業利益 (百万円) | 500 | 178 |
| 経常利益 (百万円) | 350 | 66 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は 親会社株主に帰属する当期純損失(百万円) | 200 | △133 |
消費税率引き上げ後の消費の減速や新型コロナウィルスの感染拡大による中国国内における製品製造の遅延、さらには株式市場における株価低迷の影響を受け投資有価証券評価損を計上したことを主因として、実績は業績予想を下回りました。
また、当社は経営戦略として、前中期経営計画(2019年1月11日公表)に掲げた成長戦略の3本の矢として、ブランディング&ダイレクトマーケティング、海外事業の推進、FPSC(フリーピストン・スターリング・クーラー)事業の推進をそれぞれ進めてまいりました。 白物家電については、量販店を中心に売場の獲得に成功し、順調にビジネス規模を拡大いたしました。また、ポイント交換サービス市場では、新たな成長機会の獲得に成功しております。一方、中国市場ではリアルからネットへの市場シフト対応、商品ラインナップの拡充、顧客とのタッチポイントを重視した施策を始動し、またFPSCについては4分野(化学・エネルギー、計測・環境、医薬・バイオ、食品・流通)に絞り込んで成功事例の横展開に注力しておりますが、これらは戦略的な事業開拓の途上であります。
今般、これらの事業の状況を踏まえ、また劇的な外部環境の変化に対応するため、2020年度から2022年度までの新たな中期経営計画(2020年4月24日公表)を策定しました。同計画では、収益性と資産効率を向上させ、キャッシュフローの創出力を高め、財務体質を強化することに注力してまいります。
(経営数値目標)
| 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
| 売上高 (百万円) | 12,200 | 12,600 | 13,400 |
| 営業利益 (百万円) | 250 | 350 | 600 |
| 経常利益 (百万円) | 130 | 230 | 450 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 60 | 150 | 300 |
| ROE | 0.9% | 2.3%以上 | 4.6%以上 |
| 自己資本利益率 | 59%程度 | 60%程度 | 62%程度 |
(注)本計画に記載されている内容は、種々の前提に基づいたものであり、記載された将来の計画数値や、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。また、新型コロナウイルスの更なる拡大・長期化による影響は含んでおりません。
(2) 新たな中長期的な経営戦略及び会社の対処すべき課題
企業ビジョン「お客様満足No.1」の実現に向けて、TWINBIRDブランド価値向上、経営品質の向上、成長事業の進展を柱とする取り組みを進めてまいります。
① TWINBIRDブランド価値向上
ロイヤルカスタマーの創造に向けて、商品の良さを実感してもらい、お客様との繋がりを維持しながらリピート購入していただき、当社が1人のお客様にもたらす価値の最大化を図ってまいります。
伸びる市場である単独・少人数世帯をターゲットに商品ジャンル毎のシリーズ化と生活シーン毎のシリーズ化を進め、ターゲット市場での存在感を高めてまいります。
商品開発においては、お客様起点のこだわりの感動体験を生み出す商品やサービスを提供できる事業体制を構築します。
② 経営品質の向上
取扱商品を整理し、高利益率商品の販売量を最大化することで、商品ポートフォリオの最適化を進めます。さらに各機能における波及効果を取り込み、収益性の向上を目指します。
新商品開発ステップに品質・原価の作り込みプロセスを追加し、継続的に改善します。
お客様の購買情報(実売)を起点に、販売計画及び生産計画を立案します。また、パートナー工場からお客様まで、サプライチェーン全体の状況を見える化することで、社内外情報の一元管理をおこない、サプライチェーンの最適化を図ります。
迅速な業績把握・情報把握と意思決定をサポートするため、IT基盤「ツインバードプラットフォーム」を構築します。
人材ビジョンに基づき働き甲斐のある職場を構築し、社員の「幸福度」を高めてまいります。そのため、多様な価値観を尊重し、個々の働き方に対応した役割を設定し、人事制度運用・タレント開発・キャリア支援を実施します。
③ 成長事業の進展
海外事業に関しては、当社のネットワークを活用し、ポテンシャルのあるアジア現地パートナーを開拓します。当社の特徴を強く反映した付加価値商品と現地のお客様ニーズを融合し、当社ならではの商品展開を実践します。パートナーとの協業を通じて販路拡大とTWINBIRDブランドの構築を進めます。
新冷却技術FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)関連事業に関しては、セールスエンジニアリングを強化し、注力4分野(化学・エネルギー、計測・環境、医薬・バイオ、食品・流通)におけるお客様との取引深耕及び成功事例の横展開によって市場シェアの拡大を図ります。
なお、現在、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大しており、国内外の経済動向は不透明な状況となっております。当社グループにおいては、量販店の一部店舗の一時的な閉鎖等により販売機会が減少するケースがある一方、巣ごもり需要によりECサイト等を通じての販売機会が増加するなど、今後も状況に即した販路を通じて柔軟にお客様へ商品の供給を続けてまいります。また、お客様、取引先及び従業員の安全を第一に考えるとともにさらなる感染拡大を防ぐため、政府や自治体の発表・要請を踏まえ、従業員の体調管理・確認の一層の徹底、テレワークやWeb会議の導入、出張の制限や勤務形態の見直し等の社内での取り組みを実施しております。