当社グループの資産構成の特徴はその流動性の高さにあります。過年度の企業買収によるのれん等の無形固定資産が一定割合を占めるものの、総資産の67.0%を流動資産が占めております。その一方で、主に短期借入金の減少により流動負債は378億6千6百万円となり、流動比率は152.8%となりました。流動資産から、たな卸資産34億9千5百万円を控除した資産の額は543億6千9百万円となっており、総資産の62.9%を占めております。このような資産構成は、当社グループが資金を長期に亘り固定化する生産設備等の資産を持たないファブレスメーカーとして事業を展開してきた結果であります。当社グループは、今後も流動性の向上と健全な資産構成のバランスシートの維持に努めてまいります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は556億6千万円(同100億9千3百万円の減少)となりました。負債の主な内容は、短期借入金186億4千万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)255億円、LSI製品の製造委託先からの仕入等に対する仕入債務56億8千1百万円となっております。主な項目を前連結会計年度末と比較すると、支払手形及び買掛金は7億2千7百万円の減少、短期借入金は16億8千6百万円の減少、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)は70億円の減少となっております。
純資産は307億3千1百万円(同45億7百万円の増加)となりました。主な項目を前連結会計年度末と比較すると、当社の連結子会社であるSiTime CorporationのNASDAQ Global Market上場に伴って新株発行による増資を行ったことにより、資本剰余金が31億1千万円の増加、非支配株主持分が28億1千9百万円の増加となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失が16億7千8百万円、剰余金の配当が3億6千9百万円となり、その他有価証券評価差額金が9億9千万円の増加、為替換算調整勘定が3億6千4百万円の減少となっております。自己資本は279億1千1百万円となった結果、自己資本比率は32.3%となりました。
2020/02/12 9:30