有価証券報告書-第70期(2025/01/01-2025/12/31)
有報資料
当社グループは、「Ever Researching for a Brighter World-より明るい世界のために限りなき研究を-」を企業理念に掲げ、光とエネルギーに関連する二大分野において挑戦領域を拡げています。
世界経済は、急速に拡大するAI関連需要が景気を下支えしており、その結果、総じて底堅い成長を続けています。一方で、米国トランプ大統領による関税政策の不透明さ、米中摩擦の長期化、チャイナリスクの顕在化、対ロシア制裁の強化など、地政学的な不確実性は依然として高く、当社の事業においても様々なリスクに備える必要があります。
国内では、新政権のもと、我が国の新たな国家像を模索し始めました。経済再生や外交・安全保障、デジタル化の推進など、多岐にわたる課題に果敢に取り組む姿勢は、民間企業にも大きな刺激を与えています。円安基調と資源・エネルギー価格上昇によるインフレ圧力が続き、製造コストの増加要因となっていますが、防衛・インフラ分野を含む責任ある積極財政の動きが、成長投資の機会を広げています。
この機会を活かし、絶えず高い競争力を維持するためには、限られた人材資源を最大限に活用し、創造性と生産性を高める仕組みを整えることが不可欠です。また、サイバーセキュリティーへの脅威が高度化する中、製品や製造工程における安全性・信頼性の確保が一層重要になってきます。特に光半導体分野では、AIの活用をはじめとするDXの推進によって設計・製造プロセスを効率化し、品質とコストの両面で優位性を確保することが求められます。
事業内容別の課題は次のとおりです。
a.正極材料事業
事業成長のためには今までのEV市場向けのみならず、HEVや生成AIデータセンター向けの成長市場で如何に需要を取り込むかが最大の課題となります。
そのためには各市場での要望を正確に把握した上での独自技術とコスト競争力を兼ね備えた商品の導入が必須となります。
技術力強化については、量産技術の確立までを視野に入れた新規雰囲気炉の投資判断を行いました。
さらに経営安定化のため、車載以外の用途についても新規開拓を行ってまいります。
b.光半導体事業
(a)LED事業
新規市場の開拓を積極的に推進し、競争優位性の高い商品を継続的に創出することで、環境負荷の低減や安全性向上など、様々な社会課題の解決につながる顧客価値の提供を目指しています。具体的には、革新的な光源モジュールの研究・開発から商品化までを一貫して行い、自動車用ヘッドランプや産業用照明などの最終製品において、省エネルギー化や視認性向上といった付加価値を提供します。また、水銀レス社会の実現に向け、殺菌・浄水・表面処理など多用途に対応可能なUV-LED技術の開発を進め、新規市場の創出に注力します。
(b)LD事業
主力であるプロジェクター用商品の高性能化や車載用途への展開をより一層推進し、また、金属加工や医療・バイオメディカル向けなどの産業用途の新市場の開拓により、半導体レーザーにおける世界トップメーカーとしての地位を確固たるものにしていきます。
c.その他事業
(a)蛍光体事業
LED/LDの更なる競争優位実現に不可欠なキーマテリアルとして、粉体及び加工部材の性能アップと生産革新に努めてまいります。
(b)磁性材料事業
車載モーター市場への本格的な展開と小型精密成形磁石の事業化を目指して、磁粉、コンパウンドの性能アップと、合理的生産方式と増産体制の確立に努めてまいります。
当社グループ社員一同、上記の課題に対する取り組みを着実に推進し、「これからの日亜を作ろう」という社長の掛け声のもと、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。
世界経済は、急速に拡大するAI関連需要が景気を下支えしており、その結果、総じて底堅い成長を続けています。一方で、米国トランプ大統領による関税政策の不透明さ、米中摩擦の長期化、チャイナリスクの顕在化、対ロシア制裁の強化など、地政学的な不確実性は依然として高く、当社の事業においても様々なリスクに備える必要があります。
国内では、新政権のもと、我が国の新たな国家像を模索し始めました。経済再生や外交・安全保障、デジタル化の推進など、多岐にわたる課題に果敢に取り組む姿勢は、民間企業にも大きな刺激を与えています。円安基調と資源・エネルギー価格上昇によるインフレ圧力が続き、製造コストの増加要因となっていますが、防衛・インフラ分野を含む責任ある積極財政の動きが、成長投資の機会を広げています。
この機会を活かし、絶えず高い競争力を維持するためには、限られた人材資源を最大限に活用し、創造性と生産性を高める仕組みを整えることが不可欠です。また、サイバーセキュリティーへの脅威が高度化する中、製品や製造工程における安全性・信頼性の確保が一層重要になってきます。特に光半導体分野では、AIの活用をはじめとするDXの推進によって設計・製造プロセスを効率化し、品質とコストの両面で優位性を確保することが求められます。
事業内容別の課題は次のとおりです。
a.正極材料事業
事業成長のためには今までのEV市場向けのみならず、HEVや生成AIデータセンター向けの成長市場で如何に需要を取り込むかが最大の課題となります。
そのためには各市場での要望を正確に把握した上での独自技術とコスト競争力を兼ね備えた商品の導入が必須となります。
技術力強化については、量産技術の確立までを視野に入れた新規雰囲気炉の投資判断を行いました。
さらに経営安定化のため、車載以外の用途についても新規開拓を行ってまいります。
b.光半導体事業
(a)LED事業
新規市場の開拓を積極的に推進し、競争優位性の高い商品を継続的に創出することで、環境負荷の低減や安全性向上など、様々な社会課題の解決につながる顧客価値の提供を目指しています。具体的には、革新的な光源モジュールの研究・開発から商品化までを一貫して行い、自動車用ヘッドランプや産業用照明などの最終製品において、省エネルギー化や視認性向上といった付加価値を提供します。また、水銀レス社会の実現に向け、殺菌・浄水・表面処理など多用途に対応可能なUV-LED技術の開発を進め、新規市場の創出に注力します。
(b)LD事業
主力であるプロジェクター用商品の高性能化や車載用途への展開をより一層推進し、また、金属加工や医療・バイオメディカル向けなどの産業用途の新市場の開拓により、半導体レーザーにおける世界トップメーカーとしての地位を確固たるものにしていきます。
c.その他事業
(a)蛍光体事業
LED/LDの更なる競争優位実現に不可欠なキーマテリアルとして、粉体及び加工部材の性能アップと生産革新に努めてまいります。
(b)磁性材料事業
車載モーター市場への本格的な展開と小型精密成形磁石の事業化を目指して、磁粉、コンパウンドの性能アップと、合理的生産方式と増産体制の確立に努めてまいります。
当社グループ社員一同、上記の課題に対する取り組みを着実に推進し、「これからの日亜を作ろう」という社長の掛け声のもと、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。