有価証券報告書-第27期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/22 15:01
【資料】
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【項目】
106項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国及び欧州では景気回復が緩やかに継続し、中国においても堅調な個人消費が経済を下支えし成長を維持しました。
日本経済は、堅調な企業収益や雇用環境の改善などにより緩やかな回復基調となりました。
このような環境の中、当社グループでは、グローバルかつ変化の大きい事業環境においても、継続的に成長できる
収益体質を実現すべく、新製品の開発、新規市場の拡大、コストダウンを推進してまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は212億1百万円(前年同期比1.6%増)となりました。また、営業利益は28億39百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益は27億50百万円(前年同期比4.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億23百万円(前年同期比2.2%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(光学フィルム事業)
売上高は108億39百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
産業用や車載用LCDパネル向けの染料系偏光フィルムは出荷を伸ばしました。一方、温度追従型楕円偏光フィルム
(TEP)は、自動車部品の構成の変化や競合各社との販売競争が激化したことにより出荷が減少し、光学フィルム事業
全体では売上高が減少しました。
利益面につきましては、コストダウンの推進により、光学フィルム事業のセグメント利益(営業利益)は12億50百万円(前年同期比0.7%増)でありました。
(精密部品事業)
売上高は103億62百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
基板フィルム貼合品及び無機偏光板ProFluxは前年並みとなりましたが、X線分析装置部材は、従来品が堅調に出荷
を伸ばしたことに加え、レイスペック Ltd.の全株式取得後の売上が加わったことにより、精密部品事業全体では
売上高が増加しました。
利益面につきましては、X線分析装置部材関連の研究開発投資及びレイスペック Ltd.の取得関連費用の計上により、精密部品事業のセグメント利益(営業利益)は15億89百万円(前年同期比0.3%減)でありました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、37億45百万円の純収入(前連結会計年度は51億42百万円の純収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益27億40百万円、減価償却費14億98百万円、たな卸資産の減少1億70百万円、仕入債務の減少1億43百万円、未収入金の減少1億84百万円、法人税等の支払額7億42百万円であります。
投資活動のキャッシュ・フローは、22億75百万円の純支出(前連結会計年度は15億20百万円の純支出)となりました。主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出14億73百万円、有形固定資産の取得による支出7億45百万円であります
財務活動によるキャッシュ・フローは、6億38百万円の純支出(前連結会計年度は7億13百万円の純支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額6億21百万円であります。
以上の結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億90百万円増加し、188億24百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
生産高(千円)前年同期比(%)
光学フィルム事業10,748,290+23.1
精密部品事業9,627,659+6.3
合計20,375,950+14.5

(注) 1 上記生産実績は、売価換算値によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当社グループでは、受注生産によらず見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
販売高(千円)前年同期比(%)
光学フィルム事業10,839,706△2.9
精密部品事業10,362,161+6.8
合計21,201,867+1.6

(注) 1 上記販売実績は、外部顧客に対する売上高を表示しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)
Varitronix Limited2,363,15111.32,309,50510.9

3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積もり、予測を行っております。しかしながら、これらの見積り、予測は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ9億84百万円増加し、396億69百万円となりました。主な増加は、現金及び預金の増加7億47百万円、のれんの増加12億10百万円であり、主な減少は、仕掛品の減少1億3百万円であります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ1億87百万円減少し、44億52百万円となりました。主な減少は、支払手形及び買掛金の減少2億22百万円であります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ11億72百万円増加し、352億16百万円となりました。主な増加は、親会社株主に帰属する当期純利益20億23百万円であり、主な減少は、株主配当金の支払6億21百万円、為替換算調整勘定の減少2億72百万円であります。
(b) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度末における売上高は、前連結会計年度に比べ3億34百万円(1.6%増)増加し、212億1百万円となりました。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ2億7百万円(2.4%増)増加し、87億34百万円となりました。これは主に、精密部品事業セグメントの売上高増加によるものです。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度に比べ3百万円(0.1%増)増加し、28億39百万円となりました。これは売上総利益は増加したものの、販売費及び一般管理費が主にレイスペック Ltd.の取得に係る費用により増加し、利益額が減殺されたものです。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に
記載しております。

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