当第2四半期連結累計期間における世界経済は、日米欧の先進国ではデフレ脱却に向けて量的緩和による金融政策を継続しているものの、ロシアや中東の地政学リスク等により、緩慢な景気回復の域を脱しておりません。また、新興国においても、各国経済の方向感にバラツキがあり、新政権への期待が高いインドに対し、中国やブラジルは減速傾向が顕著になっております。日本経済におきましては、円安が進行したにも関わらず国内生産の減少と輸入依存度の高まりから円安デメリットの方が懸念される状況にあり、財政再建に向けた見通しの不透明感がさらに高まっております。
このような状況の中、当社グループは“M500基礎固め”をスローガンに掲げ、連結売上高の中期目標を500億円とする“M500プロジェクト”の2年目となる当連結会計年度において、この中期目標の達成を見据えた収益基盤の強化に取り組むとともに、お客様のオンデマンド・ビジネスをサポートするための施策を積極的に展開いたしました。
具体的施策としまして、SG(サイングラフィックス)市場向けでは、主力既存モデル及び新興国向けモデルの拡販に努めたほか、従来機種比1.7倍の実用プリント速度を実現した新製品JV300シリーズを平成26年6月に発売し、商品力を高めた新製品によるマーケットシェアのさらなる拡大を図るべく、全世界的なプロモーションを展開いたしました。IP(インダストリアルプロダクツ)市場及びTA(テキスタイル・アパレル)市場向けでは、世界的に拡大しているデジタル・オンデマンド生産の需要に対し、機能・価格・プリントサイズ等、お客様の多様なニーズに応える豊富な製品ラインナップで独自の付加価値を提案し、IP、TA市場をSG市場に並ぶ第2、第3の柱とするべく、積極販売に取り組みました。
2014/11/10 15:44