当期の売上高は、部品・原材料不足、輸送リードタイム長期化等の影響に加え、欧州でのロシア・ウクライナ問題に伴う販売減少や、中国のロックダウンによる生産・販売へのマイナス影響を受けたものの、SG、IP、TAの各市場において、前期に発表・市場投入した新製品が順調に販売を伸ばすとともに、既存の主力製品は、本体の供給制約がある中でも概ね堅調に推移しました。また、インクや保守部品の販売も、顧客におけるプリンタ本体の稼働増加に伴い好調に推移しました。以上に加え、為替の円安によるプラス効果もあり、大幅な増収となりました。利益面では、部材・輸送コスト高やインフレ進行による全般的なコスト上昇に対応するための販売価格見直しを進め、売上原価率は為替の円安によるプラス効果もあり前年同期並となりました。一方、販管費は営業活動の活発化に伴い増加しました。
以上の結果、当期における当社グループの売上高は159億75百万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は8億56百万円(同10.3%増)、経常利益は9億3百万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億74百万円(同2.4%増)となりました。
なお、当第1四半期における主要な為替レート(2022年4月~2022年6月の平均レート)は、1米ドル=129.57円(前年同期 109.49円)、1ユーロ=138.10円(前年同期 131.95円)で推移いたしました。
2022/08/10 10:07