当第3四半期連結累計期間のわが国経済は,輸出・生産面に新興国経済の減速の影響が見られたものの景気は緩やかな回復が続きました。また世界経済は,アジア新興国等において弱さが見られましたが,先進国を中心とした緩やかな成長が続きました。
このような事業環境下において,当社グループの当第3四半期連結累計期間の受注高は前年同期比13.8%減の9,860億円となりました。また,売上高は前年同期比8.6%増の1兆581億円となりました。損益面では,営業利益は,当社が受注し,引渡し前の複数のボイラ工事において,当社の在インドネシア子会社であるPT Cilegon Fabricators(以下,「チレゴン工場」という)で製作した溶接部位の一部に,設計指示と異なる溶接材料の使用(以下,「溶接不適合」という)が判明し,その補修費用が発生したことに加えて,昨年来,工事採算の悪化が続いているF-LNG・海洋構造物事業での費用増加及びトルコ イズミット湾横断橋建設工事の工程キャッチアップ費用を計上した影響により,前年同期に比べ401億円悪化し,55億円にとどまりました。経常利益は,為替差損益の影響もあり前年同期に比べ438億円悪化し,19億円となりました。また,親会社株主に帰属する四半期純損益については,前述のボイラ溶接部位の補修に伴って発生した工程遅延や,トルコ イズミット湾横断橋建設工事での主ケーブル架設用の足場(キャットウォーク)落下事故に伴って発生した工程遅延などにより,複数の受注工事において,契約上定められている契約納期遅延に係る費用を請求される可能性を考慮し,その損失見込み額を特別損失として計上したため,前年同期に比べ611億円悪化し,342億円の損失となりました。
当第3四半期連結累計期間の報告セグメント別の状況は以下のとおりです。
2016/02/12 14:32