第3四半期連結累計期間のわが国経済は,輸出や生産において持ち直しの動きが見られたものの,急激な為替変動や企業収益の改善に足踏みが見られるなど,依然として不透明な状況が継続しています。また,世界経済は,全体としては緩やかに回復しているものの,英国のEU離脱問題をはじめとした欧州における政治の混乱,米国における新大統領の政策動向のほか,中国経済の停滞や,アジア新興国等での経済低迷など,景気の先行きには不透明感が増しています。
このような事業環境下において,当社グループの当第3四半期連結累計期間の受注高は前年同期比5.8%減の9,287億円となりました。また,売上高は前年同期比1.9%減の1兆382億円となりました。損益面では,営業利益は,北米で遂行中の大型プロジェクトでの採算悪化があったものの,前年同期にボイラ工事において溶接部位の補修費用が発生したことの影響や,社会基盤・海洋での赤字幅縮小により,前年同期に比べ139億円増益の194億円となりました。経常利益は,為替差損の悪化に加え,雑損金の増加もあり,前年同期に比べ67億円増益の87億円にとどまりました。
親会社株主に帰属する四半期純損益は,特別損失として,当期に債務保証損失引当金繰入額などを計上したものの,前年同期に契約納期遅延に係る費用を計上した影響などにより,前年同期に比べ赤字幅が251億円縮小し,91億円の損失となりました。
2017/02/13 13:51