(※1)(※2)前中間連結会計期間においては,民間向け航空エンジン事業で発生した出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムにより,売上収益を減額しています。今後数年間で整備台数が増加し,2024年から2026年までの期間に平均350機の地上駐機が見込まれることによって,同エンジンプログラムに約15%のシェアで参画している当社においても補償費用や追加整備費用等の発生が見込まれたためです。整備台数増加の原因は,PW1100G-JMプログラムのパートナー会社である米国Pratt&Whitney社(以下,「P&W社」という。)において過去に製造された粉末冶金部品(※)の製造工程にて,まれに品質上の問題があることが判明し,P&W社の技術検討の結果,2023年9月に疑義対象品に対する繰り返し検査・対象部品寿命短縮等の方針が出されたことによるものです。対象となるエンジンは約3,000台であり,一定サイクル間隔での繰り返し検査と部品交換を要することとなったため,整備回数が増加する結果となりました。エンジン取り卸しから取り付けまでの期間は250~300日となる見込みです。なお,製造工程に対する有効な対策は既にとられており,現在判明している対象部品以外で同様の問題は発生していません。
前中間連結会計期間においては,主に顧客に支払われる対価として売上収益を154,097百万円,営業利益及び税引前中間利益を158,357百万円並びに親会社の所有者に帰属する中間利益を134,943百万円減額しており,売上収益はマイナスとなっています。
(※)粉末冶金:溶融金属を噴霧して金属粉末を生成し,その粉末を固化・鍛造して部品を製造する技術
2024/11/08 15:05売上収益については,前年同期の一時的な減少の反動に加えて,民間向け航空エンジンでのスペアパーツ販売の増加や東南アジアにおける大型発電所プロジェクトの進捗のほか,為替円安の影響などにより,61.1%増の7,574億円となりました。
損益面では,営業利益は車両過給機における事業構造改革費用の計上や,人件費など販管費の増加はあったものの,前年同期の一時的な売上収益減少の反動に加え,民間向け航空エンジンの大幅な増収により,2,342億円増益の772億円となりました。税引前中間利益は626億円,親会社の所有者に帰属する中間利益は393億円です。
当中間連結会計期間の報告セグメント別の状況は以下のとおりです。
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