7242 カヤバ

7242
2024/04/26
時価
1360億円
PER 予
9.44倍
2010年以降
赤字-120.11倍
(2010-2023年)
PBR
0.69倍
2010年以降
0.38-1.87倍
(2010-2023年)
配当 予
3.71%
ROE 予
7.32%
ROA 予
3.08%
資料
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有形固定資産及び無形固定資産の増加額 - HC事業

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
176億5900万
2014年3月31日 -46.24%
94億9300万
2015年3月31日 -6.25%
89億

有報情報

#1 事業の内容
◆HC(ハイドロリックコンポーネンツ)事業
HC事業では、国内においては、当社、KYB-YS㈱及び㈱タカコ他が産業用油圧機器等を製造のうえ、建設機械メーカー等へ販売しております。
また、海外においては、凱迩必機械工業(鎮江)有限公司他が産業用油圧機器を製造し、各国の建設機械メーカー等へ販売しております。凱迩必(中国)投資有限公司は、関係会社の統轄等に係わる事業を行っております。
2023/06/23 13:01
#2 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、当社グループ再編に伴いセグメント管理区分の見直しを行った結果、従来「HC事業」に含まれていた鉄道機器を「AC事業」に含めて開示しております。
このため、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを記載しております。2023/06/23 13:01
#3 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄(当事業年度)(前事業年度)保有目的、業務提携等の概要定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
1,130877
NOK㈱755,000755,000当社AC、HC事業においてゴム部材等の重要仕入先であり、取引関係を維持・強化するために保有しております。
1,105866
624627
住友重機械工業㈱191,400191,400当社のHC事業の重要顧客を傘下に持つ事業会社であり、取引関係を維持・強化するために保有しております。
620539
大同メタル工業㈱800,000-当社のAC, HC事業における重要な部品の仕入先であり、今後の取引関係の更なる強化を目的として当事業年度において取得しております。
409-
銘柄(当事業年度)(前事業年度)保有目的、業務提携等の概要定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
250224
井関農機㈱194,300194,300当社のHC事業における重要顧客であり、取引関係を維持・強化するために保有しております。
231253
168129
㈱アイチコーポレーション162,100162,100当社のHC事業における重要顧客であり、取引関係を維持・強化するために保有しております。
129143
みなし保有株式
銘柄(当事業年度)(前事業年度)保有目的、業務提携等の概要定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
(注) 1.貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。
2023/06/23 13:01
#4 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社は、製品・サービス別に事業本部又は事業部を置き、各事業本部又は事業部は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しておりますので、事業セグメントは「AC(オートモーティブコンポーネンツ)事業」、「HC(ハイドロリックコンポーネンツ)事業」、「航空機器事業」、「特装車両事業」及びそのいずれにも属さない「電子機器等」によって区分しております。
このうち、「特装車両事業」及び「電子機器等」については、報告セグメントにおける量的基準等を勘案した結果、「その他」に含めて開示しております。したがって、当社グループは、「AC事業」、「HC事業」及び「航空機器事業」の3つを報告セグメントとしております。
「AC事業」は、四輪車用・二輪車用油圧緩衝器及びパワーステアリング製品を主とする四輪車用油圧機器等を生産しております。「HC事業」は、建設機械向けを主とする産業用油圧機器、舞台機構、艦艇機器、免制振装置等を生産しております。「航空機器事業」は、航空機用の離着陸装置、操舵装置、制御装置等を生産しております。
2023/06/23 13:01
#5 注記事項-収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループでは、これらの事業を通じて得られる収益を売上高として表示しています。また、売上高は主要な製品別に分解しています。これらを分解した売上高と注記「6.セグメント情報」で記載しているセグメント別の売上高との関連は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
小計237,783278,511
HC事業産業用油圧機器128,716130,346
システム製品4,6334,028
その他製品3,2873,502
小計136,636137,876
(2) 契約残高
顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の残高は以下のとおりです。
2023/06/23 13:01
#6 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
中国遊休資産機械装置、器具及び備品、建設仮勘定18
HC事業日本事業用資産機械装置、建物、土地、工具、器具及び備品、建設仮勘定等296
遊休資産機械装置、建設仮勘定41
(注) 地域の区分は、注記「6.セグメント情報」に記載しております。
遊休資産については、個別資産毎に資金生成単位としております。当該遊休資産は事業用途としての利用が見込めなくなったことから、回収可能価額まで減額しております。回収可能価額は使用価値であり、その価値は零としております。
2023/06/23 13:01
#7 研究開発活動
② HC(ハイドロリックコンポーネンツ)事業
建設機械市場では、建設労働者不足やSDGsを背景に省人化、生産性向上、CO2削減を目的とした機体の自動化・電動化・遠隔操作・IoT化がトレンドとなっており、油圧機器に対する電子制御化ニーズが高まっています。HC事業では、これに対応する電子制御化油圧機器、センサ類、またシステムの開発を進めています。ミニショベル向けでは、ロードセンシングシステム用ポンプ・コントロールバルブや走行/旋回モータのシリーズ拡大・モデルチェンジ開発を引続き進めており、電子制御化ニーズにも対応したラインナップ拡大を順次図って参ります。今年度は、「3~6tonクラス油圧ショベル用電子制御コントロールバルブ」の開発を完了し量産を開始、操作性の更なる進化、作業効率の向上に貢献する電子制御技術を盛り込んだ製品としてお客様へ提供していきます。また「7~8tonクラス油圧ショベル用走行モータ」の改良モデル(低コスト版)の量産を開始しました。IoTを活用した状態監視製品としては、「シリンダ油漏れ検知システム」の開発を継続しています。油圧機器にセンサ・受信端末を加え、従来の機器単体の「モノ売り」から、「モノ+コト売り」へ向けたシステム製品として、経年劣化等での油漏れを適宜診断・事前予知することで機体の稼働停止ロス予防、ライフサイクルコスト低減、メンテナンス事業の効率化への貢献を目指します。
舞台装置の製品に関しては、過去に納めた舞台装置の性能維持または性能向上を目的とした制御機器の後継機開発を実施しております。
2023/06/23 13:01
#8 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
世界経済を俯瞰すると、新型コロナウイルスや半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻などの地政学リスク等、需要の予測が困難な状況が長期化する一方、エネルギー価格の高騰を筆頭に世界的インフレーションの進行と金利引き上げや為替の変動が経済の不透明さ、不安定さを増幅させています。
当社を取り巻く事業環境は、AC事業は急速なEV化の進行とMaaS、CASEに代表される変革期を迎え対応を迫られています。HC事業は欧米・日本の成熟市場、中国・ASEANなどの新興市場に応じた地域戦略と電子化・電動化・システム化による高付加価値化を求められています。特装車両事業では国内需要は堅調ながら、トラックメーカーの減産による影響を受けています。免震・制振用オイルダンパーの適合化終息も一定の目途がつき、お客様からの信頼回復を進めています。
一方、グローバルでの法規制の強化と企業のESGやSDGs、カーボンニュートラルに対する社会的な要求が急速に高まり、更には、人口や社会の変化による働き方の多様化とグローバル化や経済成長に伴う賃金上昇の加速、IoT、AI、自動運転などの技術進化の加速と業界の垣根を越えた連携や異業種からの参入など、当社を取り巻く環境は急速な変化を見せています。
2023/06/23 13:01
#9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社グループ再編に伴いセグメント管理区分の見直しを行った結果、従来「HC事業」に含まれていた鉄道機器を「AC事業」に含めて開示しております。このため、以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しております。
(a) AC(オートモーティブコンポーネンツ)事業セグメント
2023/06/23 13:01
#10 設備の新設、除却等の計画(連結)
設備の新設、除却等の計画】
当連結会計年度末現在において、当社グループ設備の新設・改修等に係る設備投資計画は154億円であります。各セグメント毎の内訳は、AC事業で82億円、HC事業で63億円であり、主な目的としては新製品立ち上げへの対応や生産能力増強に係るものとなります。また、その所要資金は主に自己資金及び長期借入金で賄う予定であります。
なお、経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。2023/06/23 13:01
#11 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資につきましては、生産体制の整備・拡充および品質向上に向けた対応として、14,595百万円(無形資産および長期前払費用に係るものを含む)の投資を実施いたしました。
セグメント別の内訳としましては、AC事業で8,324百万円、HC事業で5,776百万円、航空機器事業で61百万円、特装車両事業及び電子機器等で434百万円の投資を行いました。各セグメントの値はセグメント間取引調整前のものです。
なお、当連結会計年度において、976百万円の減損損失を計上しています。減損損失の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記事項 13.非金融資産の減損」に記載のとおりです。
2023/06/23 13:01