有価証券報告書-第121期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/23 11:57
【資料】
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【項目】
121項目
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、財務諸表作成のための基本となる重要な事項「5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。商品又は製品の販売、工事契約のいずれの事業についても取引価格は独立販売価格に基づいて履行義務に配分しており、支払条件は、国内販売については履行義務を充足してから概ね3ヶ月以内に取引の対価を受領しています。輸出販売については、取引の対価は履行義務の充足前に受領しています。工事契約については工事完了後に概ね3ヶ月以内に取引の対価を受領しています。契約には、金融要素は含んでおりません。また、取引の対価の金額が変動しうる重要な変動対価はありませ
ん。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末に
おいて存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1) 契約資産及び契約負債の残高等
(単位:千円)

前事業年度当事業年度
顧客との契約から生じた債権(期首残高)2,891,0282,764,506
顧客との契約から生じた債権(期末残高)2,764,5062,963,644
契約資産(期首残高)-110,115
契約資産(期末残高)110,11543,089
契約負債(期首残高)97,46372,619
契約負債(期末残高)72,619233,524

契約資産の増減は主として収益認識(契約資産の増加)により生じるものであります。契約負債の増減は主として前受金の受取り(契約負債の増加)と収益認識及び未払金への振替え(同、減少)により生じたものであります。
前事業年度中に認識された収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、53,561千円であり、過去の期間に充足された履行義務に係る金額は重要ではありません。
当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、16,640千円であります。
過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当事業年度に認識した収益の額は56,357千円であります。
(2) 残存履行義務に配分した取引価格
当該履行義務は、主に歯車及び歯車装置事業の輸出販売における製品の販売及び工事契約における履行義務に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は次のとおりであります。
(単位:千円)

前事業年度当事業年度
1年以内216,080420,681
1年超--
合計216,080420,681

なお、主に輸出販売における製品の販売に係る残存履行義務の金額は233,524千円、履行義務を充足していない工事契約に係る残存履行義務の金額は187,156千円であります。