- #1 事業等のリスク
(10) 財務制限条項に係るリスク
当社グループが複数の金融機関と締結しているシンジケートローン契約等に付されている財務制限条項に抵触した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。当連結会計年度末における特別損失の計上や保有する投資有価証券の含み益減少に伴い、当社単体の貸借対照表における純資産維持に関する財務制限条項への抵触が2019年2月14日に判明して継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が発生したものの、関係金融機関等に対し期限の利益喪失に関わる条項を適用することなく契約を継続することを要請した結果、2019年2月22日をもってウエイブ手続が完了し、関連するローン契約等すべての継続が確定しました。従いまして継続企業の前提に関する重要な不確実性は現在認められません。
2019/03/27 14:21- #2 投資有価証券売却益の注記
※7 投資有価証券売却益
コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しと、財務体質の強化及び資産効率の向上を図るため、当社が保有する投資有価証券の一部について、市場で売却を行いました。
2019/03/27 14:21- #3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、21億20百万円となりました(前期は8億10百万円の支出)。設備投資のための支出を行う一方、コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しと、財務体質の強化及び資産効率の向上を図るため、投資有価証券の売却による収入(30億41百万円)、定期預金の満期払戻しによる収入等が発生しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
2019/03/27 14:21- #4 財務制限条項に関する注記
有利子負債及び貸出コミットメントの一部に、純資産や利益等に関する一定の指標等に基づく財務制限条項が付されております。当連結会計年度末における財務制限条項の対象となる有利子負債等の残高は、短期借入金5,461百万円及び長期借入金16,770百万円(うち、1年内返済予定の長期借入金2,898百万円)であります。
当連結会計年度末において、特別損失の計上及び保有する投資有価証券の含み益の減少等に伴い、当社が複数の金融機関と締結しているシンジケートローン契約等に規定する財務制限条項のうち、当社単体の貸借対照表の純資産の維持に関する条項に抵触しましたが、期限の利益喪失に関わる条項を適用することなく、当該契約を継続するよう関係金融機関等に対し要請を行った結果、財務制限条項に関わるウエイブ手続が完了し、すべての契約が継続されることが確定しております。
2019/03/27 14:21- #5 重要な後発事象、連結財務諸表(連結)
大和証券株式会社
(投資有価証券の売却)
当社は、コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直し、財務体質の強化及び資産効率の向上を図るため、当社が保有する投資有価証券の一部を2019年1月31日~2019年3月11日にかけて売却いたしました。これにより、2019年12月期第1四半期連結会計期間に投資有価証券売却益(特別利益)を計上いたします。
2019/03/27 14:21- #6 金融商品関係、連結財務諸表(連結)
営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、取引相手ごとに期日及び残高を管理し、回収懸念の早期把握や軽減を図る体制をとっております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する上場企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、時価の把握を定期的に行って管理しております。
営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務は、1年以内の支払期日であります。
2019/03/27 14:21- #7 非連結子会社及び関連会社の株式及び社債等(連結)
※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは,次のとおりであります。
| 前連結会計年度(2017年12月31日) | 当連結会計年度(2018年12月31日) |
投資有価証券 (株式) | 274百万円 | 224百万円 |
その他(出資金) | 0 | 0 |
2019/03/27 14:21