当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済・金融政策を背景として企業収益や雇用情勢が改善する等、緩やかな景気の回復傾向が続きました。しかし、為替相場が円高傾向で推移していることから、企業収益の悪化や設備投資の伸び悩みなどが見られ、景気の足踏みが続いております。一方、世界経済は、中国をはじめとする新興国の景気減速があったものの、米国の景気は回復が続き、欧州も英国のEU離脱による影響を軽微に抑え、緩やかに景気回復をしました。
このような環境のなか、当社グループの連結売上高は159,266百万円(前年同期比1.3%減)となりました。北米及び中国の販売は好調を維持し現地通貨では増収となりましたが、円高による為替換算の影響で減収となりました。連結営業利益は、メキシコ及びハンガリー拠点の業績改善で、10,667百万円(前年同期比7.9%増)、連結経常利益は、為替差損の発生で7,045百万円(前年同期比28.3%減)、法人税等と非支配株主に帰属する四半期純利益を控除し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,178百万円(前年同期比60.3%減)となりました。
セグメント情報は次のとおりです。
2016/11/09 16:12