有価証券報告書-第79期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:03
【資料】
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【項目】
118項目

対処すべき課題

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成29年6月29日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社は、「常に誇り得る商品をつくり 顧客に奉仕し 社会に寄与する」を経営理念として、創業以来自動車部品業界での事業活動に取り組んでまいりました。今後もこの経営理念を旗印に、日本プラストグループの企業価値を高めることが、株主、顧客をはじめとする企業の利害関係者の期待に応えることであると考えております。企業環境はますます厳しく、またグローバル展開における的確な舵取りが従来にも増して不可欠であり、当社は常に「顧客に奉仕」・「社会に寄与」を念頭に経営に取り組んでまいります。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、品質目標を最重要経営目標に掲げ、加えて営業利益額を経営目標とし、更なる高みを目指してまいります。
(3)経営環境、経営戦略並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境は、北米では米国の政権交代に伴う貿易政策の転換、欧州では主要国のEU離脱や反社会勢力によるテロ活発化、アジアでは北朝鮮による武力的挑発行為など、為替や市場動向も不透明さを増している状況であります。そうした中、より迅速なグローバルオペレーションを実現するために、今年度からの「第4中期」では“SPEED”をスローガンに掲げ、仕様・調達・造り・人材育成 全ての領域での改革をスピードをもって推し進め、“固有技術の確立と進化”と“お客様からの満足度と企業魅力度”の向上を遂行してまいります。