海外経済においては、米国経済は緩やかな持ち直しが続き、個人消費にも底堅さがみられましたが、物価の上昇や利上げの継続により、回復ペースの減速が続いています。中国経済は、新型コロナウイルス感染再拡大の影響等でこのところ弱さがみられましたが、ゼロコロナ政策の終了により、今後は経済正常化に向けた動きが続くとみられます。欧州経済は緩やかに回復してはいるものの、ウクライナ情勢の影響が続くもとで減速の動きがみられ、アジア新興国経済は経済活動の再開が内需を下支えするものの、外需の減速等が回復ペース鈍化のリスクとなっています。
このようななか、当社主力であるアフターマーケット事業におきましては、ウィズコロナにともなう消費行動の多様化等でユーザーの消費行動に変化の兆しがみられるものの、新製品の投入効果に加え、重点商材として拡販に力を入れているマフラー商材およびサスペンション商材が好調を維持していること等から、売上全体では前年同期を上回って推移しました。売上を商材別でみますと、国内においてはマフラー、サスペンション商材に加え、ターボ・冷却商材等が、海外においてはマフラー、サスペンション商材に加え、スーパーチャージャー等が好調に推移しております。海外地域別では、米国では、円安による買い込み需要等に加えて、第3四半期連結会計期間に売上の計上を見込んでいた貨物の一部が当第2四半期連結会計期間に前倒しされたことで売上高は大きく伸長しました。中国を除くアジア地域も、主にタイ王国の子会社にて、国内および周辺諸国へのマフラー商材の出荷量が増えたことから売上が伸びております。反面、中国はゼロコロナ政策からの立ち直りの遅れや現地消費行動の変化等により売上は前年同期を下回り、欧州も売上は前年同期を下回っています。
アフターマーケット以外の分野では、一部の製品にて委託企業の生産調整の影響等による受注の減少がありましたが、受託開発売上が増加したこと等から売上高は前年同期を上回りました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は4,460百万円(前年同期比13.5%増)となりました。
2023/04/14 15:19