四半期報告書-第98期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 9:47
【資料】
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【項目】
42項目

事業等のリスク

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更
があった事項は、次のとおりであります。
また、以下の見出しに付された番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の
状況 2 事業等のリスク」の項目番号であり、文中の下線部分が変更箇所です。
なお、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 急激な景気変動に伴う収益性の悪化
当社グループは、押しなべて社会基盤の整備・強化に資する製品・サービスを提供しております。こうした実態に即し、過去からの需要情報を蓄積し、これを基に将来計画の作成及び経営資源の配分を行っておりますが、想定を大幅に乖離した景気変動が生じた場合、経営の軌道修正を行う間において短期的に収益性が悪化する可能性があります。
なお、足元では、鋼材需給のひっ迫に伴う鉄鋼価格の大幅な値上がり、及びコロナ禍における半導体不足に起因する生産遅延などの影響が顕在化しつつあります。
また、新型コロナウイルス感染症による影響については、依然として事態の収束時期が不透明な状況が続いております。当社グループの航空機セグメントにおいては、これに起因して、民間航空機の需要減少に伴い大幅な減産対応を余儀なくされております。コロナ禍が長期化する中、固定費の圧縮等に取り組んでおりますが、一定水準まで需要が回復しなければ、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、感染拡大状況によっては、他のセグメントにおいても操業度の低下や営業活動の制限など、業績に影響を及ぼす可能性があります。