グループ全体の販売費及び一般管理費、営業外損益、特別損益の状況は次のとおりです。 販売費及び一般管理費は、人件費、保証工事費、販売手数料が減少しましたが、ビジネスクラス・シート「Venture」の他機種向け製品開発などにより試験研究費が増加したことなどから 3,651百万円(前年同四半期比 324百万円増)となりました。 営業外損益は、前連結会計年度末よりも為替相場が円安で推移し為替差益が増加しましたが、支払利息の増加などもあり 175百万円の損(前年同四半期は、818百万円の損)となりました。 特別損益は、特別損失に一時帰休による固定費等の操業費用を新型コロナウイルス感染症関連損失として 213百万円を計上し、製造拠点整理に伴う原状回復費用等を事業整理損として 99百万円計上しましたが、特別利益に一時帰休による雇用調整助成金等の助成金収入として 511百万円計上したことや損害補償損失引当金戻入益を 137百万円計上したことなどにより、300百万円の益(前年同四半期は、640百万円の損)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。 [航空機内装品等製造関連] 当事業では、感染症拡大による影響等で航空機メーカーは更なる減産や生産スケジュール変更を余儀なくされたことから、ギャレー及びラバトリーの出荷が減少したことなどにより、前年同四半期に比べ売上高は減少しました。一方 、経常損益については、原価低減策の効果や一部プログラムにおいて顧客仕様変更に伴う追加売上などの影響、又、為替差益の発生などにより経常利益となりました。 この結果、航空機内装品等製造関連は、売上高 11,890百万円(前年同四半期比 6,038百万円減)、経常利益 851百万円(前年同四半期は、経常損失 3,455百万円)となりました。 [航空機シート等製造関連] 当事業では、感染症拡大による影響等で顧客による納期変更などにより、前年同四半期に比べ売上高は減少しました。又、経常損益については、売上高の減少などにより経常損失となりましたが、原価低減策の効果や採算性の悪い特注品の出荷が減少したことから経常損失の改善に繋がりました。 この結果、航空機シート等製造関連は、売上高 913百万円(前年同四半期比 2,739百万円減)、経常損失 1,390百万円(前年同四半期は、経常損失 1,791百万円)となりました。 [航空機器等製造関連] 当事業では、防衛関連を中心とした熱交換器等装備品の出荷が第3四半期連結会計期間以降に繰り延べられたものの、民間航空機向け製品の炭素繊維構造部材や航空機エンジン部品の出荷が増加したことなどから前年同四半期に比べ売上高は増加しました。又、経常損益については、売上高は増加したものの、採算性の良い製品の出荷が減少したことなどにより経常損失となりました。 この結果、航空機器等製造関連は、売上高 1,943百万円(前年同四半期比 212百万円増)、経常損失 247百万円(前年同四半期は、経常損失 102百万円)となりました。 [航空機整備等関連] 当事業では、機体整備において一部プログラムの完成工事が増加し、前年同四半期に比べ売上高は増加しました。又、経常損益については、売上高増加などにより経常利益となりました。 この結果、航空機整備等関連は、売上高 3,730百万円(前年同四半期比 1,182百万円増)、経常利益 113百万円(前年同四半期は、経常損失 60百万円)となりました。 [その他] その他の区分には、連結子会社の株式会社オレンジジャムコの事業を含んでおり、航空機内装品等製造関連の補助作業等セグメント間の内部取引が中心ですが、立川製造拠点を廃止したことで作業量が減少したことなどから経常損失となりました。 この結果、その他の区分では、売上高 0百万円(前年同四半期は、0百万円)、経常損失 14百万円(前年同四半期は、経常利益 0百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
2021/11/08 11:09