このような環境の下、当社グループでは、政府が掲げる「地域医療構想」の基本方針により、今後手術の集中化と効率化への対応を迫られる急性期医療機関に対して、「働き方改革」と「医療安全」を提供価値とする「プレミアムキット」の提案活動を積極的に展開しております。「プレミアムキット」は、術式ごとに必要な材料を適切な順番でセットしたキット製品であり、少人数でも安全で迅速に手術の準備が可能になることで医療現場の「働き方改革」と「医療安全」に大きく貢献する、当社グループの主力製品となっております。
当第3四半期におきましても、「プレミアムキット」が提供できる価値の訴求を中心とする活動を組織的に強化してまいりました。高い安全性や費用対効果などの製品特性に加え、手術の準備・展開作業の軽減に向けたソリューションの提案活動が浸透し、「プレミアムキット」の売上高が伸長いたしました。キット製品全体では、販売予定の医療機関への新規立上げ不足や他社との競争などにより厳しい状況となったものの、増収を確保いたしました。その他の製品につきましては、10月に既製品を中心に消費税増税の反動の影響などが若干発生いたしました。なお、当該期間における「オペラマスター」の累計契約件数につきましては275件となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は28,060百万円(前年同期比0.3%増)となりました。キット製品の売上高は17,118百万円(同3.2%増)、内「プレミアムキット」の売上高は7,701百万円(同39.8%増)となりました。売上原価は、償却費が減少したことなどにより前年同期に比べ原価率が改善いたしました。販売費及び一般管理費は、効率的な経費の使用に努めたことなどにより前年同期に比べ減少いたしました。この結果、営業利益は4,104百万円(同4.6%増)となりました。経常利益は、新キット工場の牛久市助成金収入等があり4,520百万円(同12.3%増)となりました。また、株式の一部売却による特別利益1,942百万円(前年同期は3,998百万円)を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,576百万円(18.7%減)となりました。
2020/02/12 13:03