製品については、個人防護製品の世界的な需給バランスの不均衡は改善しつつあるものの、安定供給に対するお客様の要望が高まっております。こうした背景もあり、コロナ禍でも製品の安定供給を堅持してきた当社の不織布製品が堅調に推移いたしました。また、感染症防護製品である「マスク」および「プリコーションセット」の販売が増加いたしました。また、手術用キット製品は、手術件数の回復スピードが緩やかであったことなどが影響し売上が減少いたしましたが、最重要戦略製品である「プレミアムキット」が着実に伸長いたしました。プレミアムキットは、手術における安全性を確保しながら、術前の準備段階から、術中、術後までの業務を効率化できる付加価値の高い製品であり、厳しい環境下において医療機関の支援をできることからお客様から高いご評価をいただいております。
これらの結果、当第3四半期累計の売上高は27,696百万円(前期比1.3%減)となりました。手術用キット製品の売上高は16,048百万円(同6.3%減)となりましたが、そのうち「プレミアムキット」の売上高は8,376百万円(同8.7%増)となりました。また、売上原価は、償却費が減少したことなどから前期に比べ原価率が改善いたしました。販売費及び一般管理費は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための活動自粛の影響等により前期に比べ減少いたしました。この結果、営業利益は4,508百万円(同9.8%増)となりました。経常利益は、営業外収益において前期同様に新キット工場の牛久市助成金収入等があり4,919百万円(同8.8%増)となりました。また、株式の一部売却による特別利益1,028百万円(前年同期は1,942百万円)を計上いたしましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,296百万円(同6.1%減)となりました。
財政状態の状況
2021/02/10 11:47