有価証券報告書-第72期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/24 15:00
【資料】
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【項目】
161項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
1)監査役会の組織、人員について
当社の監査役は4名であり、常勤監査役1名と社内監査役1名、社外監査役2名から構成されています。当社の監査役会は財務及び会計に相当程度の知見を有するものを含めることとしており、社外監査役には、会計並びに企業経営に関する豊富な経験と幅広い見識または法律に関する専門性を有する2名を選定しています。
監査役監査の手続き、役割分担については、期首に策定する監査方針及び役割分担に基づき監査計画により取締役会、常務会、その他リスク管理、コンプライアンス管理の重要会議に出席、重要な書類の閲覧、グループ会社・事業所への往査、期末決算監査等を担っています。各監査役の経験及び能力は、次のとおりであります。
氏 名経 験 及 び 能 力
常勤監査役
福原 敦志
当社の研究開発、人事、リスク管理部門に携わり、幅広い分野の職歴の経験から財務及び会計に相当程度の知見を有しております。
非常勤監査役(社内)
松井 正
当社の代表取締役社長として会社経営に参画。その職歴から経営に関する高度な知識と豊富な業務経験を有しております。
非常勤監査役(社外)
飯沼 良祐
海外現地法人の社長など長年にわたってガバナンスに携わり、経営者として培われた幅広い知識と経験を有しております。
非常勤監査役(社外)
齋藤 晴太郎
弁護士としての高い専門的知識から、長年にわたって大手企業の社外監査役を兼職され、豊富な業務経験を有しております。

2)監査役及び監査役会の活動状況
当事業年度において当社は監査役会を13 回開催しており、平均所要時間は67分、付議議案件数は5.1件であります。個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
福原 敦志1313(100%)
松井 正1313(100%)
飯沼 良祐1313(100%)
齋藤 晴太郎1313(100%)

3) 監査役会及び監査役の活動状況
(1)取締役 取締役会出席(19回/年、監査役出席率98.7%)、常務会出席(37回/年、常勤監査役出席率100%)、代表取
締役・社外取締役との定期会合の開催(半期毎)
(2)業務執行 本社・事業所への監査、リスク管理委員会、コンプライアンス委員会への出席、内部統制の体制構築と運用
監視、重要会議議事録の閲覧・確認 (3)子会社 国内外グループ会社社長会への出席、子会社への監査、子会社監査との連携 (4)内部監査 内部監査部門からの内部監査計画説明、結果報告、監査部門との定例会の開催 (5)会計監査 会計監査人からの監査計画説明、四半期レビュー報告、監査結果報告、会計監査人評価
4) 会計監査人とのコミュニケーション
常勤監査役、社内監査役、社外監査役
・期首:監査方針・監査計画の確認
・四半期毎:四半期レビュー報告、品質管理外部レビュー報告
・期末:会社法監査結果報告、金融商品取引法監査結果報告
常勤監査役
・期中:監査法人往査の立会、定期会合(2回/年)、事業所往査立会
・期末:棚卸監査立会
② 内部監査の状況
内部監査は、社長直轄の監査部(6名)が内部監査規程等に従い、当社各部門及び当社グループ会社の、経営活動・内部統制システムにおける意思決定と統制状況、教育体制、監視・監査体制について計画的に監査の実施を行っており、その結果を社長及び各被監査部門へ報告するとともに、必要に応じて改善事項の指摘を行っております。
③ 会計監査の状況
会計監査人につきましては、有限責任 あずさ監査法人と監査契約を締結しており、年間監査契約に基づき、当社及び連結子会社の監査を行っております。
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b.継続監査期間
6年間
c.業務を執行した公認会計士
西田 俊之、東 大夏
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士13名、その他17名
e.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人の再任の適否の判断(会計監査人の選任に関する議案を株主総会に提出すること又は会計監査人の解任もしくは不再任を株主総会の目的とすることの同意の判断を含む)にあたって、会計監査人の職務遂行状況(従前の事業年度における職務遂行状況を含む)、監査体制及び独立性などが適切であるかについて、確認しております。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨およびその理由を報告いたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
会計監査人の職務の遂行が適正に行われていることを確保するため、独立性に関する事項その他監査に関する 法令および規程の遵守に関する事項、監査、監査に準ずる業務およびこれらに関する業務の契約の受任および継続の方針に関する事項、会計監査人の職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制に関するその他の 事項について、会計監査人から通知を受け、会計監査人が会計監査を適正に行うために必要な品質管理の基準を遵守しているかどうか、会計監査人に対して適宜説明を求め確認を行っております。確認の結果、会計監査人の職務の遂行が適正に行われていると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社80-90-
連結子会社16-16-
96-106-

b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に対する報酬(a.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社---0
連結子会社----
---0

当社における非監査業務の内容は、税務関連のアドバイザリー業務であります。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する報酬につきましては、監査の内容・日数などを勘案し、監査役会の同意を得た上で適切に決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況および報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。