有価証券報告書-第45期(平成29年4月1日-平成29年12月31日)
有報資料
(1)業績
当社は、連結決算日(当社の事業年度の末日)を毎年3月31日としていましたが、財務情報の国際的な比較可能性および経営の透明性をさらに高めるため、平成29年6月29日開催の第44期定時株主総会において、定款一部変更を決議し、連結決算日を毎年12月31日に変更いたしました。この結果、前連結会計年度の連結損益計算書は、3月決算会社については平成28年4月1日から平成29年3月31日までの損益を、12月決算会社については平成28年1月1日から平成28年12月31日までの損益を基礎として連結していましたが、当連結会計年度の連結損益計算書は、すべての連結対象会社について平成29年4月1日から平成29年12月31日までの損益を連結しています。なお、経過期間の措置として、12月決算会社の平成29年1月1日から平成29年3月31日までの損益については、連結貸借対照表における株主資本の利益剰余金に直接加減し、当該期間における在外連結子会社の現金及び現金同等物の変動は、連結キャッシュ・フロー計算書において「決算期変更に伴う現金及び現金同等物の減少額」として表示しております。
また、当連結会計年度は9ヶ月間の変則決算のため、対前期増減率につきましては記載しておりません。
当連結会計年度における日本経済は、政府の景気対策の影響もあり、企業業績、雇用環境の改善がみられ、全体的には緩やかな回復傾向がみられました。また、当社がカジノリゾート事業を手掛けるフィリピンにおいても、現政権による安定した政治、経済面での運営により、高い経済成長が続いております。
長期的に緩やかな縮小傾向にあるパチスロ・パチンコ産業においては、パチスロ・パチンコ機の改正規則の施行により、当社及び業界全体の開発体制や製品供給にも影響が出てきております。
また、フィリピンにおけるカジノリゾートビジネスは、ドゥテルテ政権による保護・推進政策のもと、カジノ税優遇などの規制環境の恩恵を享受しつつ、高い成長をみせており、当社の事業規模、売上げも拡大基調にあります。
当連結会計年度における売上高は68,546百万円、営業損失は9,807百万円、経常損失は12,829百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は13,426百万円となりました。
事業セグメント別の業績は以下のとおりです。なお、当連結会計年度から、報告セグメントの区分を変更しており、各業績数値はセグメント間売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
①パチスロ・パチンコ事業
当連結会計年度においては、パチスロ機10タイトル、パチンコ機3タイトルの市場投入を行い、パチスロ・パチンコ事業の売上高は50,346百万円、営業利益は9,343百万円となりました。
パチスロ・パチンコ業界は自主規制に伴い平成29年10月から5.9号機への移行、また平成30年2月より改正規則の施行と業界としても大きな変革期を迎えており、市場は先行きの不安感からの買い控えなど業界全体として閉塞感のある状況でした。
その中で当社は、開発力を生かし市場にマッチしたタイトルの供給を図り『ホール貢献』を行う方針のもと販売活動を行いました。
パチスロ機においては、現在市場にて固定客層に根強い人気を得ている大型版権『魔法少女まどか☆マギカ』の最新機である『SLOT魔法少女まどか☆マギカA』、今もなお若年層を中心に市場で高い人気のアニメ版権『SLOTギルティクラウン』、「A PROJECT」の第8弾となる『タロットエンペラー』等の販売を行いました。
パチンコ機においては、パチスロ機でも圧倒的人気を誇る『アナザーゴッドシリーズ』を用いた『CRアナザーゴッドハーデス アドベント』等の販売を行いました。
②カジノリゾート事業
当連結会計年度におけるカジノリゾート事業の売上高は16,051百万円へ拡大したものの、固定費負担から、営業損失は9,024百万円となりました。
カジノリゾート事業では、フィリピン、マニラ・ベイ地区にて展開している統合型リゾート施設「Okada Manila」にて、ホテル客室の供給増など、全面開業に向けた最終段階の作業に集中的に注力しております。
世界最大級のカラー噴水「ザ・ファウンテン」と並ぶ「Okada Manila」のシンボリックな施設として、昨年12月にオープンした東南アジア最大のナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「コーブ・マニラ」は人気を博しています。高級レストランを擁するファインダイニングやショッピングモールも全面開業に向け、営業を拡大しております。今期の事業本格拡大へ向けた開業コストの負担はあるものの、「Okada Manila」全体で入場者数が増加し、カジノを中心とした施設全体の売上高が着実に伸びております。
③その他
当連結会計年度におけるその他の売上高は、1,918百万円、営業利益は331百万円となりました。
メディアコンテンツ事業においては、パチスロ機『アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-』『CRアナザーゴッドハーデス アドベント』など5本のシミュレーターアプリをApp Store、Google Play及び会員制モバイルサイト「ユニバ王国」にて配信いたしました。
また、新たな取り組みとして、ビデオスロットをメインにした新規ソーシャルゲーム「ユニバーサルスロットストリート」の配信を開始いたしました。
日本最大のパチンコ・パチスロ専門チャンネル「パチンコ★パチスロTV!」を運営する日本アミューズメント放送株式会社においては、スカパー!の全体加入者数の減少に伴い売り上げが減少傾向にある中、「パチテレ!NETプレミアム」での加入者獲得や制作原価・販管費の効率的な運用を行い、ほぼ目標通りの営業利益となっております。
また、編成では10月に新番組3タイトルを開始し、12月にはネット系動画サイトとのコラボレーション番組を含む特別番組の放映を行い、新規ユーザー獲得及び既存ユーザーへの満足度向上を図りました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は35,594百万円となりました。また、当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、2,177百万円の支出となりました。これは、税金等調整前当期純損失を12,810百万円計上したことに加え、減価償却費6,507百万円、その他の流動負債の増減額(△は減少)4,821百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、59,903百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出57,186百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、4,352百万円の収入となりました。これは、短期借入金の純増減額(△は減少)7,387百万円、及び配当金の支払額3,155百万円によるものです。
当社は、連結決算日(当社の事業年度の末日)を毎年3月31日としていましたが、財務情報の国際的な比較可能性および経営の透明性をさらに高めるため、平成29年6月29日開催の第44期定時株主総会において、定款一部変更を決議し、連結決算日を毎年12月31日に変更いたしました。この結果、前連結会計年度の連結損益計算書は、3月決算会社については平成28年4月1日から平成29年3月31日までの損益を、12月決算会社については平成28年1月1日から平成28年12月31日までの損益を基礎として連結していましたが、当連結会計年度の連結損益計算書は、すべての連結対象会社について平成29年4月1日から平成29年12月31日までの損益を連結しています。なお、経過期間の措置として、12月決算会社の平成29年1月1日から平成29年3月31日までの損益については、連結貸借対照表における株主資本の利益剰余金に直接加減し、当該期間における在外連結子会社の現金及び現金同等物の変動は、連結キャッシュ・フロー計算書において「決算期変更に伴う現金及び現金同等物の減少額」として表示しております。
また、当連結会計年度は9ヶ月間の変則決算のため、対前期増減率につきましては記載しておりません。
| 平成29年12月期 | 売上高 | 営業利益又は 営業損失(△) | 経常損失(△) | 親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
| 個別(百万円) | 53,317 | 558 | △14,450 | △15,557 |
| 連結(百万円) | 68,546 | △9,807 | △12,829 | △13,426 |
当連結会計年度における日本経済は、政府の景気対策の影響もあり、企業業績、雇用環境の改善がみられ、全体的には緩やかな回復傾向がみられました。また、当社がカジノリゾート事業を手掛けるフィリピンにおいても、現政権による安定した政治、経済面での運営により、高い経済成長が続いております。
長期的に緩やかな縮小傾向にあるパチスロ・パチンコ産業においては、パチスロ・パチンコ機の改正規則の施行により、当社及び業界全体の開発体制や製品供給にも影響が出てきております。
また、フィリピンにおけるカジノリゾートビジネスは、ドゥテルテ政権による保護・推進政策のもと、カジノ税優遇などの規制環境の恩恵を享受しつつ、高い成長をみせており、当社の事業規模、売上げも拡大基調にあります。
当連結会計年度における売上高は68,546百万円、営業損失は9,807百万円、経常損失は12,829百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は13,426百万円となりました。
事業セグメント別の業績は以下のとおりです。なお、当連結会計年度から、報告セグメントの区分を変更しており、各業績数値はセグメント間売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
①パチスロ・パチンコ事業
当連結会計年度においては、パチスロ機10タイトル、パチンコ機3タイトルの市場投入を行い、パチスロ・パチンコ事業の売上高は50,346百万円、営業利益は9,343百万円となりました。
パチスロ・パチンコ業界は自主規制に伴い平成29年10月から5.9号機への移行、また平成30年2月より改正規則の施行と業界としても大きな変革期を迎えており、市場は先行きの不安感からの買い控えなど業界全体として閉塞感のある状況でした。
その中で当社は、開発力を生かし市場にマッチしたタイトルの供給を図り『ホール貢献』を行う方針のもと販売活動を行いました。
パチスロ機においては、現在市場にて固定客層に根強い人気を得ている大型版権『魔法少女まどか☆マギカ』の最新機である『SLOT魔法少女まどか☆マギカA』、今もなお若年層を中心に市場で高い人気のアニメ版権『SLOTギルティクラウン』、「A PROJECT」の第8弾となる『タロットエンペラー』等の販売を行いました。
パチンコ機においては、パチスロ機でも圧倒的人気を誇る『アナザーゴッドシリーズ』を用いた『CRアナザーゴッドハーデス アドベント』等の販売を行いました。
②カジノリゾート事業
当連結会計年度におけるカジノリゾート事業の売上高は16,051百万円へ拡大したものの、固定費負担から、営業損失は9,024百万円となりました。
カジノリゾート事業では、フィリピン、マニラ・ベイ地区にて展開している統合型リゾート施設「Okada Manila」にて、ホテル客室の供給増など、全面開業に向けた最終段階の作業に集中的に注力しております。
世界最大級のカラー噴水「ザ・ファウンテン」と並ぶ「Okada Manila」のシンボリックな施設として、昨年12月にオープンした東南アジア最大のナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「コーブ・マニラ」は人気を博しています。高級レストランを擁するファインダイニングやショッピングモールも全面開業に向け、営業を拡大しております。今期の事業本格拡大へ向けた開業コストの負担はあるものの、「Okada Manila」全体で入場者数が増加し、カジノを中心とした施設全体の売上高が着実に伸びております。
③その他
当連結会計年度におけるその他の売上高は、1,918百万円、営業利益は331百万円となりました。
メディアコンテンツ事業においては、パチスロ機『アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-』『CRアナザーゴッドハーデス アドベント』など5本のシミュレーターアプリをApp Store、Google Play及び会員制モバイルサイト「ユニバ王国」にて配信いたしました。
また、新たな取り組みとして、ビデオスロットをメインにした新規ソーシャルゲーム「ユニバーサルスロットストリート」の配信を開始いたしました。
日本最大のパチンコ・パチスロ専門チャンネル「パチンコ★パチスロTV!」を運営する日本アミューズメント放送株式会社においては、スカパー!の全体加入者数の減少に伴い売り上げが減少傾向にある中、「パチテレ!NETプレミアム」での加入者獲得や制作原価・販管費の効率的な運用を行い、ほぼ目標通りの営業利益となっております。
また、編成では10月に新番組3タイトルを開始し、12月にはネット系動画サイトとのコラボレーション番組を含む特別番組の放映を行い、新規ユーザー獲得及び既存ユーザーへの満足度向上を図りました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は35,594百万円となりました。また、当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、2,177百万円の支出となりました。これは、税金等調整前当期純損失を12,810百万円計上したことに加え、減価償却費6,507百万円、その他の流動負債の増減額(△は減少)4,821百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、59,903百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出57,186百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、4,352百万円の収入となりました。これは、短期借入金の純増減額(△は減少)7,387百万円、及び配当金の支払額3,155百万円によるものです。