臨時報告書

【提出】
2017/12/20 12:11
【資料】
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提出理由

当社は、平成29年12月16日開催の取締役会において、当社の連結子会社である東水フーズ株式会社(以下、「東水フーズ」)を解散し、特別清算を実施するとともに、当社の東水フーズに対する債権を放棄することについて決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項ならびに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第11号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

取立不能又は取立遅延債権のおそれ

(1)当該債務者等の名称、住所、代表者の氏名及び資本金
名称東水フーズ株式会社
住所千葉県船橋市浜町三丁目3番地4
代表者の氏名代表取締役社長 菊地 俊之
資本金45百万円

(2)当該債務者等に生じた事実及びその事実が生じた年月日
当該債務者等に生じた事実当社取締役会による東水フーズ解散及び特別清算を実施する旨の決議
当該事実が生じた年月日平成29年12月16日

① 東水フーズ解散(特別清算)及び債権放棄に至った理由
当社は、平成19年11月に外部に委託していた鮪加工事業を自社グループ内に取り込み、ニーズにマッチした商品開発と商品供給力の向上を図る事で、本業である水産物卸売事業強化を実現すべく、新たに設立した東水フーズで当該加工事業を開始いたしました。
しかしながら、東水フーズの主力事業であるメバチ鮪加工事業において、原料相場の高騰が続き、厳しい価格競争にさらされる中で、製品単価引き上げが売上高の低下を招くという悪循環に陥り、生産体制の縮小を余儀なくされました。この間、当社は経営陣のテコ入れやネット通販開拓援助、余剰施設の外部賃貸仲介など、様々な支援を続けてまいりましたが、東水フーズは赤字決算が続く厳しい状況が続いておりました。
当社は事業継続の是非を判断するため、事業ポートフォリオ最適化分析を行い、収益改善の実現性を検討いたしてまいりましたが、収益確保が極めて難しいとの結論に至り、東水フーズの解散及び特別清算を実施することを決議いたしました。
東水フーズの特別清算に伴い、当社は東水フーズに対する債権を放棄することといたしました。
② 解散及び特別清算の日程
平成29年12月16日当社取締役会による解散決議
平成30年3月31日(予定)東水フーズ臨時株主総会による解散決議
平成30年3月31日(予定)解散日
平成30年3月31日(予定)特別清算開始の申立て
平成30年6月30日(予定)特別清算結了

(3)当該債務者等に対する債権の種類及び金額
(平成29年11月30日現在)

売掛金64百万円
未収入金2百万円
貸付金1,315百万円
合計1,381百万円

(4)当該事実が当社の事業に及ぼす影響
当社は個別決算において、平成29年3月期現在、東水フーズの株式については備忘価額まで減損済みであり、債務超過額1,022百万円については投資損失引当金として計上済みであります。
これらに加え、当該影響額については今後の様々な要因により変動する可能性がありますが、詳細が明らかになり次第公表いたします。
以 上