有価証券報告書-第170期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 13:15
【資料】
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【項目】
147項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
a.人員・組織
監査役会は、社外監査役3名を含む4名で構成され、監査役会が定めた監査の方針等に従い、取締役会・経営会議・執行役員会その他重要な会議に出席するほか、取締役等からその職務の執行状況を聴取し、重要な決裁書類等を閲覧するなどの監査を実施しております。また、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査し、必要に応じて子会社から営業の報告を求めるなどの監査も実施しております。
役職氏名経験及び能力
常勤監査役境 晴繁執行役員として経営戦略室及び監査部の責任者を歴任し、当社事業を熟知し、
且つ管理統制に秀でた能力を有しております。
社外監査役山村 耕三三菱電機株式会社営業本部事業企画部代理店グループマネージャーの職にあり、
グループ企業の監督に関する十分な知識を有しております。
社外監査役野見山 豊株式会社寺岡製作所の監査役であり、同社管理部門の要職を歴任するなど、
経営に対し高い見識を有しております。
社外監査役一法師 信武公認会計士を有し、会計分野に関する研究及び教授などを通じ財務・会計に
関する相当な知見を有しております。

b.監査役及び監査役会の活動状況
(a)当事業年度において当社は監査役会を7回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
境 晴繁7回7回(100%)
山村 耕三6回5回( 83%)
野見山 豊7回7回(100%)
一法師 信武7回7回(100%)

監査役会の平均所要時間は60分程度であります。
監査役会後、各監査役間の情報・意見交換等を行っております。
(b)監査役会の主な検討事項
・監査役体制・計画に係る監査
監査役会の役割を適切に執行出来る体制となる、経験及び能力を保有する監査役及び補欠監査役を審議し同意。
常勤監査役及び議長の選任を審議し承認。
監査計画に関し、その内容・業務分担・会議日程に関して、有効性等を審議し承認。
・取締役の職務の執行の監査
往査による監査、取締役・社外取締役及び執行役員から受領した執行確認書の審議・承認。
・株主総会にかかわる事項
定時株主総会にて監査報告者と質問に対する回答者及び補欠回答者を審議し承認。
・監査役会監査報告書の承認
事業報告書及び計算書類等、また、会計監査人からの監査報告書を確認し、適正な会計処理の基準に適合している かの検討を行った上、監査役会監査報告書を承認。
・監査法人にかかわる監査
会計監査人の再任に関する審議・承認、会計監査人の監査報酬額の審議・同意。
有価証券報告書・四半期レビューの報告、及び質疑応答等。
(c)常勤及び非常勤監査役の活動状況
・代表取締役及び取締役へのヒアリング
年2回の情報・意見交換を実施。
・重要会議への出席
取締役会、経営会議、執行役員会議、全国成長戦略会議等への出席(社外監査役は取締役会のみ)
・重要な決裁書類等の閲覧
一般稟議書、専決稟議書(常勤監査役のみ)
・往査
事業部、支社支店、管理部門、子会社(年2回)
提携倉庫(年1回)
②内部監査の状況
当社は、内部監査部門として監査部を設置し、監査部長を含む4名体制で業務執行から独立した立場で各事業部門の事業運営活動が法令、定款、社内規定並びに会社の経営方針や事業計画に沿って行われているかを検証し、各事業部門に具体的な助言・勧告を行うことにより、会社の健全性の保持に努めております。内部監査は年間計画に基づき実施され、その結果は代表取締役、監査役に報告され、実施状況・結果を経営者が把握するとともに、対象部門の執行役員がフォローアップを実施しております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
b.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員:青柳 淳一
指定有限責任社員 業務執行社員:渡辺 雅子
c.継続監査期間
34年間
上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続期間は上記期間を超えている可能
性があります。
d.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 3名、その他 5名
e.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準」を策定し、同監査法人が会計監査人として必要とされる独立性・専門性、品質管理体制を有していること等から、当社の会計監査人に適任であると判断し、同監査法人を選定しております。
会計監査人の解任又は再任の決定方針
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定しております。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告しております。
なお、取締役が、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることを監査役会に請求し、監査役会はその適否を判断したうえで、株主総会に提出する議案の内容を決定しております。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、監査法人の独立性・専門性、監査法人による監査活動が適切かつ妥当であると評価しております。
g.監査法人の異動
該当なし
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社42-401
連結子会社----
42-401

当社における当連結会計年度における非監査業務の内容は、会計等に関するアドバイザリー業務等です。
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社----
連結子会社---0
---0

連結子会社における当連結会計年度の非監査業務の内容は、税務等に関するアドバイザリー業務等です。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査日数・時間及び監査人員を勘案した上で定めております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査報酬につきましては、監査内容、日数等により適切な報酬額を検討し、会社法の定めに従い監査役会の同意を得た上で取締役が決定しております。なお、監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、会計監査人の監査計画の内容、職務遂行状況及び報酬の見積り等を検討した上で、会計監査人の報酬の額は妥当であると判断し同意を行っております。