有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/26 9:56
【資料】
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【項目】
127項目
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社の企業理念である「市場流通の活性化を通じて、広く社会に貢献する」ため、大田市場を商流の基盤と
したハブ化を更に推進し、全国産地の商流・物流の調整機能を担い、安定した商品供給体制の構築に取り組ん
でまいります。お客様の要望に応える信頼される会社として、生産者から消費者へのスムーズな流通、サービ
スを提供し、広く社会に貢献することを経営方針としております。
(2)経営戦略
首都圏における販売力を活かした適時適確な価格形成を通じて産地との信頼関係を築き、全国産地からの集
荷体制をより一層強化してまいります。具体的には、グループ取扱高目標を3,200億円とした2022年度策定の
中期5ヶ年計画を本年度において達成し、更に2026年度からの新たな中期計画を策定し、それを達成すべくグ
ループ各社の立地的優位性を活かし、直送を含めた戦略的取組みを立案、グループ全体の売上・利益の更なる
最大化を図ってまいります。また、成長機会創出のため業務加工に向けた取引、地方市場等の新規取引先、商
品開発を推進するとともにパレット輸送などの青果物流通の効率化に向けた取組みを行ってまいります。
更に、将来を見据え、営業及び管理部門の人材育成を推進してまいります。
(3)経営環境
2020年6月の改正卸売市場法の施行に伴い、商物分離を中心に取引の自由化がますます進展してきており、更に産地による市場集約化や異業種の参入、市場外流通の拡大等、外部環境が急速に変化していくことが想
定されます。外食産業への青果物の需要が回復していく傾向にありますが、生産コストの増加や物価高によ
る消費者のコスト意識の高まり等の要因で、長期的にこの回復が続いていくかどうかについては、不透明で
あります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
安定的に青果物を供給する卸売市場としての役割を果たすことが重要であると認識しております。現状で
は、2024年問題といわれる物流問題への対処が依然として重要な課題となっており、サプライチェーンの物
流合理化や物流部門の体制強化をはかることも引き続き重要な課題と考えております。
財務上の課題としましては、コスト高の影響を抑えつつ買付利益率の向上や販売事故費を始めとした販売費
及び一般管理費を削減することによる利益の増大によって、自己資本を更に充実させていくことが課題であ
ります。

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