半期報告書-第65期(2024/04/01-2025/03/31)
業績等の概要
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、米国は個人消費が堅調ながらも製造業が低調で、ロシア・ウクライナ情勢の影響で欧州は景気が低迷し、中国では不動産不況で景気の悪化が進むなど、減速感が次第に強まりました。
我が国経済は、企業収益改善を背景とした設備投資の拡大やインバウンド需要で景気は持ち直しつつありますが、地政学リスクの不安、円安の進行、インフレ圧力の継続など、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような事業環境の下、当社グループ(当社及び連結子会社)では、アルミ合金スラブ材(YKFシリーズ)の販売を拡大し、顧客の様々な素材調達需要に対応しております。また、令和6年3月25日に株式取得により100%子会社とした西田金属では、銅・銅合金などの伸銅品をはじめとした非鉄金属材料の販売、および切断加工を中心とした各種加工品の販売を幅広い分野に向けて行っております。引き続き、加工技術を継承し、また、在庫・即納体制を整え、顧客の多品種少量・短納期ニーズの対応に努めております。今後、当社グループのネットワークを介して営業、製造面などで様々なシナジーを活かし、将来的には新規顧客の獲得・販路開拓を通じて取引の拡大につながるものと期待しております。その他におきましても、国内外を問わず成長分野での取引深耕並びに新規開拓に注力して、引き続き、積極的な営業活動を推進してまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の経営成績は、前年比で自動車関連は回復傾向にあるものの、半導体製造装置・エレクトロニクス関連の回復は遅れ、中国関連においては全般的に悪化し、売上高20,187,639千円(前年同期比3.4%減)、経費面では西田金属の連結での純増や円安の影響に加えて、YAMAKIN CORPORATIONでのBIS申請の不具合や単価上昇による運送費等の増加があり、販売管理費1,876,715千円(前年同期比22.3%増)となり、営業損失76,811千円(前年同期は営業利益408,636千円)と大幅減少となりました。
受取配当金の増加もあり営業外収益118,539千円(前年同期比9.8%増)、今期は為替差損19,627千円(前年同期は為替差益26,276千円)が発生し営業外費用82,826千円(前年同期比43.3%増)、経常損失41,098千円(前年同期は経常利益458,843千円)、親会社株主に帰属する中間純損失101,655千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益453,080千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(素材の販売事業)
国内外の工場設備の拡充を図るとともに品質管理体制を強化し、高品質で付加価値の高い製品の安定納入に努めております。当セグメントの売上高は20,019,426千円(前年同期比3.1%減)、営業損失は110,862千円(前年同期は営業利益376,085千円)、セグメント資産は34,891,359千円(前年同期比11.6%増)となりました。
(情報処理サービス事業)
品質向上を図りつつ、さらに新商品の拡販に注力することで売上高の確保に努めましたが、当セグメントの売上高は124,292千円(前年同期比33.1%減)、営業損失は1,263千円(前年同期は営業利益9,690千円)、セグメント資産は2,333,602千円(前年同期比1.2%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
契約の確保・増進と原価低減に努めました。当セグメントの売上高は43,919千円(前年同期比0.7%増)、営業利益は22,758千円(前年同期比11.7%減)、セグメント資産は605,932千円(前年同期比2.3%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ652,070千円減少し、当中間連結会計期間末には1,981,495千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1,461,400千円(前年同期は1,789,838千円の獲得)となりました。これは、主に売上債権の減少及び仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は202,542千円(前年同期比13.2%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は966,738千円(前年同期は901,765千円の使用)となりました。これは、主に短期借入金の純増額によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a.商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は仕入価格によっております。
b.販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り・予測を実施しております。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
当社グループの経営成績等は、半導体製造装置関連・エレクトロニクス関連は低迷しましたが、自動車関連が回復傾向にあり、売上高は20,187,639千円(前年同期比3.4%減)と減収となりました。物価高に伴う費用の増加もあり、営業損失は76,811千円(前年同期は営業利益408,636千円)と減益となりました。今期は為替差損が発生し、経常損失は41,098千円(前年同期は経常利益458,843千円)と減益となり、親会社株主に帰属する中間純損失は101,655千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益453,080千円)となりました。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの中核事業は非鉄金属素材の販売であり、素材加工から、部品・製品の開発・製造までの一貫体制を整えております。
また、海外進出を積極的に推し進め、海外売上高の比率が増加しております。
このため、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、市場動向、為替動向、品質管理、海外拠点管理となります。
従来の商社機能に加え加工設備を導入し、付加価値の高い商品を提供することで、市場の動向の影響を最小限に抑えております。
為替動向につきましては、為替変動リスクを最小限に抑えるため、適切な為替予約の実施等に取り組んでおります。
取引先との長期にわたる信頼関係を重視していることから、品質管理を当社グループの最重要課題として捉えております。品質管理体制につきましては、グループ内に専門の部署を設置し、品質の確保に努めております。
海外拠点管理につきましては、専任の管理者を配置し、常時情報を収集、即時に対応できる体制を整備、継続しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、営業債権及び在庫のための費用及び販売費及び一般管理費であります。
また、設備資金需要といたしましては、当社グループ各工場の機械設備及び業務効率化のための情報処理投資等があります。
財務政策
運転資金につきましては、内部資金の活用及び金融機関からの短期借入金によっております。
設備資金につきましては、社債の発行等により安定的な資金調達を図っております。
d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当中間連結会計期間のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、米国は個人消費が堅調ながらも製造業が低調で、ロシア・ウクライナ情勢の影響で欧州は景気が低迷し、中国では不動産不況で景気の悪化が進むなど、減速感が次第に強まりました。
我が国経済は、企業収益改善を背景とした設備投資の拡大やインバウンド需要で景気は持ち直しつつありますが、地政学リスクの不安、円安の進行、インフレ圧力の継続など、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような事業環境の下、当社グループ(当社及び連結子会社)では、アルミ合金スラブ材(YKFシリーズ)の販売を拡大し、顧客の様々な素材調達需要に対応しております。また、令和6年3月25日に株式取得により100%子会社とした西田金属では、銅・銅合金などの伸銅品をはじめとした非鉄金属材料の販売、および切断加工を中心とした各種加工品の販売を幅広い分野に向けて行っております。引き続き、加工技術を継承し、また、在庫・即納体制を整え、顧客の多品種少量・短納期ニーズの対応に努めております。今後、当社グループのネットワークを介して営業、製造面などで様々なシナジーを活かし、将来的には新規顧客の獲得・販路開拓を通じて取引の拡大につながるものと期待しております。その他におきましても、国内外を問わず成長分野での取引深耕並びに新規開拓に注力して、引き続き、積極的な営業活動を推進してまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の経営成績は、前年比で自動車関連は回復傾向にあるものの、半導体製造装置・エレクトロニクス関連の回復は遅れ、中国関連においては全般的に悪化し、売上高20,187,639千円(前年同期比3.4%減)、経費面では西田金属の連結での純増や円安の影響に加えて、YAMAKIN CORPORATIONでのBIS申請の不具合や単価上昇による運送費等の増加があり、販売管理費1,876,715千円(前年同期比22.3%増)となり、営業損失76,811千円(前年同期は営業利益408,636千円)と大幅減少となりました。
受取配当金の増加もあり営業外収益118,539千円(前年同期比9.8%増)、今期は為替差損19,627千円(前年同期は為替差益26,276千円)が発生し営業外費用82,826千円(前年同期比43.3%増)、経常損失41,098千円(前年同期は経常利益458,843千円)、親会社株主に帰属する中間純損失101,655千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益453,080千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(素材の販売事業)
国内外の工場設備の拡充を図るとともに品質管理体制を強化し、高品質で付加価値の高い製品の安定納入に努めております。当セグメントの売上高は20,019,426千円(前年同期比3.1%減)、営業損失は110,862千円(前年同期は営業利益376,085千円)、セグメント資産は34,891,359千円(前年同期比11.6%増)となりました。
(情報処理サービス事業)
品質向上を図りつつ、さらに新商品の拡販に注力することで売上高の確保に努めましたが、当セグメントの売上高は124,292千円(前年同期比33.1%減)、営業損失は1,263千円(前年同期は営業利益9,690千円)、セグメント資産は2,333,602千円(前年同期比1.2%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
契約の確保・増進と原価低減に努めました。当セグメントの売上高は43,919千円(前年同期比0.7%増)、営業利益は22,758千円(前年同期比11.7%減)、セグメント資産は605,932千円(前年同期比2.3%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ652,070千円減少し、当中間連結会計期間末には1,981,495千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1,461,400千円(前年同期は1,789,838千円の獲得)となりました。これは、主に売上債権の減少及び仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は202,542千円(前年同期比13.2%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は966,738千円(前年同期は901,765千円の使用)となりました。これは、主に短期借入金の純増額によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a.商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) | 前年同期比 (%) |
| 日本(千円) | 13,069,814 | +2.7 |
| 東南アジア(千円) | 3,452,786 | +19.4 |
| 東アジア(千円) | 1,528,659 | +6.8 |
| 北米(千円) | 1,885,508 | +126.0 |
| 素材の販売事業計(千円) | 19,936,769 | +11.5 |
| 情報処理サービス事業(千円) | 133,370 | +117.2 |
| 不動産賃貸事業(千円) | 16,253 | △11.5 |
| 合計 | 20,086,392 | +11.8 |
(注)金額は仕入価格によっております。
b.販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) | 前年同期比 (%) |
| 日本(千円) | 13,624,430 | △5.2 |
| 東南アジア(千円) | 3,406,490 | +13.5 |
| 東アジア(千円) | 1,608,960 | △3.8 |
| 北米(千円) | 1,379,545 | △15.0 |
| 素材の販売事業計(千円) | 20,019,426 | △3.1 |
| 情報処理サービス事業(千円) | 124,292 | △33.1 |
| 不動産賃貸事業(千円) | 43,919 | +0.7 |
| 合計 | 20,187,639 | △3.4 |
(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り・予測を実施しております。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
当社グループの経営成績等は、半導体製造装置関連・エレクトロニクス関連は低迷しましたが、自動車関連が回復傾向にあり、売上高は20,187,639千円(前年同期比3.4%減)と減収となりました。物価高に伴う費用の増加もあり、営業損失は76,811千円(前年同期は営業利益408,636千円)と減益となりました。今期は為替差損が発生し、経常損失は41,098千円(前年同期は経常利益458,843千円)と減益となり、親会社株主に帰属する中間純損失は101,655千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益453,080千円)となりました。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの中核事業は非鉄金属素材の販売であり、素材加工から、部品・製品の開発・製造までの一貫体制を整えております。
また、海外進出を積極的に推し進め、海外売上高の比率が増加しております。
このため、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、市場動向、為替動向、品質管理、海外拠点管理となります。
従来の商社機能に加え加工設備を導入し、付加価値の高い商品を提供することで、市場の動向の影響を最小限に抑えております。
為替動向につきましては、為替変動リスクを最小限に抑えるため、適切な為替予約の実施等に取り組んでおります。
取引先との長期にわたる信頼関係を重視していることから、品質管理を当社グループの最重要課題として捉えております。品質管理体制につきましては、グループ内に専門の部署を設置し、品質の確保に努めております。
海外拠点管理につきましては、専任の管理者を配置し、常時情報を収集、即時に対応できる体制を整備、継続しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、営業債権及び在庫のための費用及び販売費及び一般管理費であります。
また、設備資金需要といたしましては、当社グループ各工場の機械設備及び業務効率化のための情報処理投資等があります。
財務政策
運転資金につきましては、内部資金の活用及び金融機関からの短期借入金によっております。
設備資金につきましては、社債の発行等により安定的な資金調達を図っております。
d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当中間連結会計期間のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。