有価証券報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/16 13:04
【資料】
PDFをみる
【項目】
150項目
(1)【人材戦略に関する基本方針等】
①人材戦略に関する方針
当社グループでは、1961年の創業当時から「企業にとって最も大切な財産は“人”である」と捉えており、人材こそが価値創造の中心であり、持続的成長と中長期的な企業価値向上の原動力であると考えております。経営理念「社会とくらしのパートナー~エネルギーと共に・車と共に・家庭と共に~」のもと、2009年からは、求める人材像として「社会のパートナーとして、自ら、新たな発想で考え、果敢に行動し、成し遂げる人」を掲げております。カーボンニュートラルへの転換加速などの社会環境変化や顧客ニーズの多様化及び上記の考え方を踏まえ、当社グループでは中期経営計画「ENEX2030」において、目指す方向性として「現場力の強化」「新規・戦略投資の実行」を掲げており、人材戦略としてこれらを遂行できる人材の育成を推進し経営しております。
(a)ガバナンス
当社グループにおける経営方針に係る重要な人事施策等の関連事項は、人事総務部が起案し、主に経営会議で議論を行い、適宜、取締役会に報告、あるいは必要に応じて取締役会が決議しております。また、サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)の一つとして人材活用を掲げ、関連するリスクと機会を抽出したうえで、具体的なアクションプランと目標を定め、重要課題に関する取組については、サステナビリティ委員会で進捗を管理しております。
(b)戦略と施策
当社グループでは、中期経営計画「ENEX2030」における人・組織課題として「投資を遂行する人材の拡充」「生産性向上に資するIT・DX活用の理解と深化」「組織間における知的財産の流動性」を認識しており、以下の重点施策に取組んでおります。
a.中期経営計画に基づく育成支援
当社は、様々な事業環境で自らの力を発揮できるマルチ人材の育成に重点を置き、従来のOJTに加え、ITや財務、法務などの管理業務リテラシー向上を目指し、当社実務担当者による勉強会の開催など全従業員が幅広い知見とスキルを身につけられる環境を整えております。特に戦略的な育成として、投資案件の遂行力の強化を目的とした「ファイナンス研修」やDXの活用強化のため「生成系AI勉強会」などをグループ会社含め実施しております。これらの取組により、継続的なボトムアップを図りながら、戦略に基づく研修プログラムを強化し、能力強化と自律的なキャリア構築を支援しております。
b.業務と戦略をつなぐ人事制度の最適化
当社は、社員の能力・キャリア開発等の人材育成を主たる目的とした「MBO(Management by Objectives:目標管理制度)」や、社員が期待される水準で役割を担えたかを確認することを目的とした「役割評定」、管理監督者 の“能力発揮度”を測ることを目的とした「能力評定」など によって人事評価を行っております。また2014年度よりグループ会社含む社員の士気高揚と中期経営計画の推進を図るために、「全社表彰」を開催しており、2023年度には選考・表彰プロセスの再設計と基準の見直しを行いました。新制度では中期経営計画にて掲げる「現場力の強化」「新規・戦略投資の実行」の促進に資する取組を中心に評価し、全ての従業員が公平に挑戦でき、受賞を目指し誇れる制度を目指しております。当人事制度により、“より強い人材、より強い組織、働きがいのある会社”の基盤をつくり、社員と会社の双方の成長を推進しております。
c.組織横断コミュニケーションの創出
当社は、グループ各社・各部門間のコミュニケーション活性化を通じたグループ総合力の向上に取組んでおり、社員一人ひとりの資質や能力を最大限に引き出すことを目的とした「部門間ローテーション」や「グループ会社・投資先企業への出向」を実施しております。部門間ローテーションでは、複数部門での業務経験を通して、幅広い知識や視野、見識を身につけた総合人材の育成を図っており、グループ会社・投資先企業への出向では、人材交流やノウハウの獲得だけでなく、新規事業創出への寄与を目指しております。 2021年度からは組織の横断的なつながりや社員同士の連帯感、部門や商材をまたぐ新たなイノベーションや事業創出を促進することを目的に、「クロスファンクション研修」を導入し、2024年度からはグループ会社も参加しております。こうしたグループ総合力の向上に資する人材育成・組織強化施策を継続的に実施することで、「現場力の強化」「新規・戦略投資の実行」を遂行できる人材の育成を進めております。
d.新たな価値を生み出す多様性の強化
当社は2030年度女性管理職比率10%を経営目標に掲げ、女性活躍への取組を推進しております。今後は若手を中心としたキャリア採用に加え、ベテラン・シニアがおのずと活躍したいと思える環境(制度)の整備や、すでに導入している退職者を対象とした再エントリー制度の更なる活用を通じて、多様な経験や価値観を持つ人材が成長できる組織への転換も視野に入れています。また2016年に開始された「ENEX EARLY BIRD」では20時以降の残業原則禁止や年間有給休暇取得率80%以上、コミュニケーションの質向上、健康促進施策の強化などを目標に掲げ、「家族や社会に誇れる会社」「互いを思いやり働き続けられる環境作り」「従業員や家族の健康保持増進と安心して働くことができる環境整備」が進んでおり、社員の自律的成長に繋がっております。
(c)戦略と施策
人材戦略に関する方針に基づき、当社は以下項目の進捗を測る指標として取組を推進してまいります。
施策開示項目2024年度2025年度
中期経営計画
人材戦略に係る非財務目標
女性新卒採用比率41.2%28.6%
女性管理職比率3.0%3.0%
男性育児休業取得率75.0%100.0%
エンゲージメント指数67.0%67.7%
1人当たりの教育研修投資額157千円130千円
その他の多様性、社内環境整備に係る指標採用者数19名14名
女性従業員比率23.8%24.3%
女性役員比率27.3%25.0%
有給休暇取得率87.0%87.2%
労働災害度数率0.000.00

(注)1.上記は当社の実績です。
2.採用者数は新卒採用人数とキャリア採用人数の合計です。
3.当社における女性管理職比率の算出方法は、女性管理職数÷総管理職数です。
4.当社における女性管理職比率目標は2030年10%、2035年30%です。
5.女性役員比率は取締役並びに監査役の人数で算出しております。
6.当社における有給休暇取得率目標は、毎年80%以上です。
7.エンゲージメント指数及び1人当たりの教育研修投資額を2026年度より中期経営計画の非財務目標に追加しております。
②従業員給与等の決定方針について
当社は従業員の貢献意欲の向上と更なる労働生産性の追求を目指し、成果主義的要素を強化しており、社員の競争意識とチャレンジ精神を発揮できる仕組み作りを推進しております。当社の給与は、資格役割制度を導入し、マネジメント能力・経験値等に応じて設定された資格と職位に応じて設定された役割の足し算方式により構成されております。賞与は会社の成果と個人の成果により構成され、個人の成果の比重を高めることで、従業員の貢献意欲の向上を図り、また会社の成果の比重を役割で傾斜を付け、管理監督者はより業績に対する結果責任が多く反映される仕組みとしております。
  • 有価証券報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。