このような経営環境の中、当社は百貨店販路向け新規ブランドとして、キャリアとプライベートを両立する女性向けの「リフレクト」を、量販店販路向けには、ヤングキャリア世代に向けた「クレア ノワール」をそれぞれ展開するなど、多様化するフォーマル市場において、新たな需要を喚起するための対策を講じてまいりました。あわせて、百貨店販路及び量販店販路では、収益性の低いブランドの再編と低効率店舗の見直しに取り組んでおります。Eコマースでは、オンラインショップ「フォーマルメッセージ・ドットコム」の運営体制を強化し、展開ブランドの拡充を行うとともに、顧客獲得に向けた様々なキャンペーンを実施しております。直営店のフォーマルコンセプトショップ「フォルムフォルマ」では、事業部全体の収益向上に重点を置く取り組みを優先した店舗のスクラップ&ビルドを進めるとともに、既存店舗においては、お客様の声や購買動向の情報を共有して当社ならではの提案を行うことで、店舗の認知度をアップし売上の拡大を進めてまいります。さらに、アウトレットモールでは常設店舗の売上拡大により既存販路の在庫品処分を促進することで、既存販路に対する商品鮮度の維持・向上への取り組みを強化しております。
この結果、商品別の売上高は、ブラックフォーマルが85億25百万円(前年同四半期比1.4%増)、カラーフォーマルが25億77百万円(同5.9%減)、アクセサリー類が23億57百万円(同6.9%減)となり、当第3四半期累計期間の売上高は、2億19百万円減の134億60百万円(同1.6%減)となりました。
利益面では、生産時期の変更や海外生産地の見直しなどにより、粗利益率は前年同四半期比0.5ポイント増となりましたが、返品調整引当金が同0.3ポイント増加したことから、売上総利益率は46.6% (同0.2ポイント増)にとどまり、売上総利益は前年同四半期比77百万円減の62億71百万円(同1.2%減)となりました。一方、販管費及び一般管理費は、新規ブランドの展開に伴う販売促進費の増加はあるものの、不採算店舗の人員見直し及び店舗撤退による人件費の減少、不採算ブランドの廃止、並びに物流コストの抑制、旅費交通費など、あらゆる経費の削減に取り組み、全体では前年同四半期比3億10百万円減(同5.0%減)となりました。
2016/11/14 9:56