ステンレス鋼業界におきましては、新型ウイルス感染症拡大の影響により各分野において設備投資の延期や中止が見られ、需給は大幅に悪化しました。ニッケル価格の上昇により年明け以降複数の品種において値上げの動きが見られたものの、全般的にステンレス鋼市況は軟調な展開となり、国内流通マーケットは厳しい環境となりました。その結果、令和2年暦年のステンレス鋼生産量(熱間圧延鋼材ベース)は、前年比18.6%減の217.2万トンと大幅に前年を下回りました。
このような状況のなか、当社企業集団の連結業績は、主力事業であるステンレス鋼その他金属材料の販売事業において、引き続き在庫販売に重点をおいた営業活動を推進するとともに、加工品を中心とした高付加価値商品やチタンの販売にも積極的に取り組みましたが、営業活動が制限される中、需要の減退により販売数量が大幅に減少したことから、売上高は前連結会計年度に比べ12.5%減少の49,379,392千円となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費の削減に努めたものの売上高の低迷により、前連結会計年度に比べ59.8%減少の446,899千円、経常利益は54.7%減少の501,544千円、親会社株主に帰属する当期純利益は68.2%減少の220,559千円となりました。
ステンレス鋼その他金属材料の販売事業
2021/06/22 11:41