有価証券報告書-第95期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 13:08
【資料】
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【項目】
148項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役は3名で、常勤監査役1名非常勤監査役2名で構成され、全員社外監査役であります。
監査役は、取締役会等の重要会議に出席し、経営全般に関する客観的・公正な意見陳述を行うとともに、監査役会で立案した監査計画に従い取締役の職務執行に対して適法性・妥当性を監査しております。常勤監査役は金融機関における長年の経験から財務及び会計に関する相当程度の知識を有し、非常勤監査役はそれぞれ弁護士・税理士として専門的知識を有し、会議等で発言を行っております。会計監査人からは「監査計画説明(年次)」及び「会計監査結果報告」を受けております。またこれらの定期的会合以外に、内部監査室及び会計監査人とは、必要に応じて情報交換・意見交換を行うなどの連携を取り、監査の実効性と効率性の向上を図っております。
最近事業年度における提出会社の監査役及び監査役会の活動状況
イ. 取締役会及びその他の重要な会議への出席
ⅰ 取締役会:合計17回(非常勤監査役は12回出席)
ⅱ 監査役会:合計12回(監査役全員出席)
ⅲ 所長会議:合計4回(常勤監査役のみ出席)
ⅳ 内部統制会議:合計1回(常勤監査役のみ出席)
ロ. 本社及び主要な事務所等の業務及び財産の状況の調査
ⅰ 杉本商事株式会社;合計27か所(常勤監査役のみ調査)
ⅱ 株式会社スギモト:合計2か所(常勤監査役のみ調査)
② 内部監査の状況
社長直轄の内部監査室は3名で構成されております。内部監査規程に基づき作成された「年度内部監査計画書」に従いグループ各社及び各部門の業務活動の監査を実施し結果を社長へ報告し、業務の改善に向けた助言・改善等を行っております。更に監査役及び会計監査人とも適宜情報交換を行うと共に、連携を図り効率的な内部監査の実施を行っております。
③ 会計監査の状況
イ. 監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
ロ.継続監査期間
32年間
ハ. 業務を執行した公認会計士について
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、松尾雅芳及び西方実であり、有限責任監査法人トーマツに所属しております。
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、会計士試験合格者等8名です。
ニ. 監査法人の選定方針と理由
会計監査人の監査計画における重点監査項目は、会社のリスクを反映した内容となっており、会計監査人によるIT統制及び内部統制手続き監査においても、監査役として一部同席し厳正に実施されていることを確認しました。また、会計監査人による実証手続きの実施については、監査役として一部同席し厳正に実施されていることを確認しました。
また、会計監査人による他の非監査業務による役務提供、その他会社との間で独立性に疑念が生じるような関係は認められません。
更に会計計算規則第131条に定める会計監査人の職務の遂行に関する事項については、2019年7月8日及び2020年3月18日に通知を受領、同日に内容についての説明を受けました。同内容は企業会計審議会の品質管理基準に則った内容となっており、特段の問題はありません。
以上のことから会計監査人の適格性、信頼性、独立性を害する事由等は発生しておらず、解任又は不再任の決定には当たらないと判断しました。
④ 監査報酬の内容等
イ. 監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社26,80027,300
連結子会社
26,80027,300

ロ. 監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容
・前連結会計年度
該当事項はありません。
・当連結会計年度
該当事項はありません。
ハ. その他重要な報酬の内容
・前連結会計年度
該当事項はありません。
・当連結会計年度
該当事項はありません。
ニ. 監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査法人から提出された会社法及び金融商品取引法に基づく監査の監査報酬見積書の実査・立会・確認、四半期・期末の実証的検証手続等の予定時間及び単価を精査・検討の上、監査役会の同意を得て決定しております。
ホ. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
従来実績等に鑑み、高品質な会計監査を実施するために十分な監査時間を確保されており、かつ会計監査人からの見積金額も妥当であると判断しております。