有価証券報告書-第55期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1) 業績
当連結会計年度における世界経済および日本経済は、全体として緩やかな回復基調が続きました。アメリカでは個人消費や在庫投資が増加し、景気回復が続きました。中国では各種政策効果もあり、消費は堅調に増加し景気持ち直しの動きが見られました。また、日本でも個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られ、企業収益や雇用情勢が改善しました。
このような環境において当社グループは、メーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしながら、これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の非効率を解消することで世界の製造業に貢献し、同時に事業拡大を加速させています。ITを核とした新たなものつくりに応えるため、引続きウェブ戦略を推進し競争力を強化しました。また、海外における拠点展開として、最適調達を目的とした現地生産・現地調達を推進し、グローバル確実短納期体制の強化に努めました。これらの取り組みなどにより、自動車業界やエレクトロニクス業界の需要増を取り込んだFA事業や取り扱いメーカー数を拡大し顧客数が増加したVONA事業を中心に売上高が増加し、為替変動の影響を受けたものの、連結売上高を拡大することができました。
こうした結果、連結売上高は2,590億1千5百万円(前年同期比7.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は271億2千7百万円(前年同期比5.6%増)、経常利益は264億6千2百万円(前年同期比5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は183億8千7百万円(前年同期比8.8%増)となりました。売上高、利益ともに前期に引き続き過去最高を更新しました。
・報告セグメントの業績
当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
①FA事業
FA事業は、FA部品の確実短納期ニーズがグローバルに拡大する中、ミスミモデルを着実に浸透させ、自動車やエレクトロニクス関連業界などの旺盛な自動化需要を積極的に取り込んだことなどにより、為替影響を受けながらも日本、中国、アジア等における販売拡大が寄与し、売上高は846億6千9百万円(前年同期比10.9%増)となり、営業利益についても144億1千7百万円(前年同期比18.6%増)となりました。
②金型部品事業
金型部品事業は、主要顧客である自動車関連業界への拡販活動などにより、中国、アジア、欧州の販売は好調だったものの、為替影響等により、売上高は697億9千7百万円(前年同期比0.1%増)となりました。営業利益は為替影響や事業拡大に向けた費用増等により、30億9千7百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
③VONA事業
VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた生産設備関連部品から、製造副資材やMRO(消耗品)等を販売するミスミグループの流通事業です。事業成長を支える品揃え拡大は今期も継続し、取扱いメーカー数は2,900メーカーとなると同時に、取扱品目数は1,750万点に達しました。こうした取り組みや積極的な販売拡大施策の展開により、売上高は1,045億4千8百万円(前年同期比11.5%増)となりました。営業利益については為替影響や事業拡大に向けた費用増等により、99億5千万円(前年同期比2.9%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ86億3千6百万円増加し、478億4千万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、195億8百万円の収入となり、前年同期に比べ27億9千4百万円収入が増加いたしました。
営業活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、税金等調整前当期純利益が260億7千1百万円、減価償却費が59億1百万円、のれん償却額が17億7百万円、賞与引当金の減少額が1億7千万円、売上債権の増加額が87億8千5百万円、たな卸資産の増加額が44億5千3百万円、仕入債務の増加額が28億5千1百万円、法人税等の支払額が94億5千4百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、60億5千6百万円の支出となり、前年同期に比べ34億1千3百万円支出が減少いたしました。投資活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、固定資産の取得による支出が72億1千9百万円、定期預金の預入による支出が317億4千3百万円、定期預金の払戻しによる収入が302億8千5百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、40億8百万円の支出となり、前年同期に比べ4億2千6百万円支出が増加いたしました。財務活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、配当金の支払額が42億9千9百万円であります。
当連結会計年度における世界経済および日本経済は、全体として緩やかな回復基調が続きました。アメリカでは個人消費や在庫投資が増加し、景気回復が続きました。中国では各種政策効果もあり、消費は堅調に増加し景気持ち直しの動きが見られました。また、日本でも個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られ、企業収益や雇用情勢が改善しました。
このような環境において当社グループは、メーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしながら、これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の非効率を解消することで世界の製造業に貢献し、同時に事業拡大を加速させています。ITを核とした新たなものつくりに応えるため、引続きウェブ戦略を推進し競争力を強化しました。また、海外における拠点展開として、最適調達を目的とした現地生産・現地調達を推進し、グローバル確実短納期体制の強化に努めました。これらの取り組みなどにより、自動車業界やエレクトロニクス業界の需要増を取り込んだFA事業や取り扱いメーカー数を拡大し顧客数が増加したVONA事業を中心に売上高が増加し、為替変動の影響を受けたものの、連結売上高を拡大することができました。
こうした結果、連結売上高は2,590億1千5百万円(前年同期比7.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は271億2千7百万円(前年同期比5.6%増)、経常利益は264億6千2百万円(前年同期比5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は183億8千7百万円(前年同期比8.8%増)となりました。売上高、利益ともに前期に引き続き過去最高を更新しました。
| セグメントの名称 | 売上高 | 営業利益 | ||||
| 前連結会計年度 (百万円) | 当連結会計年度 (百万円) | 増減比 (%) | 前連結会計年度 (百万円) | 当連結会計年度 (百万円) | 増減比 (%) | |
| FA事業 | 76,369 | 84,669 | 10.9 | 12,159 | 14,417 | 18.6 |
| 金型部品事業 | 69,732 | 69,797 | 0.1 | 3,464 | 3,097 | △10.6 |
| VONA事業 | 93,758 | 104,548 | 11.5 | 10,249 | 9,950 | △2.9 |
| 調整額 | 279 | ― | ― | △182 | △338 | ― |
| 合計 | 240,139 | 259,015 | 7.9 | 25,690 | 27,127 | 5.6 |
・報告セグメントの業績
当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
①FA事業
FA事業は、FA部品の確実短納期ニーズがグローバルに拡大する中、ミスミモデルを着実に浸透させ、自動車やエレクトロニクス関連業界などの旺盛な自動化需要を積極的に取り込んだことなどにより、為替影響を受けながらも日本、中国、アジア等における販売拡大が寄与し、売上高は846億6千9百万円(前年同期比10.9%増)となり、営業利益についても144億1千7百万円(前年同期比18.6%増)となりました。
②金型部品事業
金型部品事業は、主要顧客である自動車関連業界への拡販活動などにより、中国、アジア、欧州の販売は好調だったものの、為替影響等により、売上高は697億9千7百万円(前年同期比0.1%増)となりました。営業利益は為替影響や事業拡大に向けた費用増等により、30億9千7百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
③VONA事業
VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた生産設備関連部品から、製造副資材やMRO(消耗品)等を販売するミスミグループの流通事業です。事業成長を支える品揃え拡大は今期も継続し、取扱いメーカー数は2,900メーカーとなると同時に、取扱品目数は1,750万点に達しました。こうした取り組みや積極的な販売拡大施策の展開により、売上高は1,045億4千8百万円(前年同期比11.5%増)となりました。営業利益については為替影響や事業拡大に向けた費用増等により、99億5千万円(前年同期比2.9%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ86億3千6百万円増加し、478億4千万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、195億8百万円の収入となり、前年同期に比べ27億9千4百万円収入が増加いたしました。
営業活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、税金等調整前当期純利益が260億7千1百万円、減価償却費が59億1百万円、のれん償却額が17億7百万円、賞与引当金の減少額が1億7千万円、売上債権の増加額が87億8千5百万円、たな卸資産の増加額が44億5千3百万円、仕入債務の増加額が28億5千1百万円、法人税等の支払額が94億5千4百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、60億5千6百万円の支出となり、前年同期に比べ34億1千3百万円支出が減少いたしました。投資活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、固定資産の取得による支出が72億1千9百万円、定期預金の預入による支出が317億4千3百万円、定期預金の払戻しによる収入が302億8千5百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、40億8百万円の支出となり、前年同期に比べ4億2千6百万円支出が増加いたしました。財務活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、配当金の支払額が42億9千9百万円であります。