当社グループは、営業上の外貨建取引や海外連結子会社の存在に伴う外貨建の債権債務を有しており、為替変動、特に当社の外貨建取引で支配的なUSDの為替レートの影響を受けます。事業年度中の貿易取引については、実需原則に従った為替予約を概ね付しており、債権債務の決済差によるリスクの低減に努めておりますが、海外子会社への外貨建長期貸付金等の長期予約の付されていない債権については年度末為替評価の影響を受けます。外貨建債権債務の貸借対照表上のバランスは債権が債務を概ね上回るため、年度末為替レートが円高に振れた場合には、2022年3月期段階で1USDに対し1円の円高で概ね10百万円弱の年度末為替差損が発生いたします。
当連結会計年度後半には大幅な円安が進行しましたため、当社グループは営業外収益として多額の為替差益を計上いたしましたが、一方では資源価格の高騰と相俟って調達価格の大幅な上昇を招いております。米国の金融事情や昨今の世界情勢から惹起される不安定な為替相場が以降も継続した場合には、当社グループの2023年3月期以降の業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループといたしましては、外貨建債権債務のバランス化とその影響による金融コスト増加等の影響を検証しながら、リスクの低減に努めております。
2022/06/23 9:54