こうした状況のもと、今年度当社は、第一に売上シェアの拡大に向け、前年度に立ち上げた婦人販売グループを主体として、成長性の高い専門店などの新規開拓と取引深耕に取り組んでまいりました。第二に丁寧かつクリエイティブな仕事を進めるための基盤整備として、平成29年1月の稼働開始に向けて、基幹システムの全面更改を進めてまいりました。第三にコスト削減へ向けて、ASEAN諸国や南アジアでの生産比率を高めるとともに、物流センターの生産性向上に取り組んでまいりました。第四に海外マーケットの開拓については、米国におけるキャラクター商品のテスト販売を今秋開始するとともに、東アジアの大手アパレルとの取引を増加させてまいりました。第五に事業の選択と集中のため、8月に「BERARDI」ブランド展開を休止いたしました。
以上の取り組みを進めてまいりましたが、消費者の節約志向の定着や、価格と品質のバランスに対する意識の高まりなどに対応した商品企画の精度が十分発揮できなかったことから、1年を通じて最も売上高・利益貢献度の高い秋冬物商品が苦戦する結果となりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は60,860百万円(前年同期比4.7%減)にとどまるとともに、販売管理費は抑制できたものの、売上総利益率の低下により、営業利益は1,642百万円(前年同期比31.7%減)、経常利益は1,640百万円(前年同期比35.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,014百万円(前年同期比41.8%減)となりました。
2017/01/11 9:15