半期報告書-第120期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力して先進技術の研究開発を進めております。
なお、当中間連結会計期間の研究開発費の総額は144億7千万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、医療用医薬品、OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
<医療用医薬品>医療用医薬品では、「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」及び「感覚器領域」に焦点を当てて研究開発に取り組んでいます。世界の人々の健康に貢献すべく、海外事業所を拠点として研究開発品目のグローバル展開を推進しております。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
・上記は、全てのパイプラインの内、臨床開発段階にある品目のみを掲載しており、それ以前のステージにある品目は掲載しておりません。
・臨床開発段階にある品目とは、最初の臨床試験に係る試験開始に関する薬事手続き(米国:IND、欧州:CTA、日本:治験計画届書、又は他地域での類似手続き)を行った後、承認取得を意図する全ての地域で承認取得を完了していない、又は臨床開発活動の中止や中断が決定されていない品目と定義しております。
・国及び地域により開発段階が異なる品目では、最も進んだ開発段階のみ掲載しております。また、承認申請中の国名を併記しております。
・承認取得済の品目であっても、新適応取得を目的とした臨床開発段階にある品目は上記に掲載しております。
これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH)との米国共同研究施設Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより当社の技術基盤の拡充、研究開発活動の進展及び最先端医学研究ネットワークとの連携強化を図っています。
<一般用医薬品・ヘルスケア品>国内においては、食品のシンクロンコーワクールモード、同アクティブモード、同アクティブモード顆粒及びGABAシームレスカプセルを発売しました。2025年度下期には、一般用医薬品のバンテリンコーワミニツボくん等の上市を予定しています。
海外においては、台湾で新ウナコーワクール(60mL)とキューピーコーワゴールド(2錠)、インドネシアでバンテリンコーワサポーター リカバリー(アームスリーブ・カーフスリーブ)、フィリピンでバンテリンコーワサポーター 高通気タイプ(膝用・足首用)を発売しました。また、米国でSYNCRON ELIXIRとSYNCRON HYDRATE、チリでホッカイロ Hokkairon 高温貼らないレギュラーを発売しました。
<医療機器>医療機器分野の眼内レンズ(IOL)においては、引き続きアバンシィシリーズの研究開発を進めており、新製品の開発に加え、インジェクターの改良にも取り組んでおります。1ピース(1P)インジェクターの操作性向上を目指した形状改良モデルを2025年初頭より欧州で発売しました。日本国内では同モデルを先行発売しており、全国販売に向けた準備を進めています。また、IOLの度数範囲を拡大させた開発モデルにも着手しており、今後の発売に向けて計画を立案中です。
アバンシィシリーズは、3P、1P及び1Pトーリックを日本、EU、東南アジア、中東地域など20カ国以上で発売しております。新製品の1ピース(1P)インジェクター改良モデルと3ピース(3P)度数範囲拡大インジェクター改良モデルについても、東南アジアや中東地域で発売できるよう申請を進めています。さらに北米および東アジア地域への販路拡大を目指しており、臨床試験データが求められる国については臨床試験開始に向けて準備を進めています。北米では、3P IOLの臨床試験を開始して順調に進捗しております。中国では、3Pと1P IOLの臨床試験データを取得して登録申請を行っております。また、欧州での販売を継続するため、引き続き欧州医療機器規則(MDR)の認証取得に向けた活動をしています。現在第三者認証機関による認証審査は最終段階まで進んでおり、MDRに対応した製品パッケージの変更にも同時に取り組んでいます。
医療機器分野の眼科検査機器においては、引き続き前眼部検査機器、視野計、前房蛋白測定装置、ドライアイ解析装置にテーマを集中して研究開発を進めています。手持ち前眼部検査機器は、「コーワ SL-19」カメラモデルを主に獣医向けに海外展開を進めており、2025年4月に韓国で、同年8月には中国で上市しました。また、ヒト向けについても2025年9月に韓国で上市しました。「コーワ SL-19」カメラモデル専用のアプリケーションソフトにつきましても、継続的にマイナーチェンジを実施しており、2025年11月にユーザーインターフェースを改良したメジャーバージョンアップを予定しています。今後も「コーワ SL-19」シリーズの世界各国への展開を積極的に進めていきます。ドライアイ解析装置は、米国での臨床データを取得しました。今後取得されたデータを解析し、非侵襲涙液層破壊時間の自動測定や干渉画像を用いた重症度・タイプ分類など独自の解析機能の研究開発を進めてまいります。前房蛋白測定装置については、日本で販売されている「コーワ FM-600α」の米国上市に向けて、510k申請準備を進めています。自動視野計は、「コーワ AP-7700」シリーズのマイナーチェンジモデルについて開発を進めています。
また、イムノクロマト法を用いた感染症検査キット事業においては、新型コロナウイルス抗原検査キット、新型コロナウイルスとA型/B型インフルエンザウイルスの同時検出抗原キットの自社開発を進めるとともに、その他の感染症や新規分野での技術応用、商品展開についても検討を進めています。
<新素材>新素材研究開発部門では、主にミノムシの糸を用いた有用性新素材の研究開発を行っています。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、144億1千6百万円となりました。
[環境・省エネ事業]
レンズ・カメラ関係では、特殊車両用ビジョンユニット製品を上市しました。また、特殊環境の使用に耐えるハウジングについての研究開発およびパッケージ化の検討を行いました。
スコープ・双眼鏡関係では、高級双眼鏡の光学評価を終了しました。機構設計は基本構造が完成したため、量産の目途が立ちました。
ロボティクス関係では、特殊用途向けロボットハンドの研究開発及び評価を行いました。また、太陽光パネル製造設備の自動化装置の開発及び評価を行いました。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、5千4百万円となりました。
なお、当中間連結会計期間の研究開発費の総額は144億7千万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、医療用医薬品、OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
<医療用医薬品>医療用医薬品では、「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」及び「感覚器領域」に焦点を当てて研究開発に取り組んでいます。世界の人々の健康に貢献すべく、海外事業所を拠点として研究開発品目のグローバル展開を推進しております。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
| 開発番号・一般名 | 薬理作用 | 対象疾患 | 開発段階 |
| ピタバスタチン | HMG-CoA還元酵素阻害 | 脂質異常症 | 承認申請中 (ベトナム、香港) |
| ピタバスタチン/ エゼチミブ | HMG-CoA還元酵素阻害/ 小腸コレステロールトランス ポーター阻害 | 脂質異常症 | 承認申請中(タイ、シンガポール、マレーシア) |
| リパスジル | Rhoキナーゼ阻害 | 緑内障・高眼圧症 | 承認申請中(ベトナム) |
| フックス角膜内皮変性症 | 第Ⅲ相(米国、欧州) | ||
| K-911 | プロスタノイドFP受容体作動 及び一酸化窒素供与 | 緑内障・高眼圧症 | 第Ⅲ相 (日本、米国※1) ※1 米国申請用試験は完了 |
| ペマフィブラート | 選択的PPARαモジュレーター | 脂質異常症 | 承認申請中(日本※2、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシア) ※2 新用量医薬品での申請 |
| 原発性胆汁性胆管炎 | 第Ⅱ相(日本、米国) | ||
| ペマフィブラート/ トホグリフロジン | 選択的PPARαモジュレーター/ SGLT2阻害 | 代謝機能障害関連脂肪肝炎 | 第Ⅱ相 (日本、米国、欧州) |
・上記は、全てのパイプラインの内、臨床開発段階にある品目のみを掲載しており、それ以前のステージにある品目は掲載しておりません。
・臨床開発段階にある品目とは、最初の臨床試験に係る試験開始に関する薬事手続き(米国:IND、欧州:CTA、日本:治験計画届書、又は他地域での類似手続き)を行った後、承認取得を意図する全ての地域で承認取得を完了していない、又は臨床開発活動の中止や中断が決定されていない品目と定義しております。
・国及び地域により開発段階が異なる品目では、最も進んだ開発段階のみ掲載しております。また、承認申請中の国名を併記しております。
・承認取得済の品目であっても、新適応取得を目的とした臨床開発段階にある品目は上記に掲載しております。
これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH)との米国共同研究施設Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより当社の技術基盤の拡充、研究開発活動の進展及び最先端医学研究ネットワークとの連携強化を図っています。
<一般用医薬品・ヘルスケア品>国内においては、食品のシンクロンコーワクールモード、同アクティブモード、同アクティブモード顆粒及びGABAシームレスカプセルを発売しました。2025年度下期には、一般用医薬品のバンテリンコーワミニツボくん等の上市を予定しています。
海外においては、台湾で新ウナコーワクール(60mL)とキューピーコーワゴールド(2錠)、インドネシアでバンテリンコーワサポーター リカバリー(アームスリーブ・カーフスリーブ)、フィリピンでバンテリンコーワサポーター 高通気タイプ(膝用・足首用)を発売しました。また、米国でSYNCRON ELIXIRとSYNCRON HYDRATE、チリでホッカイロ Hokkairon 高温貼らないレギュラーを発売しました。
<医療機器>医療機器分野の眼内レンズ(IOL)においては、引き続きアバンシィシリーズの研究開発を進めており、新製品の開発に加え、インジェクターの改良にも取り組んでおります。1ピース(1P)インジェクターの操作性向上を目指した形状改良モデルを2025年初頭より欧州で発売しました。日本国内では同モデルを先行発売しており、全国販売に向けた準備を進めています。また、IOLの度数範囲を拡大させた開発モデルにも着手しており、今後の発売に向けて計画を立案中です。
アバンシィシリーズは、3P、1P及び1Pトーリックを日本、EU、東南アジア、中東地域など20カ国以上で発売しております。新製品の1ピース(1P)インジェクター改良モデルと3ピース(3P)度数範囲拡大インジェクター改良モデルについても、東南アジアや中東地域で発売できるよう申請を進めています。さらに北米および東アジア地域への販路拡大を目指しており、臨床試験データが求められる国については臨床試験開始に向けて準備を進めています。北米では、3P IOLの臨床試験を開始して順調に進捗しております。中国では、3Pと1P IOLの臨床試験データを取得して登録申請を行っております。また、欧州での販売を継続するため、引き続き欧州医療機器規則(MDR)の認証取得に向けた活動をしています。現在第三者認証機関による認証審査は最終段階まで進んでおり、MDRに対応した製品パッケージの変更にも同時に取り組んでいます。
医療機器分野の眼科検査機器においては、引き続き前眼部検査機器、視野計、前房蛋白測定装置、ドライアイ解析装置にテーマを集中して研究開発を進めています。手持ち前眼部検査機器は、「コーワ SL-19」カメラモデルを主に獣医向けに海外展開を進めており、2025年4月に韓国で、同年8月には中国で上市しました。また、ヒト向けについても2025年9月に韓国で上市しました。「コーワ SL-19」カメラモデル専用のアプリケーションソフトにつきましても、継続的にマイナーチェンジを実施しており、2025年11月にユーザーインターフェースを改良したメジャーバージョンアップを予定しています。今後も「コーワ SL-19」シリーズの世界各国への展開を積極的に進めていきます。ドライアイ解析装置は、米国での臨床データを取得しました。今後取得されたデータを解析し、非侵襲涙液層破壊時間の自動測定や干渉画像を用いた重症度・タイプ分類など独自の解析機能の研究開発を進めてまいります。前房蛋白測定装置については、日本で販売されている「コーワ FM-600α」の米国上市に向けて、510k申請準備を進めています。自動視野計は、「コーワ AP-7700」シリーズのマイナーチェンジモデルについて開発を進めています。
また、イムノクロマト法を用いた感染症検査キット事業においては、新型コロナウイルス抗原検査キット、新型コロナウイルスとA型/B型インフルエンザウイルスの同時検出抗原キットの自社開発を進めるとともに、その他の感染症や新規分野での技術応用、商品展開についても検討を進めています。
<新素材>新素材研究開発部門では、主にミノムシの糸を用いた有用性新素材の研究開発を行っています。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、144億1千6百万円となりました。
[環境・省エネ事業]
レンズ・カメラ関係では、特殊車両用ビジョンユニット製品を上市しました。また、特殊環境の使用に耐えるハウジングについての研究開発およびパッケージ化の検討を行いました。
スコープ・双眼鏡関係では、高級双眼鏡の光学評価を終了しました。機構設計は基本構造が完成したため、量産の目途が立ちました。
ロボティクス関係では、特殊用途向けロボットハンドの研究開発及び評価を行いました。また、太陽光パネル製造設備の自動化装置の開発及び評価を行いました。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、5千4百万円となりました。