有価証券報告書-第110期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
有報資料
今後の経済見通しにつきましては、新興国経済の減速やヨーロッパ及び中東諸国の政情不安などから、輸出関連の伸び悩みが続くものと予想されますが、この一方、国内では政府、日銀による金融政策や財政政策等の経済対策の追加実施により、景気回復傾向が顕在化することも予想され、当面、先行きの不透明感は払拭されないまま推移するものと思われます。
このような中、当社グループといたしましては、生活関連事業におきましては、安定した生産拠点の拡充とB to C販売の拡大を図ってまいります。産業関連事業におきましては、タグボート等の船舶、直流給電システム及び動物用医薬品等を新たな重点分野として、引き続き国内外での積極的な事業展開の拡大を図るとともに、食品分野での国外生産拠点の拡充と現地販売への取り組みを進めながら、投資先企業管理や与信管理の強化に努めてまいります。また医薬事業では、保有する技術や新たに探求した知見を基に、新規医薬品の創出とともに既存医薬品の新たな可能性を追求し、わが国のみならず世界の医療ニーズと健康に応えるよう注力しながら、費用対効果の管理を徹底してまいります。環境・省エネ事業では、植物工場での高機能野菜や医薬品原料等植物の栽培を視野に、製造設備の増強と販売ルートの拡大に努めてまいります。さらにこれらと同時に、グループ全体で、組織体制の見直しや人材の適材適所への再配置、関係部署、関係会社との緊密な連携など柔軟できめ細かな対応をすすめ、更なる発展を目指してまいる所存でございます。
① 生活関連事業においては、ファッション雑貨部門の輸入アパレルのテコ入れ、フィッシンググッズ部門のアメリカ市場の開拓、テキスタイル部門の開発力向上と生地から縫製までの製品パッケージ販売の拡大、アパレル部門の安定した生産背景の構築、キャラクター部門のシーズン性を問わない通年商品の開拓、ブランディング部門の不採算ブランドのスクラップアンドビルドによる早期の収益改善とネット販売・webショッピングの拡充などを各分野における課題とし、この対策に積極的に取り組んでまいります。
② 産業関連事業においては、機械部門ではジェネリック医薬品製造メーカー向け製造機械とインド向けタグボート等の船舶ビジネスの拡大、産業資材部門では形になりつつある直流給電システムの販売、食品部門では海外の食品加工工場から現地での食品販売、化学品部門では動物用医薬品の輸出とトルコ向け医薬品の輸出を新たに取り組んでおります。
③ 医薬事業においては、新規医薬品の創出とともに既存医薬品の新たな可能性の追求、世界の医療ニーズと健康に応えるよう努めてまいります。医療用医薬品部門では、グローバル化に対応し日本国内に加え欧米での研究開発や販売拠点の充実に努めております。「ペマフィブラート(開発コード:K-877) 」は、興和が自社創製した世界で初めての高活性かつ高選択なPPARαモジュレーター(SPPARMα,スパームアルファ:Selective Peroxisome Proliferator-Activated Receptor Modulator α)として脂質異常症患者を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験において、強いTG低下作用とHDL-コレステロール増加作用及び肝逸脱酵素を低下させることが確認されており、高脂血症を適応として2015年10月19日に製造販売承認申請を行いました。さらに、ペマフィブラートは、グローバル戦略品として位置づけ、心血管疾患発症・再予防を目的とした、世界30ヶ国、600以上の施設から約1万人の患者様の参加を予定した第Ⅲ相臨床試験「PROMINENT試験」(Pemafibrate to Reduce cardiovascular OutcoMes by reducing triglycerides IN diabetic patiENTs)を、2017年に開始する予定をしております。緑内障・高眼圧症治療薬「グラナテック点眼薬」は、2015年12月より投薬期間上限が解除となりました。高コレステロール血症治療剤「リバロ錠」、「リバロOD錠」は、家族性高コレステロール血症における小児用法を追加する一部変更承認を、脂質異常症治療薬として日本国内で初めて2015年6月26日に取得しました。2型糖尿病治療剤「スイニー錠」は、2015年12月21日に効能・効果を「2型糖尿病」とした一部変更承認を取得し、すべての経口血糖降下薬及びインスリン製剤との併用療法が可能となりました。また、2型糖尿病治療剤「デベルザ錠」も、2015年6月より投薬期間上限が解除となりました。スイニー錠及びデベルザ錠ともに引き続き販売強化を行ってまいります。OTC医薬品・ヘルスケア部門では、バンテリンコーワEX、ウナコーワクールパンチ、コルゲンコーワ鎮痛解熱LXα、ウイルス当番、ヒートチャージャー他を発売いたしました。海外においても、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、米国、トルコ等、グローバル展開を強化するため品目追加を準備中です。
④ 環境・省エネ事業においては、植物工場野菜の栽培・販売を行うアグリ事業は、小牧植物工場の整備・拡張を進め栽培量を増加させるとともに、ドラッグストアを中心とした顧客への販売拡大を図っております。
⑤ 不動産事業においては、不動産販売分野において、戸建住宅販売分野において、販売不振、用地確保の困難さに直面しており、業態の転換を検討いたします。
⑥ 百貨店事業においては、収益力の強化、ローコスト経営の実践、安定した財務体質の確立、企業価値の向上を重点課題とし、この達成に向けた取り組みを強化してまいります。
⑦ ホテル事業においては、訪日外国人宿泊の受注拡大と販売体制の強化を図り販路拡大に努めます。また、適正で効率的な人員配置により人件費の抑制に努め、不採算部門の収益性の改善に努めます。
このような中、当社グループといたしましては、生活関連事業におきましては、安定した生産拠点の拡充とB to C販売の拡大を図ってまいります。産業関連事業におきましては、タグボート等の船舶、直流給電システム及び動物用医薬品等を新たな重点分野として、引き続き国内外での積極的な事業展開の拡大を図るとともに、食品分野での国外生産拠点の拡充と現地販売への取り組みを進めながら、投資先企業管理や与信管理の強化に努めてまいります。また医薬事業では、保有する技術や新たに探求した知見を基に、新規医薬品の創出とともに既存医薬品の新たな可能性を追求し、わが国のみならず世界の医療ニーズと健康に応えるよう注力しながら、費用対効果の管理を徹底してまいります。環境・省エネ事業では、植物工場での高機能野菜や医薬品原料等植物の栽培を視野に、製造設備の増強と販売ルートの拡大に努めてまいります。さらにこれらと同時に、グループ全体で、組織体制の見直しや人材の適材適所への再配置、関係部署、関係会社との緊密な連携など柔軟できめ細かな対応をすすめ、更なる発展を目指してまいる所存でございます。
① 生活関連事業においては、ファッション雑貨部門の輸入アパレルのテコ入れ、フィッシンググッズ部門のアメリカ市場の開拓、テキスタイル部門の開発力向上と生地から縫製までの製品パッケージ販売の拡大、アパレル部門の安定した生産背景の構築、キャラクター部門のシーズン性を問わない通年商品の開拓、ブランディング部門の不採算ブランドのスクラップアンドビルドによる早期の収益改善とネット販売・webショッピングの拡充などを各分野における課題とし、この対策に積極的に取り組んでまいります。
② 産業関連事業においては、機械部門ではジェネリック医薬品製造メーカー向け製造機械とインド向けタグボート等の船舶ビジネスの拡大、産業資材部門では形になりつつある直流給電システムの販売、食品部門では海外の食品加工工場から現地での食品販売、化学品部門では動物用医薬品の輸出とトルコ向け医薬品の輸出を新たに取り組んでおります。
③ 医薬事業においては、新規医薬品の創出とともに既存医薬品の新たな可能性の追求、世界の医療ニーズと健康に応えるよう努めてまいります。医療用医薬品部門では、グローバル化に対応し日本国内に加え欧米での研究開発や販売拠点の充実に努めております。「ペマフィブラート(開発コード:K-877) 」は、興和が自社創製した世界で初めての高活性かつ高選択なPPARαモジュレーター(SPPARMα,スパームアルファ:Selective Peroxisome Proliferator-Activated Receptor Modulator α)として脂質異常症患者を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験において、強いTG低下作用とHDL-コレステロール増加作用及び肝逸脱酵素を低下させることが確認されており、高脂血症を適応として2015年10月19日に製造販売承認申請を行いました。さらに、ペマフィブラートは、グローバル戦略品として位置づけ、心血管疾患発症・再予防を目的とした、世界30ヶ国、600以上の施設から約1万人の患者様の参加を予定した第Ⅲ相臨床試験「PROMINENT試験」(Pemafibrate to Reduce cardiovascular OutcoMes by reducing triglycerides IN diabetic patiENTs)を、2017年に開始する予定をしております。緑内障・高眼圧症治療薬「グラナテック点眼薬」は、2015年12月より投薬期間上限が解除となりました。高コレステロール血症治療剤「リバロ錠」、「リバロOD錠」は、家族性高コレステロール血症における小児用法を追加する一部変更承認を、脂質異常症治療薬として日本国内で初めて2015年6月26日に取得しました。2型糖尿病治療剤「スイニー錠」は、2015年12月21日に効能・効果を「2型糖尿病」とした一部変更承認を取得し、すべての経口血糖降下薬及びインスリン製剤との併用療法が可能となりました。また、2型糖尿病治療剤「デベルザ錠」も、2015年6月より投薬期間上限が解除となりました。スイニー錠及びデベルザ錠ともに引き続き販売強化を行ってまいります。OTC医薬品・ヘルスケア部門では、バンテリンコーワEX、ウナコーワクールパンチ、コルゲンコーワ鎮痛解熱LXα、ウイルス当番、ヒートチャージャー他を発売いたしました。海外においても、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、米国、トルコ等、グローバル展開を強化するため品目追加を準備中です。
④ 環境・省エネ事業においては、植物工場野菜の栽培・販売を行うアグリ事業は、小牧植物工場の整備・拡張を進め栽培量を増加させるとともに、ドラッグストアを中心とした顧客への販売拡大を図っております。
⑤ 不動産事業においては、不動産販売分野において、戸建住宅販売分野において、販売不振、用地確保の困難さに直面しており、業態の転換を検討いたします。
⑥ 百貨店事業においては、収益力の強化、ローコスト経営の実践、安定した財務体質の確立、企業価値の向上を重点課題とし、この達成に向けた取り組みを強化してまいります。
⑦ ホテル事業においては、訪日外国人宿泊の受注拡大と販売体制の強化を図り販路拡大に努めます。また、適正で効率的な人員配置により人件費の抑制に努め、不採算部門の収益性の改善に努めます。