当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や金融緩和政策を受けて企業収益が緩やかに拡大したほか、円安を背景とした訪日外国人の増加によるインバウンド消費の伸張が続いていることでサービス・小売業を中心に経済効果が見込まれており、雇用情勢や所得環境の改善もあり回復基調で推移しました。しかしながら、円安による物価上昇の影響で個人消費の持ち直しの動きに遅れが見られるほか、中国経済の景気減速と国際情勢不安に起因した世界経済の下振れ、深刻化する原油安による世界的なデフレに対する懸念から景気の先行きには力強さを欠く要素が点在している状況にあります。
当社グループの主力販売商品であるカーケア関連商品の販売先であるサービスステーション(略称:SS)業界においては、燃料油価格の店頭表示価格が7ヶ月連続で値下がりを続け、ユーザーのSSへの来店頻度は回復しつつあります。しかしながらエルニーニョ現象による暖冬少雪が当第3四半期末以降も継続し、当社の業績に影響が出ました。スノーブレード及びスノータイヤの主力冬季商材が初期納入以来のリピート発注が極めて少なく、ケミカル類の解氷剤やクーラントに加え暖冬の影響からバッテリーの性能低下が進まず売上高に影響を及ぼしました。一方、2015ムラキプロジェクトは2013年の車検告知ツール、2014年の「M-WING」及び今年度の快適ウエイティングルーム提案の売上総額は79百万円を超える売上実績を創出し、潜在的需要度も高く今後の伸張が見込まれます。加えて北海道における資本提携を伴う他社とのビジネスマッチングにより更なる市場の拡大を見据えた戦略的施策も着実に進行しております。これにより北海道全域を従来の全国ネットに加添することで更なる優位性をもたらし事業領域の拡大に繋がるものと確信しております。
これらの状況を受け前年実績20万本のワイパーブレードの特別強化販売キャンペーンを今年も実施いたします。全社目標33万本の目標を掲げ、大型商材を中心とした決算セールと共に当期の収益確保に向け全社戦略として展開してまいります。
2016/02/10 11:57