有価証券報告書-第55期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社の経営理念である「ウェッズの永遠のテーマ、それはCHALLENGEです。私達は人と車の未来に向けて、常に新しく価値ある商品を創造し社会に貢献します。」を念頭に置き、「私達は、お客様最優先の営業方針と会社・株主・社員三位一体の取り組みにより、会社の繁栄と安定を追求して、株主利益の向上と社員のライフプラン充実に努めます。」を経営方針としております。
当社は、1969年に我国で初めてホイールを市販市場へ商品投入したいわばカスタム・ホイールの草分けでもありますが、かかる基本方針の下に「顧客と株主の皆様から信頼を戴き、社員が豊かさや夢を追求する会社」、そして「カー用品卸売業界で存在感のある会社」になることを経営目標に掲げて努力をいたします。
(2)中長期的な会社の経営戦略等
当社グループにおける、主な各社の中長期経営戦略は次のとおりです。
[Ⅰ]㈱ウェッズの中長期戦略
①ウェッズ・ブランド構築
高中級アルミホイールの販売戦略においては、商品ブランドイメージと企業認知度の両輪を高める事が重要であり、足下は、新型コロナウィルス感染症による自粛等の制約があるものの春季キャンペーンやモータースポーツ活動(スーパーGT500レース参戦)、各ジャンル毎で付加価値商品の開発による幅広いブランド力の構築を進めております。また、当社グループはウェッズとスーパースターの2ブランドで市場シェアーを高めるよう取り組んで参ります。
②ウェッズ・ルネッサンス活動
当社は、営業の会社として(ア)社員が明るく元気でよく働き、お客様最優先の営業方針が行き届く会社、(イ)自動車用品アフターマーケットにおいて売上高・利益が業界ダントツの会社を目指しております。鍵は社員のモチベーションアップであり、ウェッズ・ルネッサンス活動により会社活性化と営業力強化対策を推進しています。
③ウェッズ営業力強化及びシステム構築
当社は、コア事業(ホイール・用品の卸売業)の拡大を目指しており、営業力強化として更なる革新性・創造性・柔軟性・整合性が持てる企業風土への変革を目指しています。また基幹システムは稼働して12年が経過し、営業所内務者の業務効率化をサポートするためシステム改善を進めております。将来は、営業力とシステム力の強化により更に効率の良い体制を目指して参ります。
[Ⅱ]㈱バーデンの中長期戦略
①自動車用品小売事業の収益力改善
㈱バーデンは、バーデン安城店・ジェームス浜松天王店・ジェームス浜松市志都呂店・ジェームスサンストリート浜北店の4店舗を有し、自動車用品小売店として地域の皆様にご支持いただいております。しかしながら、カーメーカーの顧客囲い込み、商品の購入ルートの変化などにより競争が激化し、足下では新型コロナウィルス感染症の影響により来店者数が減少する等、自動車用品小売市場の中で、実店舗では収益力が減少傾向にあります。そのため、各店舗に於いて収益率の高いメンテナンスやサービス売上をより一層強化すると共に、今後益々増えてくるネット販売にも魅力ある商品を掲出し、今迄以上に収益力を強化して参ります。
②福祉事業の採算性の改善と入居の促進
㈱バーデンは、2005年度に高齢者複合福祉事業を開始いたしました。当初は入居や利用状況も順調に推移しましたが、その後、近隣で低価格帯の福祉施設が増えていく中で、次第に入居率が低下し、さらには法改正による介護保険収入の減少もあり、赤字経営が続く状況になりました。そこで「採算性の改善と入居の促進」をテーマに改革を行ない、現在黒字転換目前まで進んでおります。しかしながら、介護業界全体での大きな問題である慢性的な介護職員の不足、さらに直近では新型コロナウイルス感染症防止のために、一部の入居受入れを制限している状況です。感染症終息以降は、効率の良い人員配置と外部事業所との連携を強化し、安定した体制を確保することでサービスの質と施設稼働率を上げて参ります。
[Ⅲ]㈱スーパースターの中長期戦略
①高級品アルミホイール生産基盤の強化
㈱スーパースターは高級品の2ピース、3ピースホイールの販売事業を営む㈱ウェッズ100%出資の子会社です。2006年4月の営業開始から14年間が経過したものの、高級品市場の低迷により収益力が低下しており販売基盤の強化に取り組んでおりましたが、現在は㈱ウェッズがスーパースターオリジナル商品の総販売代理店となり販売部門を㈱ウェッズと統合いたしました。㈱スーパースターは製造に特化することにより経営効率を高めることといたしました。今後は品質管理・生産管理の徹底、仕掛品在庫の圧縮、環境安全対策の推進等に取り組んでおり、社員のモチベーションアップにより課題を推進して参ります。
[Ⅳ]㈱ロジックスの中長期戦略
①物流事業の競争力強化及び物流基盤構築
㈱ロジックスは、中部エリアの愛知県を起点に北海道、東北、関東、中部、山陽、九州の各エリアに8箇所の物流拠点を配置し、商品管理力強化と経営目標達成に向けた取り組みを推進してきましたが、昨今トラックドライバーの高齢化・不足などによる輸送サービス低下(輸送不可・配送日数の長期化)が大きな課題となってきました。当社はこの課題に対応し、さらに効率的・最適な輸送・保管を実現するために、物流再構築を進めており、当年度は関西と新潟に2拠点を開設し物流網を整備いたしました。今後も競争力の要である商品のより迅速・確実・安全な配送を実現すべく、生産拠点から顧客までスルーで管理した最適物流システムを構築・進化させて参ります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、目標とする経営指標を連結経常利益率に絞って、5%以上を維持、継続することを目標として、引き続きチャレンジして参りたいと存じます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、自動車用品アフターマーケットの成熟化や競争激化等に対応すべく体制強化に取り組んでおりますが、当社及び連結子会社が対処すべき課題は次のとおりです。
①自動車関連卸売事業における高中級アルミホイール商品開発力の強化
当社の高中級アルミホイールは、“クレンツェ”を筆頭に数多くのロングヒットを生んできましたが、近年はマーケットの縮小成熟化による影響で商品戦略の見直しが必要となりました。クレンツェ、マーベリック、ウェッズスポーツ、レオニスの各ブランド商品が市場で安定的な評価を得てきましたが、新たにコスト・パフォーマンスに富む商品開発として新ブランドのノバリスを立上げました。今後も更に高中級品に経営資源を戦略的に投入して市場を牽引して参ります。
②自動車関連卸売事業における営業力強化及びシステム構築
当社は、今後の競争に勝ち抜くための決め手は営業力とシステム力と考えております。営業力は伝統的な強みを持っていますが、更にお客様とのコミュニケーションを深め信頼を得ていきます。基幹システムは稼働して12年が経過し利便性の向上を目指し日々改良を進めています。また当年度に開発完了しましたWEB受注システムにおいては、利用頻度を上げていただくためのフェーズに移行しています。内務者の業務効率向上の為に開示商品群を追加し利用率を高める対策を進めて、営業力とシステム力の強化により更に効率のよい体制を目指して参ります。
③自動車関連卸売事業における商品管理の強化
当社主力商品のアルミホイールは、流行や嗜好性が高く販売競争や季節変動等により過剰在庫が生まれやすい問題点を抱えていましたが、数年来商品管理の在り方を見直し、方針管理の徹底に取り組み過剰在庫の一掃を進めておりました。しかし当年度の販売が減少する中、在庫予算数値が未達となり再度課題が出てきました。
商品管理強化策として更に商品アイテム、サイズアイテムの見直し、発注ロットの最小化の交渉を進め今後も、降雪状況に左右されない販売・生産・適正在庫を目指しますが、特に来年度は足下の新型コロナウィルス感染症による需要への影響を注意深く見極め、取り組んで参ります。
④自動車関連卸売事業における高級アルミホイール製造販売の拡充
連結子会社㈱スーパースターは、当社グループの自動車関連卸売事業における高級アルミホイールの商品供給力強化のために、製造に特化し生産効率の改善に努めて参ります。
⑤自動車関連小売事業の収益改善
連結子会社㈱バーデンは、自動車用品小売事業を戦略部門に掲げておりますが、昨今の市場低迷の中、お客様のカーライフとより密接につながりのあるメンテナンスサービスやタイヤ・オイル等の消耗品の販売強化、提案力とサービスの質の向上により、店舗の収益性を高めることを追求し、また新型コロナウィルス感染症による店舗販売への影響も考慮し、ネット販売をより強化し対応して参ります。
⑥福祉事業の収益改善
連結子会社㈱バーデンにて、2005年に開業した複合福祉施設“グレイシャスビラ安城”は、2010年1月には、隣接地への増築も完成し、年々入居の増加と効率化の改善を進めてきましたが、近年の介護職不足により、新規入居の受け入れが減少し、2019年3月期の業績は悪化しました。そこで、従来の運営方法を見直し、入居者にはより住みやすい環境を、職員にはより効率的な環境を提供するために、居室と人員配置の適切化を実施いたしました。それにより、さらなるサービスの向上と施設の稼働率を上げて収益改善に取り組んで参ります。
また、新型コロナウイルス感染症をはじめとした各種感染防止対策にも最大限の注意を払いながら取り組みを進めて参ります。
⑦輸出売上高の確保
当社は、国内市場の成熟化が進んでおり、現在の輸出先は、北米・東南アジア向けを中心に限定的な販路・金額にとどまっています。2016年4月より海外営業室を立上げ、よりグローバル化を推進して参りましたが、今後は、中期展望に沿って人員体制の再構築を進めて、営業活動改善、商品開発強化など、更なる輸出の拡大に努め、輸出売上高を確保して世界市場への拡販を目指して参ります。
⑧物流事業の倉庫運用、輸配送の効率化と拠点網再構築
連結子会社㈱ロジックスは、日本国内8箇所の自社運営倉庫及び9箇所の外注倉庫を管理・運営し、当社商品や自動車用部品などをお客様に的確にお届けすべく、物流の運用・改善活動に取り組んでおります。しかしながら、近年少子高齢化に伴う労働力減少などの影響で、トラックドライバー不足による路線便の減便、庫内作業者などの人員不足が課題となっています。この環境変化に対応すべく、当社商品の日本国内の物流拠点や輸送の再構築、更に海外生産国からのグローバル物流の研究を進め、物流の整流化・効率化を目指して参ります。また、来年度に開設する愛知県の自社倉庫により東海地区を軸とした物流基盤の強化と低コスト・高品質・フレキシブルな物流サービスの向上を図って参ります。
(1)経営方針
当社の経営理念である「ウェッズの永遠のテーマ、それはCHALLENGEです。私達は人と車の未来に向けて、常に新しく価値ある商品を創造し社会に貢献します。」を念頭に置き、「私達は、お客様最優先の営業方針と会社・株主・社員三位一体の取り組みにより、会社の繁栄と安定を追求して、株主利益の向上と社員のライフプラン充実に努めます。」を経営方針としております。
当社は、1969年に我国で初めてホイールを市販市場へ商品投入したいわばカスタム・ホイールの草分けでもありますが、かかる基本方針の下に「顧客と株主の皆様から信頼を戴き、社員が豊かさや夢を追求する会社」、そして「カー用品卸売業界で存在感のある会社」になることを経営目標に掲げて努力をいたします。
(2)中長期的な会社の経営戦略等
当社グループにおける、主な各社の中長期経営戦略は次のとおりです。
[Ⅰ]㈱ウェッズの中長期戦略
①ウェッズ・ブランド構築
高中級アルミホイールの販売戦略においては、商品ブランドイメージと企業認知度の両輪を高める事が重要であり、足下は、新型コロナウィルス感染症による自粛等の制約があるものの春季キャンペーンやモータースポーツ活動(スーパーGT500レース参戦)、各ジャンル毎で付加価値商品の開発による幅広いブランド力の構築を進めております。また、当社グループはウェッズとスーパースターの2ブランドで市場シェアーを高めるよう取り組んで参ります。
②ウェッズ・ルネッサンス活動
当社は、営業の会社として(ア)社員が明るく元気でよく働き、お客様最優先の営業方針が行き届く会社、(イ)自動車用品アフターマーケットにおいて売上高・利益が業界ダントツの会社を目指しております。鍵は社員のモチベーションアップであり、ウェッズ・ルネッサンス活動により会社活性化と営業力強化対策を推進しています。
③ウェッズ営業力強化及びシステム構築
当社は、コア事業(ホイール・用品の卸売業)の拡大を目指しており、営業力強化として更なる革新性・創造性・柔軟性・整合性が持てる企業風土への変革を目指しています。また基幹システムは稼働して12年が経過し、営業所内務者の業務効率化をサポートするためシステム改善を進めております。将来は、営業力とシステム力の強化により更に効率の良い体制を目指して参ります。
[Ⅱ]㈱バーデンの中長期戦略
①自動車用品小売事業の収益力改善
㈱バーデンは、バーデン安城店・ジェームス浜松天王店・ジェームス浜松市志都呂店・ジェームスサンストリート浜北店の4店舗を有し、自動車用品小売店として地域の皆様にご支持いただいております。しかしながら、カーメーカーの顧客囲い込み、商品の購入ルートの変化などにより競争が激化し、足下では新型コロナウィルス感染症の影響により来店者数が減少する等、自動車用品小売市場の中で、実店舗では収益力が減少傾向にあります。そのため、各店舗に於いて収益率の高いメンテナンスやサービス売上をより一層強化すると共に、今後益々増えてくるネット販売にも魅力ある商品を掲出し、今迄以上に収益力を強化して参ります。
②福祉事業の採算性の改善と入居の促進
㈱バーデンは、2005年度に高齢者複合福祉事業を開始いたしました。当初は入居や利用状況も順調に推移しましたが、その後、近隣で低価格帯の福祉施設が増えていく中で、次第に入居率が低下し、さらには法改正による介護保険収入の減少もあり、赤字経営が続く状況になりました。そこで「採算性の改善と入居の促進」をテーマに改革を行ない、現在黒字転換目前まで進んでおります。しかしながら、介護業界全体での大きな問題である慢性的な介護職員の不足、さらに直近では新型コロナウイルス感染症防止のために、一部の入居受入れを制限している状況です。感染症終息以降は、効率の良い人員配置と外部事業所との連携を強化し、安定した体制を確保することでサービスの質と施設稼働率を上げて参ります。
[Ⅲ]㈱スーパースターの中長期戦略
①高級品アルミホイール生産基盤の強化
㈱スーパースターは高級品の2ピース、3ピースホイールの販売事業を営む㈱ウェッズ100%出資の子会社です。2006年4月の営業開始から14年間が経過したものの、高級品市場の低迷により収益力が低下しており販売基盤の強化に取り組んでおりましたが、現在は㈱ウェッズがスーパースターオリジナル商品の総販売代理店となり販売部門を㈱ウェッズと統合いたしました。㈱スーパースターは製造に特化することにより経営効率を高めることといたしました。今後は品質管理・生産管理の徹底、仕掛品在庫の圧縮、環境安全対策の推進等に取り組んでおり、社員のモチベーションアップにより課題を推進して参ります。
[Ⅳ]㈱ロジックスの中長期戦略
①物流事業の競争力強化及び物流基盤構築
㈱ロジックスは、中部エリアの愛知県を起点に北海道、東北、関東、中部、山陽、九州の各エリアに8箇所の物流拠点を配置し、商品管理力強化と経営目標達成に向けた取り組みを推進してきましたが、昨今トラックドライバーの高齢化・不足などによる輸送サービス低下(輸送不可・配送日数の長期化)が大きな課題となってきました。当社はこの課題に対応し、さらに効率的・最適な輸送・保管を実現するために、物流再構築を進めており、当年度は関西と新潟に2拠点を開設し物流網を整備いたしました。今後も競争力の要である商品のより迅速・確実・安全な配送を実現すべく、生産拠点から顧客までスルーで管理した最適物流システムを構築・進化させて参ります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、目標とする経営指標を連結経常利益率に絞って、5%以上を維持、継続することを目標として、引き続きチャレンジして参りたいと存じます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、自動車用品アフターマーケットの成熟化や競争激化等に対応すべく体制強化に取り組んでおりますが、当社及び連結子会社が対処すべき課題は次のとおりです。
①自動車関連卸売事業における高中級アルミホイール商品開発力の強化
当社の高中級アルミホイールは、“クレンツェ”を筆頭に数多くのロングヒットを生んできましたが、近年はマーケットの縮小成熟化による影響で商品戦略の見直しが必要となりました。クレンツェ、マーベリック、ウェッズスポーツ、レオニスの各ブランド商品が市場で安定的な評価を得てきましたが、新たにコスト・パフォーマンスに富む商品開発として新ブランドのノバリスを立上げました。今後も更に高中級品に経営資源を戦略的に投入して市場を牽引して参ります。
②自動車関連卸売事業における営業力強化及びシステム構築
当社は、今後の競争に勝ち抜くための決め手は営業力とシステム力と考えております。営業力は伝統的な強みを持っていますが、更にお客様とのコミュニケーションを深め信頼を得ていきます。基幹システムは稼働して12年が経過し利便性の向上を目指し日々改良を進めています。また当年度に開発完了しましたWEB受注システムにおいては、利用頻度を上げていただくためのフェーズに移行しています。内務者の業務効率向上の為に開示商品群を追加し利用率を高める対策を進めて、営業力とシステム力の強化により更に効率のよい体制を目指して参ります。
③自動車関連卸売事業における商品管理の強化
当社主力商品のアルミホイールは、流行や嗜好性が高く販売競争や季節変動等により過剰在庫が生まれやすい問題点を抱えていましたが、数年来商品管理の在り方を見直し、方針管理の徹底に取り組み過剰在庫の一掃を進めておりました。しかし当年度の販売が減少する中、在庫予算数値が未達となり再度課題が出てきました。
商品管理強化策として更に商品アイテム、サイズアイテムの見直し、発注ロットの最小化の交渉を進め今後も、降雪状況に左右されない販売・生産・適正在庫を目指しますが、特に来年度は足下の新型コロナウィルス感染症による需要への影響を注意深く見極め、取り組んで参ります。
④自動車関連卸売事業における高級アルミホイール製造販売の拡充
連結子会社㈱スーパースターは、当社グループの自動車関連卸売事業における高級アルミホイールの商品供給力強化のために、製造に特化し生産効率の改善に努めて参ります。
⑤自動車関連小売事業の収益改善
連結子会社㈱バーデンは、自動車用品小売事業を戦略部門に掲げておりますが、昨今の市場低迷の中、お客様のカーライフとより密接につながりのあるメンテナンスサービスやタイヤ・オイル等の消耗品の販売強化、提案力とサービスの質の向上により、店舗の収益性を高めることを追求し、また新型コロナウィルス感染症による店舗販売への影響も考慮し、ネット販売をより強化し対応して参ります。
⑥福祉事業の収益改善
連結子会社㈱バーデンにて、2005年に開業した複合福祉施設“グレイシャスビラ安城”は、2010年1月には、隣接地への増築も完成し、年々入居の増加と効率化の改善を進めてきましたが、近年の介護職不足により、新規入居の受け入れが減少し、2019年3月期の業績は悪化しました。そこで、従来の運営方法を見直し、入居者にはより住みやすい環境を、職員にはより効率的な環境を提供するために、居室と人員配置の適切化を実施いたしました。それにより、さらなるサービスの向上と施設の稼働率を上げて収益改善に取り組んで参ります。
また、新型コロナウイルス感染症をはじめとした各種感染防止対策にも最大限の注意を払いながら取り組みを進めて参ります。
⑦輸出売上高の確保
当社は、国内市場の成熟化が進んでおり、現在の輸出先は、北米・東南アジア向けを中心に限定的な販路・金額にとどまっています。2016年4月より海外営業室を立上げ、よりグローバル化を推進して参りましたが、今後は、中期展望に沿って人員体制の再構築を進めて、営業活動改善、商品開発強化など、更なる輸出の拡大に努め、輸出売上高を確保して世界市場への拡販を目指して参ります。
⑧物流事業の倉庫運用、輸配送の効率化と拠点網再構築
連結子会社㈱ロジックスは、日本国内8箇所の自社運営倉庫及び9箇所の外注倉庫を管理・運営し、当社商品や自動車用部品などをお客様に的確にお届けすべく、物流の運用・改善活動に取り組んでおります。しかしながら、近年少子高齢化に伴う労働力減少などの影響で、トラックドライバー不足による路線便の減便、庫内作業者などの人員不足が課題となっています。この環境変化に対応すべく、当社商品の日本国内の物流拠点や輸送の再構築、更に海外生産国からのグローバル物流の研究を進め、物流の整流化・効率化を目指して参ります。また、来年度に開設する愛知県の自社倉庫により東海地区を軸とした物流基盤の強化と低コスト・高品質・フレキシブルな物流サービスの向上を図って参ります。