四半期報告書-第38期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/14 14:30
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28項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
(売上高について)
当第3四半期連結累計期間の販売実績といたしましては、リズムディバイスにおきましてMRI(磁気共鳴画像)検査に対応した心臓ペースメーカが伸長したほか、自社製品を主に扱うEP/アブレーションにおきましても、心房細動のアブレーション治療の症例数の増加を背景として、オンリーワン製品をはじめとする心房細動治療の関連商品が引き続き伸長いたしました。また、外科関連におきましても、腹部用ステントグラフトの一層の普及が進んだほか、オンリーワン製品であるオープンステントグラフトも引き続き伸長いたしました。さらにインターベンションにおきましては、末梢用のバルーンカテーテルや心房中隔欠損閉鎖器具が堅調に推移いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、311億5千2百万円(前年同期比14.3%増)となりました。
品目別の販売状況は以下のとおりです。
<品目別売上高>(単位:百万円)
区分前第3四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日
至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年12月31日)
増減率
リズムディバイス4,9285,61113.9%
EP/アブレーション12,92815,08416.7%
外科関連7,3508,22111.9%
インターベンション2,0572,2348.6%
合計27,26431,15214.3%

※前連結会計年度末まで連結子会社でありましたJUNKEN MEDICAL株式会社が取り扱っていた血液浄化装置等は前連結会計年度まで「その他」の区分で集計しておりましたが、平成29年4月1日付で同社を当社が吸収合併したことにより、区分の見直しを行い、第1四半期連結会計期間より「外科関連」の区分で集計しております。これに伴い、比較可能性を確保する観点から、前第3四半期連結累計期間についても組み替えて記載しております。
※各品目区分に分類される主たる商品は以下のとおりです。
リズムディバイス心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、
CRT-D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)
EP/アブレーションEP(電気生理用)カテーテル、アブレーションカテーテル、心腔内除細動カテーテル、食道温モニタリングカテーテル、高周波心房中隔穿刺針
外科関連人工血管、オープンステントグラフト、ステントグラフト、人工心臓弁、人工弁輪、血液浄化関連商品
インターベンションバルーンカテーテル、ガイドワイヤー、貫通用カテーテル、心房中隔欠損閉鎖器具


①リズムディバイス
心臓ペースメーカにおきましては、条件付きMRI(磁気共鳴画像)検査対応ペースメーカ「KORA250(コーラ250)」の販売数量が増加いたしました。「KORA250」は世界最小クラスの本体サイズや長い電池寿命により高く評価されております。さらに、豊富なサイズバリエーションを有するMRI対応ペースメーカリード「VEGA(ベガ)」を昨年6月より発売し、対応症例が広がったことも心臓ペースメーカの販売に寄与いたしました。
ICD関連におきましては、小型であり長寿命を特長とする「PLATINIUM(プラティニウム)」シリーズにおいて、4極左心室ペーシングリードに適合し、ペーシング治療の選択肢を広げたCRT-D「PLATINIUM 4LV」を昨年7月より発売し拡販に努めているものの、競合他社が販売するMRI対応商品の影響により、前年同期に比べ販売数量が減少いたしました。
以上により、リズムディバイスの売上高は、56億1千1百万円(前年同期比13.9%増)となりました。
②EP/アブレーション
EPカテーテルにおきましては、心房細動のアブレーション治療の症例数が引き続き増加しており、当社のオンリーワン製品である心腔内除細動カテーテル「BeeAT(ビート)」を中心に販売数量が伸長いたしました。また、食道温モニタリングシステム「Esophastar(エソファスター)」につきましては、競合製品の影響により売上が微減となったものの、昨年12月には新モデルを本格導入したことから、市場シェア回復を図ってまいります。また、仕入商品であり国内では当社のみが販売している高周波心房中隔穿刺針「RFニードル」につきましても、症例数の増加に伴い、販売数量は前年同期に比べ増加いたしました。
アブレーションカテーテルにおきましては、競合他社が販売する冷凍アブレーション用バルーンカテーテルの普及などによる影響があり、前年同期に比べ売上高が減少いたしました。なお、当社におきましても同じくバルーンテクノロジーを用いた商品であり、内視鏡画像を確認しながら、レーザーにより精緻に治療することができる内視鏡アブレーションシステム「HeartLight(ハートライト)」の薬事承認を昨年7月に取得したことから、来期の上半期の上市に向けて準備を進めてまいります。
以上により、EP/アブレーションの売上高は、150億8千4百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
③外科関連
人工血管関連におきましては、当社のオンリーワン製品であるオープンステントグラフト「J-Graft FROZENIX(ジェイグラフト・フローゼニクス)」の医療現場への浸透が進んでおり、前年同期に比べ販売数量が増加いたしました。また、仕入商品であり大動脈疾患の経皮的な治療に用いるステントグラフトにつきましては、腹部領域の商品である、「AFXステントグラフトシステム」の販売数量が増加いたしました。なお、本年1月より、同商品の後継品となる「AFX2ステントグラフトシステム」を本格導入したことから、さらなる販売数量の増加に努めてまいります。
人工弁関連におきましては、心臓弁膜症治療においてTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)等の低侵襲な治療法の普及が進むなか、当社が扱う生体弁や人工弁輪の売上高は前年同期に比べ微増に留まりました。なお、当社におきましては、縫合が不要で手技時間の短縮が可能なことから、開胸手術の低侵襲化が期待できるスーチャレス生体弁「PERCEVAL(パーシバル)」の導入準備を進めており、早期の上市に向けて取り組んでまいります。
以上により、外科関連の売上高は、82億2千1百万円(前年同期比11.9%増)となりました。
④インターベンション
バルーンカテーテルにつきましては、冠動脈用のバルーンカテーテルが堅調に推移したほか、昨年6月より新たに販売を開始した下肢を対象とする末梢用のバルーンカテーテル「Mastuly(マストリー)」の販売数量が増加いたしました。
その他の品目におきましては、心房中隔欠損閉鎖器具「Figulla FlexⅡ(フィギュラ・フレックスⅡ)」が医療現場において高く評価されており、販売数量は前年同期に比べ増加いたしました。
さらに本年1月にインターベンション領域における主要デバイスである薬剤溶出型冠動脈ステントの新商品「Orsiro(オシロ)」の薬事承認を取得したことから、本年3月の販売開始に向けた準備を進め、早期の市場シェア獲得に努めてまいります。
以上により、インターベンションの売上高は、22億3千4百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
(損益について)
①営業利益
仕入商品及び自社製品ともに、収益性の高い品目の販売が伸長していることに加え、昨年4月1日付で連結子会社を吸収合併したことに伴う未実現利益の調整などにより、売上総利益率が前年同期に比べ3.7ポイント改善いたしました。販売費及び一般管理費におきましては、旅費交通費、開発費用及び支払手数料等が前年同期に比べ増加した一方で、広告宣伝費等の経費予算の執行が全般的に遅れていること等により、当第3四半期連結累計期間の営業利益は77億1千8百万円(前年同期比41.9%増)となりました。
②経常利益
受取利息及び為替差益等の営業外収益を2億1千3百万円、支払利息をはじめとする営業外費用を5千8百万円計上したことから、当第3四半期連結累計期間の経常利益は78億7千3百万円(前年同期比37.2%増)となりました。
③親会社株主に帰属する四半期純利益
子会社工場の移転に伴う固定資産売却益等の特別利益を1千7百万円計上した一方で、同工場の移転費用をはじめとする特別損失を1億8百万円計上したこと等により、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は53億6千7百万円(前年同期比40.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(連結貸借対照表に関する分析)
①資産
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産が前連結会計年度末に比べ4億2千1百万円減少し、286億3百万円となりました。これは主として、現金及び預金が30億7千7百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が8億8千7百万円、たな卸資産が16億9千9百万円増加したことによるものであります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ42億3千5百万円増加し、156億3千7百万円となりました。これは主として、有形固定資産が18億9千5百万円、投資その他の資産が22億7千3百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末から38億1千4百万円増加し、442億4千1百万円となりました。
②負債
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、流動負債が前連結会計年度末に比べ7千7百万円増加し、134億9千9百万円となりました。これは主として短期借入金が15億円増加した一方で、未払法人税等が11億7千3百万円減少したことによるものであります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ6億4百万円減少し、56億5千1百万円となりました。これは主として長期借入金の減少によるものであります。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末から5億2千6百万円減少し、191億5千万円となりました。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ43億4千万円増加し、250億9千1百万円となりました。これは主として剰余金の配当を11億1千6百万円実施したこと、及び、親会社株主に帰属する四半期純利益を53億6千7百万円計上したこと、並びに新株予約権を5千4百万円発行したことによるものであります。なお、役員報酬BIP信託の導入により、自己株式及び資本剰余金がそれぞれ2億5千2百万円増加しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、7億2千3百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見直し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度まで連結子会社でありましたJUNKEN MEDICAL株式会社を当社が吸収合併したことなどから、提出会社の従業員数は144名増加しております。
(7)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績を商品区分別に示すと次のとおりであり、著しい変動はありません。
(単位:百万円)
区分前第3四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日
至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年12月31日)
EP/アブレーションカテーテル類3,2773,428
外科関連1,0321,191
インターベンション422461
その他1824
合計4,7515,106

(注) 1 金額は製造原価によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 前連結会計年度末まで連結子会社でありましたJUNKEN MEDICAL株式会社が取り扱っていた血液浄化装置等は前連結会計年度まで「その他」の区分で集計しておりましたが、平成29年4月1日付で同社を当社が吸収合併したことにより、区分の見直しを行い、第1四半期連結会計期間より「外科関連」の区分で集計しております。これに伴い、比較可能性を確保する観点から、前第3四半期連結累計期間についても組み替えて記載しております。
②受注実績
当社グループの事業形態は、原則として受注残高が発生しないため、記載を省略しております。
③販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績を商品区分別に示すと次のとおりであり、著しい変動はありません。
(単位:百万円)
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成28年4月1日
至 平成28年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年12月31日)
リズムディバイス4,9285,611
EP/アブレーション12,92815,084
外科関連7,3508,221
インターベンション2,0572,234
合計27,26431,152

(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前連結会計年度末まで連結子会社でありましたJUNKEN MEDICAL株式会社が取り扱っていた血液浄化装置等は前連結会計年度まで「その他」の区分で集計しておりましたが、平成29年4月1日付で同社を当社が吸収合併したことにより、区分の見直しを行い、第1四半期連結会計期間より「外科関連」の区分で集計しております。これに伴い、比較可能性を確保する観点から、前第3四半期連結累計期間についても組み替えて記載しております。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動または前連結会計年度末において計画中であったものの著しい変更はありません。

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