半導体販売やデザインサービスで培ったシステム提案力・技術サポート力をベースとし、最終製品レベルでソリューション提案を行うソリューション事業においては、社会的な課題解決に沿うようなソリューションの開拓、展開を行っております。グループ会社である株式会社エクスプローラは、不安定な伝送路でも映像データを伝送できる秘匿性の高い4K対応 H.265/HEVCコーデックシステムを開発し、平成30年9月にオランダで開催された欧州最大の放送機器展「IBC 2018」に出展しました。多くの企業にご来場いただき、海外での製品展開の足掛かりを増やすことができました。また現在、世界的なプラスチックごみによる汚染の影響で使い捨てプラスチック製品の使用を制限する動きが拡がっています。当社は商品発送の際に使用されるプラスチック系緩衝材に替わる紙緩衝材活用による物流コスト低減を提案しており、平成30年9月に開催された国際物流総合展に出展し、多くのお客様から反響を得ることができました。そのほかに、保育施設向けに提供している乳幼児呼吸見守りシステムに加え、乳幼児の睡眠時の呼吸や体の向きを目視確認して記録する午睡チェックをサポートするアプリの提供を開始しました。さらに、介護施設や建設現場などでの腰痛を予防することで職場改善を支援するウェアラブルロボット「マッスルスーツ®」の提供も開始するなど、新たな事業開拓を促進しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高はほぼ想定通りに推移しましたが、前年同期から比べると228億4千1百万円(前年同期比8.0%減)と減少しました。これは、半導体事業において、通信インフラ向けの特定用途ICが低調に推移したこと、アナログ半導体メーカーであるリニアテクノロジー社との取引が平成30年1月に終了したことが主な要因であり、同事業の売上高は214億6千1百万円(前年同期比9.0%減)と減少しました。デザインサービス事業については、医療機器、通信機器向けが増加したことにより、同事業の売上高は12億4千6百万円(前年同期比12.9%増)となり、ソリューション事業については、保育施設向けの乳幼児呼吸見守りシステムや産業IoT市場向けのゲートウェイ製品の販売が堅調に推移したものの、医療機関向け停電対策システムが減少したことにより、同事業の売上高は1億3千3百万円(前年同期比3.6%減)となりました。
営業利益については、売上高が減少したことを受け4億7千2百万円(前年同期比31.7%減)となりました。
2018/11/09 12:02