①物販事業
コロナ禍やウクライナ情勢により厨房機器メーカーは部材調達難や原材料価格高騰により、当社グループ会社への納品遅延や値上げ要請が行われ、物販事業の業績に影響いたしました。その中で、店頭販売の株式会社テンポスバスターズは中古厨房の買取の増加と、早い段階から新品の確保に努めたこと、また価格優位性を保ちつつ店頭商品の値上げを実施することで業績を伸ばしました。一方、通信販売の株式会社テンポスドットコムは在庫を持たないため商品の確保に失敗し、また大手企業向けに直販営業を行うキッチンテクノ株式会社では、値上げ要請の対応に課題を残す結果となりました。その結果、株式会社テンポスバスターズが業績を牽引したことで、物販事業のセグメント売上高は52億76百万円(前年同期比1.6%増)、セグメント利益は6億15百万円(同17.1%増)と増収増益となりました。
飲食店は開店から5年後で約半数が閉店する入れ替わりの激しい業界です。当社グループは「飲食店の5年後の生存率を45%から90%にする」の理念のもと、飲食店が一番困っている集客支援をはじめ、水道光熱費の削減等を支援する「Dr.テンポス」に注力しており、飲食店の永続的発展という点でSDGsの考え方に沿った事業を進めております。また、地球環境保護の観点から見ても、当社のリサイクル事業はSDGsそのものであると考えております。SDGsの言葉が出る何年も前から年間1万件以上の買取を行ってまいりました。厨房機器の買取は他社も行っておりますが、食器や椅子・テーブルは当社が買取を行わない場合、多くが廃棄処分になっている現状です。当社グループは廃棄物になる物に命を与えている事業をしており、これこそ持続的な社会の発展といえます。再生現場の70歳、80歳の従業員は、物に命の息吹を与えていることに誇りを持って働いています。
2023/06/29 15:09