有価証券報告書-第12期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 16:02
【資料】
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【項目】
116項目

研究開発活動

当社グループにおきましては、製品の開発管理体制、評価体制を強化、整備して領域を絞り込んだ自社開発を行うとともに、他社からの導入開発および他社との共同開発に積極的に取り組んでおります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は10億67百万円であり、各セグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。
医薬品等製造事業
アルフレッサ ファーマ株式会社において、中枢神経系疾患を主要領域として研究開発を進めております。平成26年9月に「てんかん重積状態」の新規治療薬としてミダゾムラム注射剤「ミダフレッサ静注0.1%」の製造販売承認を取得し、同年12月に発売いたしております。また、平成24年4月より開始したサノフィ株式会社との抗てんかん薬「ビガバトリン(一般名)」の共同開発、平成26年1月より開始した睡眠障害治療剤「モディオダール錠(一般名:モダフィニル)」の追加適応症の開発が進行中であります。
診断薬分野においては、主として大腸がん検診等に使用する便潜血機器試薬システムや呼吸器感染症を主領域とした迅速診断キット(POCT)の開発を進めております。平成25年度に「プライムチェック®マイコプラズマ抗原(肺炎マイコプラズマ)」(6月)、「プライムチェック®Flu(インフルエンザ)」(9月)、「プライムチェック®HSV(単純ヘルペス)」(12月)および平成26年度に「プライムチェック®hMPV」(8月)を発売いたしております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は10億64百万円であります。